- 英
- environment、milieu、circumstance、ecology、environmental、ambient
- 関
- 環境性、環境的、周囲、状況、生態学、場合、外界、都合、環境影響
WordNet
- a condition that accompanies or influences some event or activity
- information that should be kept in mind when making a decision; "another consideration is the time it would take" (同)condition, consideration
- formal ceremony about important occasions; "pomp and circumstance"
- of or relating to the external conditions or surroundings; "environmental factors"
- concerned with the ecological effects of altering the environment; "environmental pollution"
- completely enveloping; "the ambient air"; "ambient sound"; "the ambient temperature"
- the environmental condition (同)surroundings
- the state of the environment in which a situation exists; "you cant do that in a university setting" (同)background, scope
- the context and environment in which something is set; "the perfect setting for a ghost story" (同)scene
- the physical position of something; "he changed the setting on the thermostat"
- the environment as it relates to living organisms; "it changed the ecology of the island"
- the branch of biology concerned with the relations between organisms and their environment (同)bionomics, environmental science
- the totality of surrounding conditions; "he longed for the comfortable environment of his living room"
- the area in which something exists or lives; "the country--the flat agricultural surround" (同)environs, surroundings, surround
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉《複数形で》(人や行動に影響を及ぼす)『情況』,『環境』,周囲の事情;条件 / 〈C〉(特定の)事情,(事の)次第,でき事 / 〈C〉《複数形で》『経済状態』,暮らし向き,境遇 / 〈U〉ものものしさ,抑々しさ / 〈U〉(特に一部始終を)詳細に述べること
- 環境の;自然環境の
- 周囲の,周りの,取り巻いている
- 《単数形で》(特に人の社会的な)環境,周囲
- 〈C〉(宝石などの)はめこみ台 / 〈C〉(劇・文学作品り)背景・舞台 / 〈C〉(劇の)舞台装置,道真立て / 〈C〉(一般に)環境,境遇 / 〈U〉〈C〉(物語・詩などにつけられた)曲 / 〈C〉(卵の)一かえり,一抱き / 〈U〉すえつけること,置くこと;(日・月の)入り / 〈C〉一分の食器類
- 生態学(生物と生活環境との関連を研究する学問)
- 『環境』,周囲の状況;《the~》自然環境
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/03/01 00:25:11」(JST)
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環境(かんきょう)は、広義においては人、生物を取り巻く家庭・社会・自然などの外的な事の総体であり、狭義においてはその中で人や生物に何らかの影響を与えるものだけを指す場合もある。特に限定しない場合、人間を中心とする生物に関するおおざっぱな環境のことである場合が多い。
環境は我々を取り巻き、我々に対して存在するだけでなく、我々やその生活と係わって、安息や仕事の条件となり、また狭義の環境については、我々が汚染し、破壊するという関係性の中で大きな問題になってきた。
目次
- 1 様々な用法
- 2 主体をどうとらえるか
- 3 具体的内容
- 4 課題
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
|
様々な用法
- 精神医学や心理学では、人に関わる家族、友人、顧客を人的環境という。
- パソコンにおいては、オペレーティングシステムやアプリケーションの設定を環境設定などと呼ぶことがある。
- 言語学では、語や文のもつ音声、形態素、意義素などから構成される特定の条件であり、語形、統辞、意味の形成や、通時的な音韻変化などを左右するもののこと。
環境の中でも主に自然に関する諸問題を環境問題という。生物とそれを取り巻く環境との学問を生態学という。
自然とは山や川、木々や草花、動物、気象などであり、それと区別して人為的に作られた造形物、例えば、建物、道路、家具などは物的な環境として挙げられる。
エコロジー、食文化と関係した環境の問題については、各記事を参考のこと。
主体をどうとらえるか
より厳密に考えると、環境とは、あるものを主体にとった場合における、それを取り巻き、直接間接に関係を持つものすべてを指すものである。したがって、主体をどう取るかによってその内容が変化する。
たとえば動物の種を主体に考えた場合、その種を取り巻く他種の生物との関係(食物連鎖や競争関係など)、それにその周囲の物理的・化学的条件が環境として挙げられる。しかし、その種の中の一個体を取り上げた場合、これに加えて種内の個体間の関係(個体群密度や家族など)を環境条件として考えなければならない。たとえばある個体群の増加率はその密度に依存する場合があり、これを密度効果と呼ぶ。
公害病
例えば、公害病として有名な水俣病を例に挙げる。
この病気の原因は、チッソ水俣工場の廃液に含まれた水銀が水俣湾の生物に取り込まれ、食物連鎖を通じて変化、濃縮された上で地域住民がそれを摂取し、その毒性によって発病するものである。いわゆる公害病というのは、このように人間が原因物質等を作り、それが直接に人間に来るのではなく、その地域の生物群集に取り込まれ、生態系の循環を通じて再び人間に取り込まれたときに、そこではじめて結果が表れるものである。公害というのは、公の害、つまり人間の働きで環境に働きかけたしっぺ返しが人間に戻ってきた、という把握に基づく。つまり、環境の主体を人間ととらえ、人間がそれを取り巻く環境を汚染したため、その悪影響を人間自身が受けた、と見るわけである。
しかし、この病気の被害者を主体に見れば、話は大きく食い違うことになる。その場合、チッソ水俣工場という一部の人間(企業)の活動が、海を汚した結果、その環境汚染の影響で有毒となった魚を食べた食物連鎖を通してネコや漁民が被害を受けた、という風になる。この場合、明らかにチッソ水俣工場側が加害者、漁民が被害者の立場となる。この結果の差は、人間集団内の差異を視野に入れるかどうかに関わっている。
ただ、いずれの立場を取るにせよ、人間を取り巻く環境を含めて考えなければならない問題ではあるので、それを環境問題というのは間違いではない。しかし、環境という言葉が内容を曖昧にするのに役立っている側面を忘れてはならない。 2006年は水俣病公式認定50周年にあたり、時の環境大臣の小池百合子が政府として公式謝罪した。
具体的内容
人間集団を主体にとった場合には、以下のようなものが環境として取り上げられるであろう。
- 気候・日照・温度条件など
- 雨量・水環境
- 化学物質・環境汚染
- 植生帯・生物群集
- 農産物・収穫可能な生物
- 外敵・害虫・病気・寄生虫
- 政治経済の状況
- 民族問題・周辺諸国との関係
集団内の個人を取り上げた場合、さらに次のようなものが取り上げられる。
- 生活環境
- 教育環境
- 家庭環境
- 情報環境
- 騒音問題
- 景観
課題
依然課題として残る環境問題として以下のようなものが挙げられる。
- 生物多様性保護
- 地球温暖化
- オゾン層保護
- 大気環境の保全
- 水環境
- 土壌環境
- 森林保全・植林
- 地盤環境の保全
- 廃棄物対策
- リサイクルなどによる物質循環の推進
- 化学物質対策
- 海岸浸食対策(流砂・漂砂)
- 自然環境の保全と自然とのふれあいの推進
- 環境施策/環境政策
- 各主体の参加
- 国際協力に係る施策
関連項目
- 環境問題 - 地球環境問題
- 環境基本法、環境法
- 環境基準
- 環境基本計画
- 環境影響評価(環境アセスメント)
- 環境装置
- 環境学 - 環境政策学
- 環境技術
- 環境デザイン
- ものづくり環境学科
- 環境教育 - 環境倫理学 - 環境経済学
- こども環境学会
- 情報環境
- 環境関連の資格一覧
- ISO 14000
- 環境汚染 - 大気汚染 - 水質汚染 - 土壌汚染 - 底質 - 底質汚染
- ヤーコプ・フォン・ユクスキュル
- 地球温暖化
- 公害 - 四大公害病
- ユージン・スミス
- 土壌汚染対策法 - 土壌汚染 - 地下水汚染
- 汚染者負担原則 - 公害防止事業費事業者負担法
- 底質 - 底質汚染
- 環境権
- 環境運動
- 環境負荷
- 神道の緑性
外部リンク
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Japanese Journal
- 自然屋内環境での表情認識を目的とした高精細な顔領域抽出
- 中川 優樹,石田 貴正,平野 晃昭,中村 納
- 工学院大学研究報告 (112), 37-44, 2012-04-30
- An extraction method for facial areas taking into consideration pictures taken from any angles for a the backgroundenvironmental for facial expression recognition is presented in this paper. In a prev …
- NAID 110009001933
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- 慢性疾患で長期入院中である中学生の療養環境を向上させるために最も重視すべきなのはどれか。
- a 学業の支援
- b 家族の付添い
- c 個室の確保
- d 病棟行事の開催
- e プレイルームの整備
[正答]
※国試ナビ4※ [106H006]←[国試_106]→[106H008]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [113C002]←[国試_113]→[113C004]
[★]
テンプレート:日本の法令
特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(とくていかがくぶっしつのかんきょうへのはいしゅつりょうのはあくとうおよびかんりのかいぜんのそくしんにかんするほうりつ;平成11年法律第86号)は、日本の法律。略称は、化学物質排出把握管理促進法、化管法、PRTR法。1999年7月13日公布、一部の規定を除き2000年3月30日施行。
目的
環境の保全に係る化学物質の管理に関する国際的協調の動向に配慮しつつ、化学物質に関する科学的知見及び化学物質の製造、使用その他の取扱いに関する状況を踏まえ、事業者及び国民の理解の下に、特定の化学物質の環境への排出量等の把握に関する措置並びに事業者による特定の化学物質の性状及び取扱いに関する情報の提供に関する措置等を講ずることにより、事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することを目的とする(第1条)。
内容
この法律は、政令で指定された化学物質を取り扱う事業者が、指定化学物質の環境への排出量・移動量を把握し、国に届け出ることにより、環境あるいは人体に有害な化学物質がどのような発生源からどのくらい環境へ排出・移動されたか、というデータを集計し、公表する仕組みである。PRTR制度(Pollutant Release and Transfer Register 制度)、PRTR法、化管法などとも呼称される制度である。
指定化学物質を製造、移動あるいは使用する事業者は毎年一回、都道府県を窓口にして国へ報告する義務を負っている。この届出の対象になるのは政令で定められた、「第一種指定化学物質」と「第二種指定化学物質」のうち、「第一種指定化学物質」の354物質である(2004年11月現在)。
また、当該製品を販売する場合には販売先にMSDS (Material Safety Data Sheet) を添付することも義務付けられている。この対象となるのは、政令で定められた、「第一種指定化学物質」と「第二種指定化学物質」の合わせて435物質である。
対称物質は特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律における特定化学物質の一覧を参照。
制定の背景
1974年にオランダで開始されたIEI制度がその原型であり、1986年にはアメリカ合衆国でTRI制度として、整備が進められた。
1992年の環境と開発に関する国際連合会議において採択された、アジェンダ21には、各国政府が化学物質の管理において果たすべき役割が述べられている。この中の一つが、PRTR制度である。
1996年に経済協力開発機構(OECD)は、アジェンダ21をうけて、加盟各国政府にPRTR制度の導入についての勧告を行った。
日本においては、OECD勧告を受け、環境庁(現:環境省)及び通商産業省(現:経済産業省)が共同して法制化し、1999年(平成11年)に「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(化管法)を成立させた。
構成
- 第1章 - 総則(第1条~第4条)
- 第2章 - 第一種指定化学物質の排出量等の把握等(第5条~第13条)
- 第3章 - 指定化学物質等取扱事業者による情報の提供等(第14条~第16条)
- 第4章 - 雑則(第17条~第23条)
- 第5章 - 罰則(第24条)
- 附則
主務官庁
経済産業省 環境省
内閣府 財務省 (日本) 文部科学省 厚生労働省 農林水産省 国土交通省
主な業務は、経済産業省及び環境省でおこなっているが、化学物質を取扱う事業者の行う事業を所管する官庁も所轄している。
外部リンク
他の主要な化学物質規制法令
[★]
- 英
- situation、condition、state、circumstance、aspect、context、circumstantial、situational
- 関
- 言う、位置、環境、環境性、局面、構成、条件、状態、前後関係、側面、立場、述べる、場合、面、脈絡、州、都合、文脈、様子
[★]
- 設定、据え付け/据え付けること。(日・月の)沈むこと。(計器などの)調節、調節点。(宝石などの)はめ込み。(自然の/小説・劇・映画などの)環境、背景。道具立て、舞台装置。(詩・歌詞などの)節付け、作曲。(作曲された)曲。1 人分の食器類
- 関
- set
[★]
- 英
- case、event、instance、occasion、circumstance
- 関
- イベント、環境、機会、ケース、現象、事、症例、実例、状況、出来事、発症、例、事故、都合
[★]
- 英
- surrounding、circumferential、ambient、peri、around, circumference
- 関
- 環境、外周、約、外界
[★]
- 英
- fluctuation, environmental variation
- 同
- 彷徨変異
- 関
- 遺伝的変異
[★]
- 英
- environmental engineering
- 関
- 環境技術
[★]
- 英
- environmental DNA
- 関
- 土壌DNA
[★]
- 英
- simulated natural environment
[★]
- 英
- environmental medicine