耳下腺

出典: meddic

parotid gland (KH,Z)
glandula parotis
顎下腺舌下腺唾液腺唾液大唾液腺


  • 図:N.21(顔面神経が貫通)

解剖

神経

関係する臓器、組織




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/14 23:57:21」(JST)

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和文文献

  • 耳下腺内顔面神経線維腫の1症例
  • 本多 伸光,澤井 尚樹,中村 光士郎
  • Facial nerve research 30, 176-178, 2011-12-20
  • NAID 10027668133
  • 顔面神経を経由して髄膜播種をきたした耳下腺癌の一例 : 症例報告と現在の当科の基本術式の紹介
  • 鈴木 淳,志賀 清人,鈴木 貴博,小林 俊光
  • Facial nerve research 30, 154-156, 2011-12-20
  • NAID 10027668057
  • 耳下腺癌切除後の顔面神経再建の現状 : 全国頭頸部癌治療施設アンケート調査結果
  • 古田 康,山本 有平,福田 諭
  • Facial nerve research 30, 106-107, 2011-12-20
  • NAID 10027667951

関連リンク

唾液腺(だえきせん、Salivary gland)は、動物の唾液を分泌する腺であり、導管は口腔 に開口している。大唾液腺と小唾液腺とに分類し ... 耳下腺は最大の唾液腺であり、 三角形を呈し外耳道の前下方にあり、下顎は下顎角に達する。後端は、胸鎖乳突筋 及び茎 ...
【耳下腺腫瘍】 耳下腺というのはよくおたふく風邪で膨れるツバを作る臓器です。そこの 腫瘍について一般的なことを書いておきます。片方だけがずっと腫れている、あるいは急 に腫れてきた場合を考えてです。後耳下腺にはオタフク風邪や(流行性耳下腺炎)唾石、 ...

関連画像

ドライマウスの検査耳下腺多形腺腫この図では、腺房から介在部が 図1(耳下腺)parotid2唾液腺 】


★リンクテーブル★
先読み唾液」「舌下腺
国試過去問095G009」「081C010
リンク元流行性耳下腺炎」「唾液腺」「大唾液腺」「副交感神経系」「耳介側頭神経
拡張検索耳下腺枝」「深耳下腺リンパ節
関連記事

唾液」

  [★]

saliva
消化液


  • 唾液の99.5%は水であり、残りの0.5%には重要な役割がある

組成

1. 水分:99%-99.5%
2. 電解質(Na+,K+,Cl-,HCO3-,etc)、分泌速度により濃度が異なる
 [K+],[HCO3-]	:	唾液 > 血漿
 [Na+],[Cl-]	:	血漿 < 血漿
 早い分泌の時、唾液中の[HCO3-]↑、[Na+]↑、[Cl-]↑。よりアルカリ性となる
3. 有機物
 ムチン:=ムコタンパク、潤滑作用
 リゾチーム:溶菌作用
 αアミラーゼ:プチアリン
 血液型物質:糖タンパクの一種
 舌リパーゼ:舌唾液腺より少量
 免疫グロブリン:IgA
 尿素
 カリクレイ:血管拡張作用

機能

1. 消化作用
 αアミラーゼにより、デンプンをマルトースに分解する
 舌リパーゼにより脂肪を加水分解する
2. 保護作用
 逆流した遺産、胆汁を薄める
 口腔内洗浄作用(虫歯予防、口臭予防)
 厚い食物を冷却する
3. 潤滑作用
4. リゾチーム, IgAによる生体防御作用

生成機構

1. 腺房細胞
 一次唾液の分泌
2. 導管系(介在部、線条部)
 Na+,Cl-の吸収
 HCO3-,K+の分泌

分泌調整機構

  • 副交感神経
  • 有機物少、粘度低の唾液を多量分泌
  • 交感神経
  • 有機物多、粘度高の唾液を少量分泌 ← 緊張すると口腔内が粘稠に感じられる
1.脳相(条件反射)
 食物の視覚、嗅覚、聴覚による刺激
2.口腔相(=味覚相)(無条件反射)
 食物による口腔や舌の刺激
3.胃腸相(無条件反射)
 食物による胃の刺激


臨床関連


舌下腺」

  [★]

sublingual gland (Z)
glandula sublingualis
唾液腺大唾液腺



支配


095G009」

  [★]

  • 36歳の男性。3日前から右の耳痛があり、昨日から耳閉塞感が出現した。今朝、洗面時に右顔面の麻痺に気付き、めまいも自覚したため来院した。麻痺は中等度である。耳下腺に腫瘤を触れず、鼓膜所見も正常である。右耳介の写真を以下に示す。
  • この疾患で正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ 095G008]←[国試_095]→[095G010

081C010」

  [★]

  • X線単純撮影で砂粒状石灰化像が認められる場合、悪性腫瘍が疑われるのはどれか?

流行性耳下腺炎」

  [★]

epidemic parotiditis
ムンプス mumpsおたふくかぜ
ムンプスウイルス

特徴

病原体

疫学

  • 幼稚園、保育所、小学校で流行
  • 晩秋-春
  • 5-10歳

潜伏期間

  • 18-21日

感染経路

  • 飛沫感染

症状

[show details]

合併症

YN.H-79改変 uptodate.1

経過

  • 耳下腺腫脹は両側性に一週間続く

検査

  • 確定診断:急性期と回復期のペア血清でHIが4倍以上

治療

  • なし

予防

免疫

  • 罹患すると終生免疫を獲得

妊娠との関連

  • 不明
  • 胎児の流産、死産、催奇形性、心疾患が示唆されている
  • ワクチンは打てない。

法令

学校感染症

  • 第二種学校感染症:耳下腺腫脹が消失するまで出席停止

感染症法

  • 五類感染症<定点>小児科定点(週)

参考

uptodate

  • 1. [charged] ムンプスの疫学、臨床症状、診断および管理 - uptodate [1]
  • 2. [charged] ムンプスウイルスワクチン - uptodate [2]

国試




唾液腺」

  [★]

salivary gland (PT), salivary glands
glandulae salivariae
口蓋腺唾液




  • 唾液を分泌する腺 (KL.595)
  • 分泌量は 800-1000 ml/day (KL.595)
  • 1. 小唾液腺 (KL.595)~
口腔粘膜下にある米粒ないし小豆大の小腺
口唇腺頬腺口蓋腺舌腺
口腔粘膜から離れており、分泌物は太い導管によって口腔に送られる~
耳下腺顎下腺舌下腺

神経支配

  • 交感神経 :T1-T3
  • 副交感神経:

分泌される唾液

分泌速度

low flow rate:低張
high flow rate:等張

支配神経

  • 交感神経 :高粘稠、蛋白質に富む
  • 副交感神経:低粘稠、蛋白質に乏しい

臨床

唾液腺の腫脹

  • 感染症
  • ウイルス性
  • ムンプスウイルスなど (→耳下腺)


大唾液腺」

  [★]

major salivary gland, major salivary glands (Z)
glandulae salivariae majores
三大唾液腺、大口腔腺 major glands of mouth
唾液腺唾液腺炎

形状

  • 分岐管状胞状腺

腺の構成 (2007年度後期生理学授業プリント)

  割合
漿液腺 粘液腺
耳下腺 1  
顎下腺 4 1
舌下腺 1 4


神経支配

器官 神経
耳下腺 舌咽神経
舌下腺 顔面神経
顎下腺


副交感神経系」

  [★]

parasympathetic nervous system (KL)
pars parasympathica
自律神経系交感神経系副交感神経
  • 脳幹:CN III, CN VII, CN IX, CN X
  • S2-S4

節後ニューロン



耳介側頭神経」

  [★]

auriculotemporal nerve (KH)
nervus auriculotemporalis
  • 図:N.116(CN V)

由来

支配

  • 側頭部の皮膚:(CN V3)
  • 耳下腺:(CN VIIIの副交感神経線維)

走行



耳下腺枝」

  [★]

parotid branch
rami parotidei


深耳下腺リンパ節」

  [★]

deep parotid lymph nodes


腺」

  [★]

gland
glandula
腺細胞分泌





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