結合型エストロゲン

出典: meddic

conjugated estrogen
複合エストロゲン、抱合エストロゲン
プレマリン Premarin
結合型ウマエストロゲン conjugated equine estrogenエストロゲン
  • 更年期障害や卵巣機能障害に用いられるエストロゲン製剤の一種



UpToDate Contents

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和文文献

  • PP-288 去勢抵抗性前立腺癌に対する結合型エストロゲン製剤(プレマリン) : パイロット試験(一般演題ポスター発表・討論,一般演題ポスター,第99回日本泌尿器科学会総会)
  • 浦上 慎司,米瀬 淳二,山本 真也,湯浅 健,吉川 慎一,矢野 晶大,久保 雄一,伊藤 将也,助川 玄,安田 庸輔,福井 巌
  • 日本泌尿器科學會雜誌 102(2), 451, 2011-03-20
  • NAID 110008612661
  • 閉経後女性における長期ホルモン補充療法および経口エストロゲン製剤より経皮エストロゲン製剤へ変更した際の各種動脈硬化指標と血清脂質に及ぼす効果に関する臨床的研究
  • 安藤 昌守,浜田 佳伸
  • Dokkyo journal of medical sciences 35(1), 37-45, 2008-03
  • … replacement therapy : HRT)や,経口エストロゲン剤から経皮剤への変更が動脈硬化指標と血清脂質に及ぼす影響について検討した.長期間のHRTを行なっている患者をその投与法により次の3群に分けた.結合型エストロゲン(conjugated equine estrogen : CEE) 0.625mg/日を含むHRT (平均7.0年間)を行なっているCEE 0.625mg群(n=21), CEE 0.3125mg/日を含むHRT (平均6.0年間)を行なっているCEE 0.3125mg群(n=13),およびHRTを受けていないnon-HRT群 (n=19)とした. …
  • NAID 110006966538

関連リンク

プレマリンとは?結合型エストロゲンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:病気別版) ... 概説 女性ホルモンの“卵胞ホルモン”を補うお薬です。おもに更年期障害の治療に用います。 作用 更年期障害 ...
者[エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進 するとの報告がある。] 4.動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又 はその既往歴のある患者[「その他の注意」の項参照]

関連画像

 (結合型エストロゲン)0.625mg 結合型エストロゲン, 1.25mg, 錠 結合型エストロゲン 1.25mg 錠成分 結合 型 エストロゲン  結合型エストロゲン 1.25mg 錠 結合型エストロゲン 0.3mg, 錠

添付文書

薬効分類名

  • 結合型エストロゲン製剤

販売名

プレマリン錠0.625mg

組成

1錠中:
有効成分

  • 結合型エストロゲン 0.625mg

添加物

  • 乳糖水和物、第三リン酸カルシウム、メチルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、白色セラック、マクロゴール20000、グリセリン脂肪酸エステル、無水硫酸カルシウム、白糖、結晶セルロース、酸化チタン、カルナウバロウ

禁忌

  • エストロゲン依存性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
  • 乳癌の既往歴のある患者
  • 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者、又はその既往歴のある患者[エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告がある。]
  • 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者[「その他の注意」の項参照]
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
  • 重篤な肝障害のある患者[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。]
  • 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
  • 未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があるため。]

効能または効果

  • 卵巣欠落症状
  • 卵巣機能不全症
  • 更年期障害
  • 腟炎(老人、小児および非特異性)
  • 機能性子宮出血
  • 結合型エストロゲンとして、通常成人1日0.625〜1.25mgを経口投与する。
    機能性子宮出血又は腟炎に対しては、1日0.625〜3.75mgを経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
  • 子宮内膜症のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
  • 子宮筋腫のある患者[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。]
  • 心疾患・腎疾患のある患者、又はその既往歴のある患者[エストロゲンの過量投与では体液貯留を来し、これらの疾患を悪化させるおそれがある。]
  • てんかんの患者[症状を悪化させることがある。]
  • 糖尿病患者[耐糖能を低下させるおそれがあるので十分管理を行いながら使用すること。]
  • 手術前4週以内又は長期臥床状態の患者[血液凝固能が亢進し、血管系の副作用の危険性が高くなるおそれがあるので、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。]
  • 思春期前の少女[「小児等への投与」の項参照]
  • 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者[症状を悪化させるおそれがある。]
  • 全身性エリテマトーデスの患者[症状を悪化させるおそれがある。]
  • 片頭痛の患者[症状を悪化させるおそれがある。前兆を伴う片頭痛は虚血性脳卒中を有するおそれがある。]

重大な副作用

血栓症(頻度不明)

  • 血栓症あるいは血栓塞栓症(四肢、肺、心、脳、網膜等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、下肢の疼痛・浮腫、突然の呼吸困難、息切れ、胸痛、中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢麻痺等)、急性視力障害等の初期症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

エストロゲン作用〉17)

腟スメアに対する作用

  • 本剤は、Allen-Doisy法によると、17β-estradiol硫酸塩の1/2.5(ラット:皮下)、1/1.5(ラット:経口)の活性を有し、マウスでは本剤の方が強い活性を示す。

子宮に対する作用

  • 子宮重量を100%増加させる本剤の活性は、17β-estradiol硫酸塩の1/5(ラット:皮下)、1/2.5(ラット:経口)、1/25(マウス:皮下)、4倍(マウス:経口)であり、経口投与時で高い活性を示す。

ゴナドトロピン抑制作用

  • 本剤は、17β-estradiol硫酸塩の1/6(ラット:経口)の活性を示す。


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • 結合型エストロゲン(Conjugated Estrogens)

性状

  • 本品は白色〜微黄褐色の粉末である。
    本品は水に溶けやすく、ジエチルエーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。


★リンクテーブル★
リンク元ホルモン補充療法」「更年期障害」「エストロゲン補充療法」「結合型ウマエストロゲン」「Premarin
関連記事エストロゲン」「結合」「エス」「

ホルモン補充療法」

  [★]

hormone replacement therapy, HRT
エストロゲン補充療法更年期障害

概念

  • 閉経や卵巣摘出後のエストロゲン欠乏を補う目的で外因性にエストロゲンとプロゲストーゲンを投与する療法のことで、子宮のある女性が対象となる(参考1)。 (⇔ エストロゲン補充療法 ERT)

薬剤

  • エストロゲン製剤
  • プロゲステロン製剤

エストロゲンの臨床的作用

参考1
  • 更年期症状緩和作用
  • 骨吸収抑制作用
  • 抗動脈硬化作用
  • 脂質代謝改善作用
  • 凝固・線溶亢進作用
  • 認知機能改善作用
  • 皮膚萎縮予防作用
  • 泌尿生殖器障害改善作用

適応

参考1

最もよい適応疾患

  • 更年期症状(顔面紅潮、発汗、睡眠障害および一部の精神神経症状)
  • 骨粗鬆症および骨量減少症
  • 泌尿生殖器系の障害

条件付きで適応となる疾患

  • 脂質代謝異常

現時点では適応とならない疾患

  • 動脈硬化性疾患
  • 皮膚の萎縮
  • アルツハイマー病

禁忌

参考1

  • 1) 絶対的禁忌
  • (1) 乳癌
  • (2) 原因不明の子宮出血
  • (3) 急性期の血栓性静脈炎,血栓症
  • (4) 重症肝機能障害
  • 2) 相対的禁忌
  • (1) 血栓性静脈炎の既往,静脈血栓症の既往
  • (2) 子宮内膜癌の既往
  • (3) 子宮筋腫の既往,子宮内膜症の既往
  • (4) 重症高血圧 → エストロゲンの水、電解質貯留作用に基づく。
  • (5) 糖尿病
  • 3) 注意して投与
  • (1) 胆石症
  • (2) 片頭痛
  • (3) 高度の肥満
  • (4) ヘビースモーカー

G9M.101

絶対禁忌

  • エストロゲン依存性の悪性腫瘍
  • 原因不明の不正性器出血 → 子宮内膜癌に対して投与することを防ぐ
  • 血栓性静脈炎、血栓炎
  • 重症肝機能障害 → 性ホルモンは肝臓で代謝されるため
  • 妊娠疑い
  • 冠動脈疾患、脳卒中既往

相対禁忌

  • 血栓症の既往
  • 子宮体癌の既往
  • 子宮筋腫の既往
  • 子宮内膜症の既往
  • 重症高血圧
  • 重症糖尿病
  • 卵巣癌の既往
  • 肥満
  • 高齢者

治療方法

G9M.101
  • 子宮を有する場合にはエストロゲンとプロゲステロンを併用する。
  • 周期的併用投与:閉経前、月経が不規則で機能性出血を繰り返す場合に適応。カウフマン療法と呼ばれる。
  • 持続併用投与:エストロゲンとプロゲステロンを持続的に同時投与すると、最初、破綻出血がみられるが、次第に子宮内膜が萎縮し、破綻出血がみられなくなる。

投与経路について

参考2
  • 経口結合型エストロゲン:CEEの投与量に依存して心筋梗塞や脳血管疾患のリスクが上昇する。また静脈血栓症、静脈塞栓症のリスクも上昇する
  • 経皮結合型エストロゲン:CEEの投与量を減らすことなく静脈血栓症、静脈塞栓症、胆嚢疾患、乳癌リスクを低減させうる。

参考

  • 1.
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5607-158.pdf
  • 2. HRT - 日産婦誌61巻7 号
http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6107-242.pdf


更年期障害」

  [★]

climacteric disturbance, climacteric disturbance disorder
更年期症候群 menopausal syndrome
閉経症候群

原因

  • 器質的要因、心理的要因
  • 閉経の2年前からエストロゲンの分泌低下、FSH・LHの分泌亢進

症状

  • 血管運動症状
  • のぼせ、熱感、発汗、寝汗、動悸、冷え性、肩凝り
  • 精神神経症状
  • 頭痛、めまい、不眠、記憶力減退、不安、抑うつ
  • 膣・尿道粘膜の萎縮
  • 性交障害、膣炎、膀胱炎、頻尿、尿失禁
  • 皮膚障害
  • 希薄化、乾燥、知覚障害、疼痛、しびれ

除外すべき疾患

  • 甲状腺機能低下症
  • 精神疾患:うつ病
  • 耳鼻科:メニエール病

検査

2. 自覚的評価法

治療

治療方針

  • a. ホルモン補充療法
  • b. ホルモン補充療法 + 漢方薬
  • c. 漢方薬:
  • d. 精神安定薬
  • e. 心理療法、カウンセリング、運動療法

1. 薬物療法

卵胞ホルモン:結合型エストロゲン17βエストラジオール(17β-E2)、エストリオール(E3)(萎縮性膣炎)
黄体ホルモン:酢酸メドロキシプロゲステロン(MPA)
絶対禁忌:エスロトゲン依存性悪性腫瘍(糸球体癌、乳癌)またその疑いのあるもの、重症肝機能障害、血栓疾患
相対禁忌:エスロトゲン依存性良性腫瘍(子宮筋腫、子宮内膜症、良性乳腺疾患)、下垂体腫瘍、高血圧、糖尿病、不正性器出血

2. 心理療法 カウンセリング

処方

  • 1. 子宮有り
  • 2. 子宮無し
  • 抗鬱症状に自律神経失調症状を伴う場合:SSRI, SNRI
  • 不安に自律神経失調症状を伴う場合
  • 漢方薬

予後

  • 通常1-2年程度継続
  • 長く続く場合でも4-5年

国試



エストロゲン補充療法」

  [★]

estrogen replacement therapy
ホルモン補充療法閉経後ホルモン補充療法エストロゲン補充エストロゲン

エストロゲン製剤

剤形 成分 商品名
経口剤 結合型エストロゲン プレマリン
エストリオール エストリール
ホーリン
貼付剤 17-βエストラジオール エストラダームTTS
エストラダームM、エストラーナ
フェミエスト
腟剤 エストリオール エストリール腟錠、ホーリン腟錠
注射剤 安息香酸エストラジオール オバホルモン
プロピオン酸エストラジオール オバホルモンデポー
吉草酸エストラジオール ポロギノンデポー、ベラニンデポー

禁忌

プレマリン錠0.625mg
(次の患者には投与しないこと)
  • 1. エストロゲン依存性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
  • 2. 乳癌の既往歴のある患者
  • 3. 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者、又はその既往歴のある患者[エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告がある。]
  • 4. 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者[「使用上の注意 その他の注意」の項参照]
  • 5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 6. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[「使用上の注意 妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
  • 7. 重篤な肝障害のある患者[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。]
  • 8. 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]

参考

  • 1. プレマリン錠0.625mg

[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2479004F1033_3_01/2479004F1033_3_01?view=body

  • 2.
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5607-158.pdf




結合型ウマエストロゲン」

  [★]

conjugated equine estrogen
結合型エストロゲンプレマリン


Premarin」

  [★] プレマリン結合型エストロゲン


エストロゲン」

  [★]

estrogen ES, estrogens, E2?
ethinyl estradiolエストロゲン補充療法月経周期

分類

性状

  • ステロイド

産生組織

  • 卵巣の顆粒膜細胞
  • 月経周期の1-14日の間に卵胞が発育していくが、この間FSHは月経周期の初期にピークをつけたあとLHの増加と裏腹に減少していく。そして顆粒膜細胞からはエストロゲン(エストラジオール17β)の放出が徐々に高まってくる。(NGY.27,月経周期)

標的組織

  • 乳腺、子宮(頚管、内膜、平滑筋)、膣粘膜

受容体

作用

G9M.9 参考2
  • 卵胞の発育期:エストロゲンはLH, FSHの分泌にたいしnegative feedback作用を及ぼす
  • 排卵期の高濃度で急増加する時期:positive feedback作用を及ぼす
  • 生殖器以外に対する作用
  • 肝臓   :LDL受容体増加
  • 血管・血液:血管拡張作用、凝固能亢進(経口避妊薬による血栓症につながる)、血管保護作用(LDLコレステロール低下、HDLコレステロール増加)
  • 骨    :骨量の維持、コラーゲンの合成促進
  • (1)副甲状腺ホルモンの骨に対する感受性を抑制  (カルシトニンと協同作用)
  • (2)腎近位尿細管での活性化ビタミンDの合成促進  (ビタミンDと協同作用)
  • (3)腸管からのカルシウム吸収の促進  (ビタミンDと協同作用)
  • (4)破骨細胞、骨芽細胞に直接作用し、骨吸収を抑制  (詳しくは参考2)
  • 皮膚   :皮脂腺の分泌抑制、コラーゲンの合成促進
  • その他

G9M.8

  エストロゲン プロゲステロン
乳房 思春期 乳管の発育
非妊娠時 乳腺の発育
妊娠時 乳管上皮の増殖 乳腺腺房の増殖
乳汁分泌抑制 乳汁分泌抑制
子宮 非妊娠時 子宮内膜の増殖・肥厚 子宮内膜の分泌期様変化
頚管粘液 頚管粘液
 分泌亢進  分泌低下
 粘稠度低下  粘稠度上昇
 牽糸性上昇  牽糸性低下
妊娠時 子宮筋の発育・増大 子宮内膜の脱落膜様変化
頚管熟化 子宮筋の収縮抑制
  子宮筋層内の毛細血管の増加
卵巣 排卵抑制
膣粘膜の角化・肥厚 膣粘膜の菲薄化
その他 LDLコレステロールの低下 基礎体温の上昇
基礎体温の低下  
骨量維持  

分泌の調整

  • ネガティブフィードバック:エストロゲンは間脳下垂体系(視床下部・下垂体)に対して抑制的に作用。
  • ポジティブフィードバック:エストロゲンがあるレベル以上となると、ポジティブフィードバックにより間脳下垂体系(視床下部・下垂体)に対して促進的に作用する。エストロゲンのピークはLHサージの1-2日前?である。

「二細胞説 two-cell theory」

  • LH刺激により莢膜細胞は主にアンドロゲンを合成し、このアンドロゲンは一部卵巣静脈に流出するが、残りは基底膜を通り卵胞内に流入する。グラーフ卵胞内の顆粒膜細胞は高い芳香化活性を持ち、莢膜細胞由来のアンドロゲンからエストロゲンを合成する。このため卵胞には多量のエストロゲンが含まれる。この芳香化酵素の活性はFSHにより刺激される。卵胞には血中の1000倍ものエストロゲンが含まれ、このエストロゲンは局所的に作用して卵胞の発育を促進する。(NGY.27)

生合成

臨床関連

  • 女性新生児の性器出血:生後4-8日から性器出血が一週間持続。胎生期中に移行した胎盤ホルモン(エストロゲンの減少)の消失による。
  • 老人性膣炎:エストロゲンの消失により膣上皮が萎縮し、粘膜下出血を来す。

性周期・月経との関連

  • 卵胞期:漸増。排卵期に先立ってピーク
  • 排卵期以降漸減
  • 黄体期:漸減後、再び増加して高値で経過。プロゲステロンと並行して月経期に向かって漸減   ←  月経一週間前あたりがピーク。

LAB.724

  エストロゲン プロゲステロン
エストロン エストラジオール エストリオール  
(pg/ml) (pg/ml) (pg/ml) (ng/ml)
女性 卵胞期 10~60 10~150 0~20 0.5~1.5
排卵期 25~100 50~380 5~40 1.5~6.8
黄体期 25~80 30~300 5~40 5.0~28.0
更年期 20~80 10~50 0~20 0.3~0.4
男性 30~60 10~60 0~15 0.2~0.4

添付文書

  • プレマリン錠0.625mg
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2479004F1033_3_01/2479004F1033_3_01?view=body

参考

  • 1. [charged] Molecular biology and physiology of estrogen action - uptodate [1]
  • 2. 〔閉経シリーズ〕 閉経と骨代謝の変化および管理 - 日産婦誌52巻10号
http://www.jsog.or.jp/PDF/52/5210-355.pdf






結合」

  [★]

bindingbondlinkageconnectionconjugationconjunctionunionbonding、engagement,
bindassociateconjugatecombineconnectcoupleengagejoindockligateconjoin
会合関係関与関連協同共役組み合わせ結合性結紮結線従事接合接合体同僚ドッキングバインディング複合物付随併用抱合抱合体結びつける約束癒合癒着連関連結連合連鎖連接、連絡、団結組合参加接続一対合併組み合わせるカップル組合せ


エス」

  [★]

id
Es
イド
リビドー


  • フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(Georg・Groddeck)の『エスとの対話』("Gesellschaft")などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。(なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド(ラテン語)と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。)自我参照。(wikipedia jaより)

参考



型」

  [★]

機序形式形成形態種類パターンパターン形成品種編成方法モード様式タイプ標本タイプフォーム成立形づくる
原型




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