循環血液量

出典: meddic

circulating blood volume, total blood volume, BV
同?
血液量
体液血液心拍出量


循環血液量:ml/kg

091208II 麻酔
  新生児 乳児 幼児以降 高齢者
循環血液量(ml/kg) 90 80 70 60
体重に対する血液量(%) 9 8 7 6

体液と血液の容量

ICU.184
  男性 女性
体液 600 mL/kg 500 mL/kg
 全血液 66 mL/kg 60 mL/kg
  血漿 40 mL/kg 36 mL/kg
  赤血球 26 mL/kg 24 mL/kg

循環血液量_計算

小川等の方法(清水加代子他 著:新臨床検査技師講座7臨床生理学.医学書院 256-257,1985.)
  • 循環血液量BV(L) 身長H(m) 体重W(kg)
adult♂ (成人男子)BV = 0.168H^3+0.050W+0.444
adult♀ (成人女子)BV = 0.250H^3+0.0625W-0.662


輸血

臨床関連


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和文文献

  • 下腿の間欠的空気圧迫法が血液透析中の末梢循環および全身の循環動態に及ぼす影響
  • 安藤 誠,前島 愛子,角田 朋美,辻田 知圭子,藤井 佑希,福島 正樹
  • 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 44(7), 629-635, 2011-07-28
  • … の循環動態に及ぼす影響について検討した.【方法】末梢循環はパルスオキシメータの原理を応用した灌流指標(PI)を用いて下肢末梢で評価し,全身の循環動態は,連続的ヘマトクリット測定装置による循環血液量変化率(%ΔBV)と総蛋白濃縮度(%ΔCPV)を用いて評価した.同時に,IPCによる末梢循環の変化が溶質除去に及ぼす影響についてもクリアスペース率(CSR)およびKt/Vを用いて検討した.【結果】%ΔBVはHD …
  • NAID 10029407285
  • 包括的循環器マクロモデルによる循環の予測と治療応用 (AYUMI 循環器系のシミュレーション医学)
  • Letter to Editor 本誌[日本透析医学会雑誌]43(11):909〜917,2010『透析中の循環血液量モニタリングによる新しいドライウエイト設定法の評価』(吉田泉,ほか)の内容に関連して疑問があります。
  • 血液透析症例における循環血液量および血管透過性の把握方法 : Pulse dye-densitometry による実測と推測式の差異に関して
  • 大河原 晋,鈴木 昌幸,深瀬 幸子,田部井 薫
  • 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 44(5), 435-440, 2011-05-28
  • … 血液透析(HD)症例における循環血液量(CBV)の評価は相対的変化の把握が主であり,絶対値の評価はほとんどなされていない.今回,維持HD症例15例を対象に,Pulse dye-densitometry(PDD)を用いてHD前後にCBVの実測(CBV-PDD)を施行し,CBV推測式との関連,さらには実測CBVおよびCBV推測式より得られる血管透過性の指標との差異に関して検討を加えた.CBV推測式は,一般的に使用される体重の7.7%がCBVであるとする方法(CBV1 …
  • NAID 10029406840

関連リンク

ヒトの血液量は体重のおよそ 1/13(男性で約8%、女性で約7%)であり、体重 70 kg の 場合は、約 5kg が血液の重さとなる。 ... 開放血管系の動物および循環器系のない動物 においては血液は血管外にも流れ出すので、血液と組織液の区別はなく、体液は ...
しかし、循環血液量は約4.3Lと総体液量のわずか12-13%であり、このわずかな容量 で心血管系はホメオスターシスを維持している。そのため、総体液量のわずか5%の 減少に相当する約1.7L(循環血液量の40%)の出血が生命を危機に陥れる。それ故、 循環 ...

関連画像

末梢血管の血圧の関係図画像図1 循環血漿量、心拍数の では循環血液量とは何だろう。


★リンクテーブル★
先読み体液」「心拍出量
国試過去問095H009」「100G054」「107E013」「100G041」「105A008」「102E014」「096G059
リンク元脱水症
拡張検索有効循環血液量
関連記事血液」「」「循環」「循環血」「循環血液

体液」

  [★]

body fluid
細胞外液細胞内液


体液と血液の容量 ICU.184

  男性 女性
体液 600 mL/kg 500 mL/kg
 全血液 66 mL/kg 60 mL/kg
  血漿 40 mL/kg 36 mL/kg
  赤血球 26 mL/kg 24 mL/kg

体液の区分

  • 成人で体重の60%
  • 体液はさらに血漿・組織液・細胞内液に分類される
    • 血漿  :5%
    • 組織液 :15%
    • 細胞内液:40%
  • 体液のうち、血漿のみが外部環境との連絡がある。すなわち開放系である。
  • 血漿と組織液は濾過、浸透により物質が移動する

体液の組成

  • 図:SP.761, PT.3
  • 細胞外:Na+,Cl*が多い
  • 細胞内:K+が多い
  • 組織液:タンパク質が少ない

体液の恒常性

  • 組成・量・浸透圧・pHはほぼ一定に保たれている
  • 血漿電解質の正常値
    • Na 139*146 mEq/l
    • Cl 101*109 mEq/l
    • K 3.7*4.7 mEq/l
    • Ca 8.5*10.2 mg/dl
    • P 2.5*4.5 mg/dl
  • 血漿のタンパクの正常量
    • TP 8.5 g/dl ←Total protein
    • Alb 4.5 g/dl
    • Globulin 3.0 g/dl

体液(水分)の出納

摂取 排出
食物 1100 ml 尿 1400 ml
飲水 1100 ml 不感蒸散 1000 ml
代謝水 300 ml 大便 100 ml
合計 2500 ml 合計 2500 ml

血漿浸透圧の正常値

    • 275*290 mOsm/kg・H2O
    • 血漿浸透圧の算出

  血漿浸透圧(mOsm/kg・H2O) = 2[Na]+BS/18+BUN/2.8

   [Na]:(mEq/l)

  BS  :blood suger, 血糖 (mg/dl)   BUN :blood urea nitrogen, 血中尿素窒素 (mg/dl)

    • 血漿pHの正常値

  7.35*7.45   Henderson*Hasselbalchの式 (この式の導出はSP.767)    pH=pK+log([HCO3*]/αPCo2)

      • アシドーシス
      • アルカローシス

体液の動態

1.血漿と組織液の間の移動

  • 連続型毛細血管が血管と組織を隔てている→小さな分子は通し、大きな分子は通さない
  • 血漿と組織液の間で体液の移動を考える際の要素は「静水圧(厳密には違う)」と「膠質浸透圧」である
静水圧 膠質浸透圧
細動脈 細静脈
血漿 30mmHg 10mmHg 25mmHg
間質   ≒0mmHg 5mmHg
  • SP.580*も参考に。

リンパ循環

  • SP.583*も参考に。
  • 毛細血管→組織液 20 l/day
  • 組織液→毛細血管 18 l/day
  • 組織液→リンパ循環 2 l/day

2.組織液と細胞内液の間の移動

  • 組織液と細胞内液の間で体液の移動を考える際の要素は、「化学的平衡」と「電気的平衡」である。


心拍出量」

  [★]

cardiac output, CO
毎分心拍出量 分時心拍出量 cardiac minute output
一回拍出量心拍数心係数

概念

  • 心臓が1分間に駆出できる血液量。一回駆出量と心拍数の積で表される。

心拍出量

  • 安静時:約5L/min (PT.295)
  • 消化器 30%
  • 腎臓 20%
  • 脳 15%:750ml/min
  • 骨格筋 15%
  • 皮膚 10%
  • 心臓 5%
  • 気道 5%
  • 子宮(妊娠末期) 450-650ml/min(NGY.295)



095H009」

  [★]

  • 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
  • 46歳の男性。背部に放散する激しい腹痛を主訴に来院した。
  • 現病歴 : 昨日の夕方に大量飲酒した。夜半から背部に放散する上腹部痛が出現した。今朝から疼痛がさらに増強し、腹部全体に広がり、冷汗も出現した。
  • 既往歴 : 6年前腹部超音波検査で胆石を発見されたが放置している。3年前から高血圧症でカルシウム拮抗薬を投与されている。
  • 嗜好 : 32歳時から1日平均約3合の日本酒を毎日飲酒している。
  • 現症 : 身長165cm、体重76kg。体温37.8℃。呼吸数34/分。脈拍124/分、整。血圧76/48mmHg。心肺に異常所見はない。腹部では、全体に圧痛を認め、反跳痛も認める。左背部に叩打痛を認める。
  • 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球391万、Hb12.7g/dl、Ht38%、白血球11,800。血清生化学所見:血糖215mg/dl、総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.3 g/dl、尿素窒素50mg/dl、クレアチニン2.0mg/dl、総ビリルビン1.0 mg/dl、GOT62単位(基準40以下)、GPT76単位(基準35以下)、LDH760単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ296単位(基準260以下)、γ-GTP320単位(基準8~50)、アミラーゼ1,560単位(基準37~160)、Na133mEq/l、K5.0mEq/l、Cl 100mEq/l、Ca 7.2mg/dl、CRP 38mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)PO2 60.6 Torr、base excess -5mEq/l。
  • この患者の病態で誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095H008]←[国試_095]→[095H010

100G054」

  [★]

  • 出産後の母体変化で正しいのはどれか。
  • a. 循環血液量は12時間で非妊時に戻る。
  • b. 初乳は4日で成乳に変わる。
  • c. 妊娠線は1週で消失する。
  • d. 体重は1週で非妊時に戻る。
  • e. 子宮は2週で正常大に戻る。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G053]←[国試_100]→[100G055

107E013」

  [★]

  • 妊娠によって母体で低下するのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107E012]←[国試_107]→[107E014

100G041」

  [★]

  • 循環血液量減少を示す身体所見はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G040]←[国試_100]→[100G042

105A008」

  [★]

  • 妊婦循環血液量が減少するのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105A007]←[国試_105]→[105A009

102E014」

  [★]

  • 妊娠中期の妊婦で生理的に減少または低下するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E013]←[国試_102]→[102E015

096G059」

  [★]

  • 高齢者で増加するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G058]←[国試_096]→[096G060

脱水症」

  [★]

dehydration, anhydration
(国試)脱水

病態

  • 水喪失とNa喪失による循環血液量の低下 
(病態によって体液の浸透圧と量に変化が生じる)→循環血液量の低下

身体所見

  • 体重減少、血圧・脈拍の変化、起立性低血圧、皮膚乾燥感と緊張度の低下、口腔粘膜の乾燥、静脈虚脱。 

検査所見

  • 脱水状態では近位尿細管Na・水と共に尿素の再吸収が亢進するため(NEL.313)
  • 尿:尿比重1.020↑、尿の浸透圧↑、尿中Na排泄↓(10 mEq/l以下)
  • ホルモン:ADHの上昇
  • 神経系:RA系と交感神経の亢進。

脱水の分類

  • 高張性脱水:喪失が Na < 水 → 血清浸透圧↑
→細胞内から細胞外に水が移動→循環血液量わずか↓。細胞内液は著名↓
  • 等張性脱水:細胞外液から等張の体液喪失
血清浸透圧は不変→水の移動は起こらない。
  • 低張性脱水:喪失が Na > 水 → 血清浸透圧↓
→細胞外から細胞内に水が移動→循環血液量著名↓減。細胞内液↑
  低張性脱水 等張性脱水 高張性脱水
細胞外液浸透圧 ↓↓   ↑↑
病態 Na喪失   水喪失
水の動き 細胞外→細胞内   細胞内→細胞外
血管内のvolume 減少する   比較的保たれる
疾患 熱傷、
利尿薬、
アジソン病
  発熱、
発汗過多、
下痢、
急性腎不全回復期
皮膚ツルゴール ↓↓
脈拍 ↑↑
ショック ++ ±
ヘマトクリット
尿量 →↓ →↓ ↓↓↓
一次的な血漿浸透圧低下
のためにADHが分泌され
尿濃縮を来す
意識障害 +(傾眠→昏睡) 様々 +(興奮→昏睡)
口渇感 ± ++
粘膜乾燥 ++ ++
深部腱反射 ↓↓ 様々 ↑↑
嘔気・嘔吐 +(脳浮腫) ±
頭痛 +(脳浮腫)
体温 ↓(循環不全) ↓(循環不全) ↑(筋痙攣、
 熱中枢異常)

体重あたりの必要水分量

乳児の脱水

  軽症 中等症 重症
脱水徴候 体準減少 3-5% 6-9% 10%以上
皮膚ツルゴール低下 ++
更新粘膜乾燥 ± ++
大泉門陥凹 ++
眼球陥凹 ++
尿量 やや乏尿 乏尿 著明乏尿
末梢循環不全 皮膚色 やや蒼白 蒼白 チアノーゼ
脈拍減弱 ++
血圧低下 ±
中枢神経症状 意識障害 ++
痙攣 ±
体温 :脱水が重症になるにつれて四肢の体温が低下 → 循環血液量減少 → 交感神経緊張 → 末梢血管収縮
呼吸数:軽度~中程度の脱水では変化しない。高度の脱水では代謝性アシドーシス → 代償的な頻呼吸

乳児・年長児の脱水症状

SPE.195改変
等級 体重減少 皮膚 粘膜 循環   尿量 口渇感 啼泣時の涙 大泉門 症状のまとめ
乳児 年長児 緊張度 色調 末梢体温 脈拍 血圧
軽度 <5% <3% 良好 青白い 少しひんやり 乾燥 正常 正常 軽度低下 軽度 出る 平坦 濃縮尿
中等度 <10% <6% 速脈を触れる 正常か低下 末梢循環不全
重度 <15% <9% かなり低下 斑点状 冷たい カラカラに乾燥 速脈、わずかに触れる 低下 無尿 強度 出ない 明らかに陥没 血圧低下・ショック・意識障害

脱水の種類と症候・検査値

QB.O-50
  • 高張性脱水:Na ≧150 mEq/L
  • 等張性脱水:Na 130~150 mEq/L
  • 低張性脱水:Na ≦130 mEq/L

国試




有効循環血液量」

  [★]

effective circulating volume
[[]]


血液」

  [★]

blood (PT,Z)
sanguis
全血球計算値循環血液量血球血液量

概念

  • 血液は45%の細胞成分と55%の血漿成分から構成される。
  • 弱アルカリ性(pH7.4)でやや粘稠の鮮紅色から暗赤色の体液 (HIS.189)
  • 成人の血液量は約5L (HIS.189)
  • 体重の1/13 (SP.484),体重の約7% (HIS.189), 体重の約8% (2007年度前期解剖学授業)
  • 全血液量の約1/3が失われると死亡する

構成

血液の量

091208II 麻酔
  新生児 乳児 幼児以降 高齢者
循環血液量(ml/kg) 90 80 70 60
体重に対する血液量(%) 9 8 7 6

血液に関する標準値

SP.484
  男性 女性 単位など
ヘマトクリット 45 40 %
血液量 75 65 ml/kg
比重 1.057 1.053 (血漿1.027)
浸透圧 275-290 mOsm/Kg・H2O

基準値

  • 赤血球 (2007前期解剖学プリント)
♂:4.95±0.75 x 10^6 (/μl)
♀:4.65±0.85 x 10^6 (/μl)
  • 白血球 (2007前期解剖学プリント)
  • 血小板 (2007前期解剖学プリント)
  • ヘマトクリット
♂:40-50 (%) 45%
♀:35-45 (%) 40%

LAB.1790

項目名   性別/
種類
 
赤血球   414~563 x10^4/ul
373~495
ヘモグロビン Hb 12.9~17.4 g/dl
10.7~51.3
ヘマトクリット Ht 38.6~50.9 %
33.6~45.1
平均赤血球容量 MCV 84.3~99.2 fl
80.4~101.0
平均赤血球血色素量 MCH 28.2~33.8 pg
25.5~34.6
平均赤血球血色素濃度 MCHC 32.2~35.5 %
30.8~35.4
網赤血球   0.5~1.8 %
0.4~1.6
血小板 Plt 14.3~33.3 x10^4/ul
13.7~37.8
白血球 WBC 2970~9130 /ul
3040~8720
好中球桿状核 0~9 %
好中球分葉核 28~68 %
好酸球 0~10 %
好塩基球 0~2 %
リンパ球 17~57 %
単球 0~10 %





量」

  [★]

amountvolumecontentquantity
含有量含量体積達する容積内容物内容ボリューム

循環」

  [★]

circulationcirculatecirculatory
血行循環性流通血行路


循環血」

  [★]

circulating blood
循環血液


循環血液」

  [★]

circulating blood
循環血




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