抗アンドロゲン薬

出典: meddic

antiandrogen
アンドロゲン拮抗薬 androgen antagonist男性ホルモン拮抗薬 male sex hormone antagonist
抗アンドロゲン前立腺肥大症
[show details]
  • 前立腺肥大症や前立腺癌の内分泌療法に用いられる。


  • 合成エストロゲン


  • アンドロゲン受容体に対する競合阻害
  • (ヒドロキシプロゲステロン誘導体)シプロテロン
  • (合成黄体ホルモン製剤)クロルマジノン
  • (テストステロン系)オキセンドロン:前立腺でアンドロゲンと競合阻害し、アンドロゲンのアンドロゲン受容体への結合を阻害。



UpToDate Contents

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和文文献

  • 排尿障害への対応 (特集 高齢者薬物療法のセーフティマネジメント) -- (高齢者でよくみられる症状・疾患)
  • 臨床講座(22)前立腺癌
  • 新規ラット前立腺肥大モデル : ラット間質肥大モデル
  • 森 文隆,阿部 正章
  • 日本薬理学雑誌 134(6), 325-329, 2009-12-01
  • … .その移植UGSは間質肥大を呈するだけでなく,その間質性成分の割合や,間質肥大の原因とも考えられている増殖因子の発現状況なども,ヒトの前立腺肥大での報告と同様な傾向を示した.さらには,抗アンドロゲン薬の効果についても,臨床での効果に類似した結果が得られた.これらの結果より,今回作製した新規前立腺肥大症モデルは,これまでにない臨床の前立腺肥大の病理組織を反映したモデルであり,今後 …
  • NAID 10026334525

関連リンク

抗アンドロゲン剤(こうアンドロゲンざい)とは、人体における男性ホルモン(アンドロゲン) のはたらきを抑制する薬物の総称である。抗男性ホルモン剤とも呼ばれる。 Star of life caution.svg. ウィキペディアは医学的助言を提供しません。免責事項もお読みください。
2007年3月27日 ... 私は20歳男性です。 私は毛深く、特に最近はヒゲの濃さが気になっています。 見た目 より15歳くらい高く見られてしまうことが多く、以前年齢が認めてもらえず、...

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 抗アンドロゲン薬、生薬前立腺肥大症の内服治療抗アンドロゲン薬の作用機序  遮断薬、抗アンドロゲン薬図:抗アンドロゲン剤 交替 138_143fdsfsva


★リンクテーブル★
先読み前立腺肥大症」「androgen antagonist
国試過去問102I042
リンク元前立腺特異抗原」「クロルマジノン」「アリルエストレノール」「シプロテロン」「抗アンドロゲン療法
関連記事アンドロゲン」「」「抗アンドロゲン」「

前立腺肥大症」

  [★]

benign prostatic hyperplasia BPH, benign prostatic hypertrophy, prostatic hyperplasia
前立腺肥大
前立腺

定義

  • 加齢に従い、前立腺の内腺が腫大し、尿路を圧迫して排尿障害を呈する疾患。

疫学

  • 前立腺の肥大(内腺)は30-40歳代から始まり、50歳代には顕著となり、70歳代以降ではほぼ全例に認められるが、臨床症状を呈するのはこの一部である(10-20%)。

病因

前立腺肥大症 前立腺の内腺
前立腺癌 前立腺の外腺

病態

  • 肥大した前立腺により尿路を刺激し、さらには閉塞して、ついには完全尿閉に至る。

症状

YN.E-86 SURO.258
病期は3つに分けられる:(1)第1病期 刺激期、(2)第2病期 残尿発生期、(3)第3病期 慢性尿閉期
病期 病態 症状
第1病期 刺激期 腫大した前立腺による後部尿道(膀胱頚部、前立腺尿道)の刺激 軽度の排尿困難、夜間頻尿、排尿時不快感
第2病期 残尿発生期 残尿(50-150ml)の発生 排尿困難(いきみながらの排尿)。残尿。急性尿閉(飲酒、抗コリン薬、長時間の乗り物の乗車)
第3病期 慢性尿閉期 さらなる残尿(300ml以上)、膀胱の過伸展(排尿筋だけでは排尿できない) 奇異性尿失禁、腎機能低下による尿毒症症状

検査

  • 腹部超音波検査
[show details]

診断

参考1
  • 病歴、理学的検査、尿検査、血清クレアチニン測定、PSA測定、尿流測定、残尿測定、排尿時における排尿筋圧、尿流率同時測定法、内視鏡検査、画像診断(超音波検査法、静脈性腎盂造影法、排尿時膀胱尿道造影法、逆行性尿道造影法など)などにより行う。
診断のステップ
  • 1. 病歴、理学的検査(直腸診)、尿検査、血清クレアチニン測定、PSA測定 → 排尿障害の症状が前立腺肥大症によるものと考えられるか判断
  • 2. 国際前立腺症状スコアの評価:(≦7点)経過観察。(≧8点)尿流測定、残尿測定、PFSを施行 → 尿道閉塞の程度を把握し治療
  • 3. (治療する場合)QOLスコアを考慮して治療方法を選択。
  • 4. (追加検査)内視鏡検査、画像診断法:ルーチン検査法ではない。外科的治療の準備や合併疾患の疑診例に対して実施する。

治療

SURO.258 参考1 参考3
  • 治療のmodality
  • 薬物療法
  • α1ブロッカー:プラゾシン(副:起立性低血圧)、タムスロシン(副:血圧を下げないが、射精障害がある)  ←  肥大した前立腺の圧迫の他に膀胱頚部、尿道、前立腺の平滑筋(α1受容体)の過剰収縮によっても排尿困難が起きているため、尿道内圧を下げ症状緩和しうる。
  • 抗アンドロゲン薬:クロルマジノンアリルエストレノール。前立腺の縮小作用。(副:性器脳障害、肝機能障害)
  • 5α還元酵素阻害薬:前立腺の縮小作用。
  • その他:漢方製剤(猪苓湯八味地黄丸)、花粉製剤、アミノ酸製剤  ←  自覚症状の改善にとどまる
  • 加熱療法:ハイパーサーミア(前立腺内加熱温度45℃以下)と高温度療法(前立腺内加熱温度45℃以上)がある。熱源はマイクロ波、RF波、レーザー波などがある。レーザー療法、温熱療法の長期成績は未確立。
  • 手術療法
出典不明
  • 第1期:薬物療法:α遮断薬、抗アンドロゲン薬、漢方薬
  • 第2期:手術療法:経尿道的前立腺切除術、前立腺被膜下摘出術

参考

  • 1. 2001年 前立腺肥大症 ガイドライン
  • 2. 日本Endourology・ESWL学会によるBPHガイドライン
[display]http://jsee.umin.ac.jp/images/guideline.pdf
  • 3. [信頼度不明]前立腺肥大症の漢方治療【百花園漢方薬局】
[display]http://www.est.hi-ho.ne.jp/abes/hyakkaen21/tokusiyu26.htm

国試




androgen antagonist」

  [★]

antiandrogen

102I042」

  [★]

  • 28歳の女性。月経異常不妊とを主訴に来院した。初経は12歳で、月経周期は45~60日と不順であった。身長158cm、体重68kg。両側下肢に多毛を認める。内診で子宮は正常大。経腹超音波検査で両側の卵巣に直径10mm前後の小卵胞を多数認める。基礎体温は低温一相性。クロミフェンで排卵が認められない。血液生化学所見:LH15.8mIU/ml(基準1.8~7.6)、FSH6.8mIU/ml(基準5.2~14.4)、プロラクチン12.2ng/ml(基準15以下)、FT32.8pg/ml(基準2.5~4.5)、FT4 1.3ng/dl(基準0.8~2.2)、エストラジオール70pg/ml(基準25~75)、テストステロン52ng/dl(基準10~60)。子宮卵管造影と夫の精液検査とに異常を認めない。
  • 治療薬はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I041]←[国試_102]→[102I043

前立腺特異抗原」

  [★]

prostate specific antigen, prostate-specific antigen, PSA, PA
前立腺前立腺液前立腺癌PAP


概念

LAB.639 OLM.377
  • 前立腺上皮細胞から分泌されるキニン-カリクレインファミリーに属する分子量33~34kDaの糖蛋白で、セリンプロテアーゼの一種である。
  • 精液中に含まれ、精子運動性の亢進および精漿の液状化に関与するといわれている。
  • 一部血中に逸脱するため、血清PSAとして測定することができる。
  • 血液中では10-20%がfree PSAとして存在するが、多くはα1-アンチキモトリプシン(ACT)と結合している。
  • 前立腺癌では総PSAに対するACT-PSA複合体の割合が増加するため、前立腺肥大症との鑑別に有用かもしれない。
  • 前立腺癌の診断や治療経過をみる腫瘍マーカーとして用いられているが、生理的、あるいは他の疾患でも上昇することがある。
  • Tandem-Rキットでの基準値が臨床では良く用いられている、らしい。(ガイドラインにも記載があった気がした)

判定

  • 正常:4ng/ml以下(IRMA法) (参考1)
  • グレーゾーン:4-10 ng/ml
  • 高値:10ng/ml
LAB.640
  • 加齢により増加するため、年齢階層別基準値が定められている。

高値

LAB.639 OLM.377
  • 前立腺癌:腫瘍量とPSAとは正の相関関係にある。
  • 前立腺肥大症:PSA軽度上昇を示す。確定診断には前立腺生検が必要  ←  そこまでする???
  • 尿路・前立腺の炎症:急性前立腺炎
  • 機械的刺激:長時間のサイクリング、前立腺マッサージ、前立腺生検、尿道カテーテル留置、膀胱鏡検査、前立腺手術
  • その他:急性尿閉、射精後

臨床的意義

注意

  • フィナステリド服用例ではPSAの値に影響を与える可能性がある。
  • 前立腺肥大症に対するステロイド系抗アンドロゲン薬服用例ではPSAに影響を与える可能性がある。

参考

  • 1. 体外診断用放射性医薬品/タンデム-R free PSA
[display]http://www.yamasa.com/shindan/seihin/freePSA/freepsa.htm%23rinsyou



クロルマジノン」

  [★]

chlormadinone
クロルマジノン酢酸エステル酢酸クロルマジノン chlormadinone acetate
ヴェロニカエフミンクロキナンクロキナンLゲシンゲシンLサキオジールジルスタンLプレストロンプロスタールプロスタールLプロスタットルテジオン配合ルトラールレコルクロンステロン
抗アンドロゲン薬メストラノール



アリルエストレノール」

  [★]

allylestrenol
アランダールエルモランコバレノールパーセリンペリアスメイエストン
抗アンドロゲン薬卵胞ホルモン・黄体ホルモン
  • 合成プロゲストーゲン


シプロテロン」

  [★]

cyproterone
酢酸シプロテロン cyproterone acetate
アンドロクール, Androcur
抗アンドロゲン薬


抗アンドロゲン療法」

  [★]

antiandrogen therapy
抗アンドロゲン薬


アンドロゲン」

  [★]

androgen
男性ホルモン male sex hormone
精巣性アンドロゲン

概念

アンドロゲン

  • アンドロゲンは肝臓で不活化されるため、経口投与ではほとんど効果がない。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%B3)

種類

分類

性状

  • ステロイド

産生組織

  • 卵胞内の卵胞上皮細胞で芳香環化されてエストロゲンに変換される。

標的組織

受容体

作用

  • アンドロゲンとは雄の副生殖器の発育および機能を促進し、二次性徴を発現させる作用をもつ物質の総称であり、数種類のホルモンからなる。

分泌の調整

分子機構

生合成

臨床関連



薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品


抗アンドロゲン」

  [★]

antiandrogenantiandrogenic
抗アンドロゲン薬アンドロゲン拮抗薬


抗」

  [★]

anti
アンチ




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