心神喪失

出典: meddic

irresponsibility
心身耗弱

定義

  • 心神喪失とは、物事の道理は善悪の判断、およびその判断に従って行動する能力がない状態


  • 心神喪失の場合は責任無能力とよばれ、刑罰は受けない(PSY.181)


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/17 08:54:32」(JST)

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和文文献

  • 司法領域における精神保健福祉実習のあり方と実習教育について : 保護観察所での初めての実習を通して
  • 殿村 壽敏,篠原 由利子
  • 福祉教育開発センター紀要 11, 143-157, 2014-03-31
  • … 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」が平成17 年に施行され、本法により、司法領域における精神保健福祉士の関与が法的に規定された。 …
  • NAID 110009752167
  • 医療観察法指定入院医療機関における「加害者」へのアプローチ : 「内省プログラム」を通してのかかわり (第9回日本司法精神医学会大会) -- (シンポジウム 犯罪加害者に対する精神医学的アプローチ)
  • 最高裁 時の判例 刑事 妄想型統合失調症による幻覚妄想状態の中で幻聴,妄想等に基づいて行った行為が「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」2条2項の対象行為に該当するかどうかの判断方法[最高裁第三小法廷平成20.6.18決定]
  • 増田 啓祐
  • ジュリスト = Monthly jurist (1463), 87-90, 2014-02
  • NAID 40019947030

関連リンク

しんしんそうしつ【心神喪失】とは。意味や解説、類語。精神障害などによって自分の行為の結果について判断する能力を全く欠いている状態。心神耗弱より重い症状。刑法上は処罰されない。 - goo国語辞書は27万語以上を収録。政治 ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 心神喪失の用語解説 - 精神の障害により,是非善悪を弁別し,またはその弁別に従って行動する能力を欠く状態。刑法 39条1項により,責任無能力者として処罰されない。ただし精神保健法に ...

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★リンクテーブル★
リンク元irresponsibility」「心身耗弱
拡張検索心神喪失者等医療観察法」「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律
関連記事喪失

irresponsibility」

  [★] 心神喪失

WordNet   license wordnet

「a form of untrustworthiness; the trait of lacking a sense of responsibility and not feeling accountable for your actions」
irresponsibleness

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「無責任」

心身耗弱」

  [★]

心神喪失
  • 心神喪失ほどの障害はないが判断能力や行動能力が著しく制限された状態
  • 心身耗弱の場合は限定責任能力とよばれ、刑は軽減される(PSY. 181)


心神喪失者等医療観察法」

  [★]

精神喪失者等医療観察法?、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律、医療観察法、心神喪失者医療観察法
法令

概念

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(しんしんそうしつとうのじょうたいでじゅうだいなたがいこういをおこなったもののいりょうおよびかんさつとうにかんするほうりつ)は、日本の法律。制定は2003年(平成15年)、施行は2005年。

  • 目的は、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者に対し、その適切な処遇を決定するための手続等を定めることにより、継続的かつ適切な医療並びにその確保のために必要な観察及び指導を行うことによって、その病状の改善及びこれに伴う同様の行為の再発の防止を図り、もってその社会復帰を促進することにある(1条1項)。

立法の経緯

  • 重大な他害行為(殺人、重大な傷害、強盗、強姦放火)を行い、心神喪失により不起訴または無罪判決となった場合、従来は措置入院制度の適用が検討されてきた。しかし、措置入院制度は、症状によって他害のおそれがなくなった場合には、ただちに症状消退の届出をすることが義務づけられており、症状が出現してはすぐに消えるといった場合には対応できていなかった。附属池田小事件の元死刑囚に措置入院歴があったこともきっかけとなり、心神喪失で重大な他害行為を行った者については、裁判官と精神科医師による合議で審判を行い、処遇を決定するという制度および法律がつくられた。なお、この制度は日本で初めての参審制ともいわれる。
→ 犯罪を犯した全ての精神障害者が対象とならない。

審判手続

検察官は、以下の場合は、明らかに医療を受けさせる必要がない場合を除いて、申立てをしなければならない。

  • 被疑者が対象行為を行ったが、心神喪失ないし心神耗弱を理由に不起訴処分としたとき
  • 心神喪失を理由に無罪となる確定裁判があったとき
  • 心神耗弱を理由に刑が減軽された確定裁判があったとき(執行すべき刑期がある実刑判決は除く)

裁判所での手続は、裁判官と精神保健審判員(精神医療の学識経験者)各1名の合議体で取り扱う(11条)。対象者には、弁護士である付添人が必ず付けられる(35条)。

裁判所は、申立てがあった場合、明らかに医療を受けさせる必要がない場合を除き、鑑定や医療観察のための入院を命じなければならない(34条、鑑定入院命令)。そして、裁判所は、明らかに不要な場合を除き、医療を受けさせるために必要か否かを鑑定しなければならない(37条)。

裁判所は、対象者に、対象行為を行ったこと、心神喪失者ないし心神耗弱者であること、対象行為を行った際の精神障害を改善しこれに伴って同様の行為を行うことなく社会に復帰することを促進するため医療を受けさせる必要性があることのいずれもが認められれば、入院決定、通院決定を行い、そうでない場合は医療を行わない決定を行う(42条1項)。このほか、対象行為を行っていない場合、心神喪失者や心神耗弱者ではない場合、申立て自体が不適法である場合は、却下決定がなされる(40条、42条2項)。決定の裁判は、合議体2名の一致により行われる(14条)。

処遇

処遇は、入院と通院に分けられており、保護観察所に配置された社会復帰調整官(精神保健福祉士)を中心に、医療観察を行う枠組みがつくられた。ただ、この制度によっても、精神障害者の犯罪では、十分に責任能力が検討されないままであるという問題が本質的に解決されたわけではない。また精神障害者が裁判を受ける権利(訴訟事実について争う権利)を奪うものだとの批判もある。

参考

  • 1. wiki ja
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E7%A5%9E%E5%96%AA%E5%A4%B1%E7%AD%89%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%85%8B%E3%81%A7%E9%87%8D%E5%A4%A7%E3%81%AA%E4%BB%96%E5%AE%B3%E8%A1%8C%E7%82%BA%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%80%85%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%8F%8A%E3%81%B3%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E7%AD%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B
  • 2. 法令
[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H15/H15HO110.html
  • 3. 厚生労働省:障害者福祉:心神喪失者等医療観察法
[show details]
  • 概要
[display]http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sinsin/gaiyo.html

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」

  [★] 心神喪失者等医療観察法

喪失」

  [★]

obliteration
除去、閉塞



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