大動脈弁逸脱

出典: meddic

aortic valve prolapse, AVP
心室中隔欠損症

UpToDate Contents

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和文文献

  • 55)大動脈二尖弁,遺残索状物断裂,大動脈弁逸脱を合併した大動脈弁閉鎖不全の1例(第203回日本循環器学会関東甲信越地方会)
  • 久保 健一郎,浅川 雅透,行木 端雄,相生 真吾
  • Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 71(Supplement_III), 940, 2007-10-20
  • NAID 110006478724
  • 94) 大動脈弁逸脱症に対するAVR施行3年後に僧帽弁の逸脱が急速に進行した一例(第122回東海・第107回北陸日本循環器学会合同地方会)
  • 浮海 洋史,俵原 敬,野村 紀之,竹内 泰代,齋藤 希人
  • Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 68(Supplement_II), 793, 2004-04-20
  • NAID 110002690227
  • グラフ 心エコーの実際(4)大動脈弁閉鎖不全
  • 林 輝美,小林 さゆき
  • 綜合臨床 52(2), 393-399, 2003-02-00
  • NAID 40005671294

関連リンク

ご質問 17歳 男性 17歳のVSDの男の子を持つ母親です。VSDは生後すぐにわかりましたが、穴は小さく服薬、運動制限もありませんでした。ただ穴の位置が漏斗部に開いているので、合併症である大動脈弁逸脱、大動脈弁閉鎖不全がないか ...
治療法 欠損孔の部位によっては生後自然閉鎖することもありますが、肺高血圧、大動脈弁逸脱がみられたり、大きな欠損孔で肺の血流が多い患者さんでは、手術で欠損孔を閉鎖して上記のような病気の進行をいち早く抑えることが大切 ...

関連画像

大動脈弁閉鎖不全症 大動脈弁の逸脱部位の違い図2 大動脈弁の肥厚と逸脱僧帽弁後尖の逸脱→逸脱部分の 症(大動脈弁狭窄症・大動脈 大動脈弁右冠尖逸脱の有無


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関連記事大動脈弁」「逸脱」「大動脈」「」「動脈

心室中隔欠損症」

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ventricular septal defect, VSD
心室中隔欠損
先天性心疾患動脈管開存症心房中隔欠損症
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疫学

  • 1.5-3.5/1000生産児 (PHD.382)

病態生理 PHD.382

  • 欠損孔を流れる血液量:(small VSD)欠損孔のサイズに依存。(large VSD)体循環と肺循環の血管抵抗に依存
  • 容量負荷:RV, 肺循環, LV, LA
  • 容量負荷 → chamber dilation → systolic dysfunction → heart failure
  • 2歳でpulmonary vascular diseaseとなる。

症状 PHD.383

  • small VSDは無症状
  • 10%のVSD患者はlarge defectを持っており、生後早い内から、うっ血心不全を呈する(頻呼吸、摂食不良、成長不良、頻回の下気道感染)
  • right-left shuntを起こせばチアノーゼ、呼吸困難
  • VSDのサイズに因らず、bacterial endocarditisがおこりうる。

身体所見 PHD.383

  • harsh holosystolic murmur at the left sternal border
  • murmurの部位に一致してsystolic thrillを認める。
  • 拡張中期ランブルを心尖で聴取 → MV経由の血流が増加したため
  • pulmonaru vascular diseaseが進行すると、汎収縮期雑音は減弱 → 欠損孔の圧較差が低下してくるから
  • RV heave, P2音増強、 チアノーゼ

病型分類

Kirklinの分類
欠損部 疫学 病態
I型 漏斗部欠損 高位欠損 日本人に多い。 大動脈弁逸脱によるARを合併しうる。自然閉鎖は少ない
II型 膜性部欠損 中間位欠損 最多。(70%)  
III型 流入部欠損 後方欠損 ダウン症に多い 左軸偏位
IV型 筋性部欠損 低位欠損 西洋人に多い。(20%)  


重症度分類

  X線上心拡大 心電図 聴診 心不全症状
小欠損 - 正常 Roger雑音 -
中欠損 + 左室肥大 汎収縮期雑音 -./+
大欠損 + 両心室肥大 II音亢進 +(乳児初期)

検査

聴診

PHD.383
  • 左胸骨縁:全収縮期雑音:(harsh holosystolic murmur) ← 欠損孔が小さいほど大きい
  • 雑音がする部位:収縮期スリルを触れる
  • 心尖部:拡張期中期ランブル音(middiastolic rumble):僧帽弁を通過する血流が増加するため
  • 肺高血圧症が進展すると全収縮期雑音は小さくなる。RV heave(拡張した右室の拍動)、II音亢進、チアノーゼを認めるようになる。

胸部単純X線写真

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管理・治療

  • 欠損孔が小さい場合(small VSD):心内膜炎の予防以外に特に特別な治療は不要である。しかし、血液培養陽性となる発熱や新規の雑音が聴取されたら専門医による精査を要する。(参考1)
  • 肺体血液量比2.0以上は手術適応、1.5-2.0は症状に応じて手術を、1.5以下は手術不要。

参考

  • 1. [charged] Management of isolated ventricular septal defects in infants and children - uptodate [1]

国試

  • 095G018:小欠損と考えられる。小欠損の場合には特に運動制限をする必要はないが、心内膜炎の予防のために予防接種などを受けることは必要となる。2007 guidelines of the American Heart Association (AHA) recommendによれば、予防的な抗菌薬の服用は推奨されていない。(参考1)
  • 105F026105F027103I065





AVP」

  [★]


大動脈弁」

  [★]

aortic valve (Z), AV
valva aortae
大動脈弁閉鎖不全肺動脈弁心臓




Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

臨床関連

ガイドライン


逸脱」

  [★]

異常異常性回避収差出発脱出脱出症逃避分岐偏位、偏向、偏差免れる迷走漏れ発散逃げるエスケープ


大動脈」

  [★]

aorta (Z), Ao
大動脈弁
  • 大動脈径:胸骨左縁アプローチで左室長軸断面を得て、心エコーMモードで評価。




脱」

  [★]

(comb form.)des, prolapse
ヘルニア


動脈」

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artery (Z)
arteria
静脈





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