後輪状披裂筋

出典: meddic

posterior cricoarytenoid muscle
内喉頭筋喉頭筋


起始 停止 神経支配 主な作用 別名
後輪状披裂筋 輪状軟骨板の後面 披裂軟骨の筋突起 反回神経 声帯ヒダを外転 声門開大筋

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/22 18:40:47」(JST)

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和文文献

  • 後輪状披裂筋の神経原性萎縮と咽頭潰瘍による炎症波及が声帯外転麻痺の原因と考えられた多系統萎縮症の剖検例
  • 永田 倫之,亀井 博之,古谷 博和,藤井 直樹,野田 和人,岩城 徹
  • 臨床神経学 : CLINICAL NEUROLOGY 47(6), 340-343, 2007-06-01
  • NAID 10019729897
  • 両側声帯麻痺を来した多系統萎縮症における気管切開時期の検討
  • 木村 百合香,杉浦 むつみ,大前 由紀雄,加藤 智史,岸本 誠司
  • 日本耳鼻咽喉科學會會報 110(1), 7-12, 2007-01-20
  • … MSAにおいて両側声帯正中固定となる機序は, 後輪状披裂筋の神経原性変化による声帯外転障害に加え, パーキンソニズムの進行による筋緊張の亢進の関与が大きいと推測され, 嚥下障害の進行は気管切開の施行時期を判断する重要な指標の一つとなると考えられた. …
  • NAID 10018883793
  • 喉頭内神経節に関する形態学的研究 : ラット後輪状披裂筋筋内神経節の観察から
  • 河北 誠二,湯本 英二,相原 隆一,山形 和彦
  • 喉頭 = The Larynx Japan 9(2), 128-133, 1997-12-01
  • NAID 10008576199

関連リンク

後輪状披裂筋(こうりんじょうひれつきん)とは、内喉頭筋の一つで輪状軟骨に起始し、 披裂軟骨に停止する平滑筋。迷走神経の枝である反回神経(下喉頭神経)に支配される 。別名、後筋。 声門を開く。
甲状披裂筋(こうじょうひれつきん)とは、内喉頭筋の一つで甲状軟骨の後面に起始し、 披裂軟骨に停止する平滑筋。迷走神経の枝である反回神経(下喉頭神経)に支配される 。別名、内筋。内側部は声帯筋として独立する事もある。 声帯を短縮・弛緩させる。

関連画像

喉頭模型を後面から見た 図526 ] 喉頭神経の分枝 ( 3 / 4 )http://tarinoita.com/wp-content/uploads 図9http://drhig.blogzine.jp/photos figure1733内喉頭筋(上)http://pds2.exblog.jp/pds/1/200806/12/40


★リンクテーブル★
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関連記事披裂筋」「輪状」「披裂

喉頭」

  [★]

larynx (KL,K)
咽頭

解剖

  • 第4~6頚椎の高さにある。約5cm (KL.612) <→ C3-C6椎体の高さにある(M.571)

組織

呼吸器の上皮の移行

リンパ

  • 声帯上:
  • 上喉頭動静脈に沿って舌骨甲状膜を貫通 → 上内頚静脈リンパ節中内頚静脈リンパ節
  • 喉頭粘膜のリンパ網は、仮声帯、喉頭入口部でよく発達。喉頭蓋基部の小孔を通じて喉頭蓋前間隙のリンパ組織に連絡し、さらに内深頚リンパ節につらなっている。このため声帯上部癌のリンパ節転移率は喉頭癌のうち最も高率(SOTO. 560)
  • 声帯下:
  • 下喉頭動静脈に沿って喉頭前リンパ節・気管リンパ節 → 下内頚静脈リンパ節
  • 喉頭前リンパ節、気管周囲リンパ節につながっている(SOTO. 560)

機能

  • 発声
  • 嚥下の際の気道保護

喉頭の固有筋→喉頭筋

臨床関連

  • 喉頭先天性疾患
  • 喉頭外傷
  • 喉頭異物
  • 喉頭炎症
  • 喉頭非腫瘍性病変
  • 喉頭ポリープ(声帯ポリープ):声帯縁にに好発する広基性、有茎性の浮腫性腫瘤。声帯前1/3に好発。一側性が多い。表面平滑、色調は声帯と異なる。種々の嗄声を示す。保存療法(沈黙療法)で軽快しなければ手術的に切除。
  • 声帯結節:声帯の前1/3に好発。両側性が多い。女性に多く、声を酷使する職業に多い。幼児・学童では男性に多い。表面の色調は声帯と変わらない。嗄声をしめし、気息性嗄声が主。保存療法(沈黙療法)で軽快しなければ手術的に切除。
  • ポリープ様声帯
  • 喉頭肉芽腫
  • 喉頭嚢胞
  • 喉頭角化症/喉頭白色病変/喉頭白色病変/喉頭白板症
  • 喉頭癌




内喉頭筋」

  [★]

instrinsic muscle
喉頭喉頭筋外喉頭筋
  • 咽頭内にある固有の筋肉
起始 停止 神経支配 主な作用 別名
輪状甲状筋 輪状軟骨の前外側面 甲状軟骨の下縁と下角 上喉頭神経の外枝 声帯ヒダを引っ張り緊張させる 声門緊張筋
後輪状披裂筋 輪状軟骨板の後面 披裂軟骨の筋突起 反回神経 声帯ヒダを外転 声門開大筋
外側輪状披裂筋 輪状軟骨披裂軟骨の筋突起 声帯ヒダを内転 声門閉鎖筋
甲状披裂筋 甲状軟骨の後面 披裂軟骨の筋突起 声帯ヒダを弛緩 声帯弛緩筋?
 声帯筋 甲状軟骨の後面 披裂軟骨の声帯突起
声帯靱帯
声帯ヒダを弛緩
声帯ヒダを内転
声帯弛緩筋?
声帯閉鎖筋
横披裂筋 披裂軟骨 対側の披裂軟骨 声門裂の靱帯間部を閉じる 声門閉鎖筋
斜披裂筋


喉頭筋」

  [★]

laryngeal muscle (KL), laryngeal muscles
musculi laryngis
喉頭
  • 喉頭筋 (KL.617)



輪状軟骨」

  [★]

cricoid cartilage (Z), annular cartilage
cartilago cricoidea
軟骨輪状甲状靭帯気管喉頭軟骨


筋の付着

臨床関連



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



声帯開大筋」

  [★]

声帯閉鎖筋内喉頭筋

声帯開大筋 (SP.630)


披裂筋」

  [★]

arytenoid muscle, arytenoideus, arytenoideus muscle, muscles of arytenoids
横筋
喉頭筋
  • 声門閉鎖筋
  • 両側披裂軟骨の後面を横にあるいは斜めに走っており、収縮すると両軟骨が互いに接近し声門を閉じる(SOTO.499)


輪状」

  [★]

circularannularorbicular、(ラテン語形容詞)orbicularis
円形環状循環式回覧物


披裂」

  [★]

dehiscence
裂開離開




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