新生児痙攣

出典: meddic

convulsion of the newborn, neonatal seizure
(国試)新生児けいれん
痙攣

疫学

  • 出生児の1/500~1/125。
  • 正期産児で0.2%ないし0.4-0.6%。(出典不明)
  • 低出生体重児、早産児、糖尿病母体胎児、遷延分娩、難産児に多い。(SPE.620)

病因

SPE.83 YN.D-144

症状

  • 痙攣:焦点性、多少天性、全身強直、強直間代痙攣、局在性筋痙攣、秘計錬成無呼吸、チアノーゼ (SPE.620)
  • 新生児に独特の発作型がある:眼振・異常眼球運動、吸啜・舌挺出動作(口をもぐもぐさせるような動作)、ボート漕ぎ様・ペダル漕ぎ様動作

治療

国試



UpToDate Contents

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和文文献

  • 新生児医療におけるaEEGの有用性 (AYUMI 新生児医療 : 最近の進歩)
  • 新生児痙攣に対するフェノバルビタール療法 (特集 新生児の薬物療法) -- (各疾患への薬物療法)
  • 佐藤 義朗,早川 昌弘
  • 周産期医学 39(12), 1687-1690, 2009-12-00
  • NAID 40016931092
  • 持続脳波モニタリングによる新生児発作の管理
  • 城所 博之,鈴木 俊彦,林 直子 [他],北瀬 悠磨,坂本 昌彦,武藤 太一朗,大江 英之,服部 哲夫,久保田 哲夫,加藤 有一,宮島 雄二,小川 昭正,奥村 彰久
  • 日本小児科学会雑誌 112(10), 1548-1552, 2008-10-01
  • NAID 10024842092
  • 良性家族性新生児痙攣を有する日本人一家系内の生殖細胞に生じたKCNQ2遺伝子変異(p. R213W)
  • サデワ アフマド・ハミム,SASONGKO Teguh H.,Gunadi,LEE Myeong J.,DAIKOKU Kazunari,YAMAMOTO Akiyo,YAMASAKI Takemi,TANAKA Shigenori,MATSUO Masafumi,NISHIO Hisahide
  • Pediatrics international : official journal of the Japan Pediatric Society 50(2), 167-171, 2008-04-01
  • NAID 10021947309

関連リンク

痙攣は正期産児の最大1.4%,未熟児の20%において発生する。痙攣は重篤な新生児 期の問題である可能性があり,早急な評価が必要となる。大抵の新生児痙攣は焦点性 であるが,これはおそらく髄鞘形成の欠如および脳の樹状突起やシナプスの不完全な ...
新生児けいれんとはどんな病気か. けいれんは体の一部が発作的に不随意(ふずいい) に収縮することで、ひきつけと同じ意味です。持続的な強い収縮を強直性(きょうちょく せい)、反復性で規則的なものを間代性(かんたいせい)といい、新生児期には微細発作 とい ...

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関連記事新生児」「痙攣

ビタミンB6依存性痙攣」

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vitamin B6-dependent convulsion
ビタミンB6新生児痙攣ビタミンB6依存症ビタミンB6欠乏症
  • ビタミンB6代謝に関わる酵素異常によりビタミンB6の欠乏を来していることが病因と考えられている。
  • 常染色体劣性遺伝であり、原因遺伝子は5q23.2に座乗しているALDH7A1遺伝子とされている。(参考1)

参考

  • 1. EPILEPSY, PYRIDOXINE-DEPENDENT; EPD - OMIM
5q23.2
[display]http://omim.org/entry/266100

uptodate

  • 1. [charged] 新生児痙攣の治療 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 痙攣発作およびてんかんの病態生理 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 新生児痙攣の病因および予後 - uptodate [3]
  • 4. [charged] 新生児てんかん症候群 - uptodate [4]


良性新生児痙攣」

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benign neonatal convulsionbenign neonatal epilepsy
良性家族性新生児痙攣良性新生児てんかん良性新生児けいれん


良性家族性新生児痙攣」

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benign familial neonatal convulsion
家族性良性新生児痙攣
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新生児」

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neonate
新産児 newborn
胎児 fetus,乳児 infant
neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant

定義

  • 出生後28日未満の乳児
  • 早期新生児期:出生後1週未満
  • 後期新生児期:7日から28日未満

出生後にみとめられるもの

098G051

解剖

生理

腎機能

  • 尿量:1-2ml/kg/hr-

免疫

  • 細胞性免疫>液性免疫
  • 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
  • 出生後5ヶ月で消失

血液

  • Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
  • Hb:17-19g/dL
  • 白血球:9,000-30,000/mm3
  • 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)

身体所見

身体の大きさ

QB.P-329
  • 前後径、肩幅:11cm
  • 大横径、小斜径、殿幅:9cm
  • 体重:3300g
  • 頭囲:33cm
  • 胸囲:33cm

正常なバイタルサインなど

呼吸器

SPE.78
  • 腹式呼吸
  • 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
  • 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。

経過観察できる所見

QB.O-76改変

診察箇所と疑われる疾患

SPE.77

出生体重による分類

  • 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
  • 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満

身長、体重による区分

SPE.48
日本での定義/体重のみで評価
  • light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
  • apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
  • heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
参考1
体重による評価
  • light for date LFD
  • appropriate for date AFD
  • hearve for date
参考1
身長と体重による評価
small for date SFD / small for gestational age SGA
large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?

成熟新生児の身体所見

参考2 G10.M235 SPE.78 など
  • 頭部
  • 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
  • 産瘤(経腟分娩による場合)
  • 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
  • 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
  • 頭髪の長さは2cm前後
  • 耳介の巻き込み
  • 面疱は鼻に限局
  • 体幹
  • うぶ毛は背中、肩甲部に限局   ←  未成熟の場合、うぶ毛は多い
  • 皮膚は厚く、血管は透けない
  • 四肢
  • 足底にしわを認める   ←  未成熟の場合、しわは少ない
  • 四肢に浮腫を認めない
  • 関節屈曲部に胎脂が残る
  • 姿勢
  • 上下肢は屈曲位をとる
  • ホルモンの影響
  • 乳房組織を触れる
  • 大陰唇の発達

新生児と疾患

在胎週数と疾患

  • 早産時に多い
  • 正産児~過期産児

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
  • 2.
[display]http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55

国試




痙攣」

  [★]

痙攣

(脳脊髄性)convulsionseizure、(痛性)cramp、(痙縮)spasmconvulsive
痙攣発作
筋痙攣痙縮痙直痙攣痙攣性スパスムスパズムてんかん癲癇てんかん発作腹痛発作攣縮けいれん性れん縮こむら返り腓返り筋けいれん


分類

部位

  • 全身性
  • 局所性

原因

  • 全身性

アミノ酸代謝異常で痙攣を呈さないもの

乳幼児期の精神発達遅延+痙攣

YN.J-39


参考

  • 1. 小児科診療・2009年・6号 (103)1083 けいれん


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