塩化カルシウム

出典: meddic

calcium chlorideCaCl2
塩化カルシウム水和物 calcium chloride hydrate
カルシウム

CPR

適応

投与量

  • ACLS:
  • PALS:(心停止)20mg/kgをボーラス投与(静脈、骨髄内)  (非心停止患者)30-60分間かけて注入

注意

  • 心停止中にルーチンで使わない


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/29 13:57:48」(JST)

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和文文献

  • 塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液の熱力学的性質について.2. 標準状態での見かけのモル体積と見かけの定圧モル比熱(定圧モル熱容量)
  • 澁江 靖弘
  • 兵庫教育大学研究紀要 : 学校教育・幼年教育・教育臨床・障害児教育・言語系教育・社会系教育・自然系教育・芸術系教育・生活・健康系教育・総合学習系教育 38, 113-125, 2011-02
  • NAID 120003072493
  • 塩化マグネシウム水溶液と塩化カルシウム水溶液の熱力学的性質について(その1)
  • 澁江 靖弘
  • 兵庫教育大学研究紀要 : 学校教育・幼年教育・教育臨床・障害児教育・言語系教育・社会系教育・自然系教育・芸術系教育・生活・健康系教育・総合学習系教育 (37), 91-102, 2010-09
  • NAID 120002739234

関連リンク

塩化カルシウム(えんかカルシウム、塩カル、calcium chloride)は、化学式 CaCl2 で 示されるカルシウムの塩化物。CAS登録 ... 日本国内では、晩秋になると、積雪に備え 道路の各所(主に橋梁、急勾配、急カーブ)に塩化カルシウムを入れた容器が配備される 。
「塩化カルシウム」とは - CaCl2。 工場生産としては、炭酸ソーダ製造工程で製造される 塩化アンモニウムに水酸化カルシウムを反応させて製造する。 一般的に販売されている ものは水と反応させた2水塩(CaCl2・2H2O)で...

関連画像

積雪防止に塩化カルシウム  塩化カルシウムを撒きました、塩化カルシウム 塩化カルシウム 塩化カルシウムを試してみて散布後は外野の方にて先日 先日、この塩化カルシウムを 塩化カルシウムの結晶です

添付文書

販売名

リンゲル液「フソー」

組成

  • リンゲル液「フソー」は1ポリアル(プラスチックボトル)500mL中次の成分・分量を含む無色澄明の水性注射液である。
    塩化ナトリウム(NaCl)・・・・・・・・4.3g
    塩化カリウム(KCl)・・・・・・・・・・0.15g
    塩化カルシウム水和物(CaCl2・2H2O)・・0.165g

〔電解質濃度〕(理論値)

  • Na+ 147.2mEq/L
    K+ 4.0mEq/L
    Ca++ 4.5mEq/L
    Cl- 155.7mEq/L

効能または効果

  • 循環血液量及び組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正
  • 通常成人1回500〜1,000mLを点滴静注する。投与速度は,通常成人1時間あたり300〜500mLとする。
    なお,年齢,症状,体重により適宜増減する。

慎重投与

  • 腎不全のある患者[水分,電解質の過剰投与に陥りやすく,症状が悪化するおそれがある。]
  • 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ,症状が悪化するおそれがある。]
  • 高張性脱水症の患者[本症では水分補給が必要であり,電解質を含む本剤の投与により症状が悪化するおそれがある。]
  • 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分,電解質の過負荷となり,症状が悪化するおそれがある。]

薬効薬理

  • 輸液療法においては細胞外液量の確保が最も重要で,まず最初にその是正が考慮されるべきだといわれる。すなわち組織代謝の維持又は生体機能のhomeostasis維持のためには,いわゆる機能的細胞外液量を正常に保っておく必要があると考えられている1)
    例えば,出血性ショック時や外科的侵襲をうけた場合には失血分以上の細胞外液喪失を起こしていることが実験的,臨床的に示されており2),このような場合には循環血液量のみならず,減少している組織間液の回復を同時に考慮する必要がある。
    本剤はNa+,Cl-の他にK+,Ca++を含む等張性の電解質液で,その組成は生理食塩液に比べ細胞外液に近くなっている。しかし,陰イオンとしてはCl-のみであり,大量投与ではHCO3-希釈による代謝性アシドーシスを起こす危険があるが,逆にCl-欠乏を伴うことの多い代謝性アルカローシスの場合には有用であると考えられる3)


★リンクテーブル★
先読みcalcium chloride hydrate
国試過去問103B033」「089A091
リンク元カルシウム剤」「ボルヒール」「コンクライト」「エクストラニール」「ミオピン
拡張検索塩化カルシウム水和物
関連記事カルシウム」「塩化

calcium chloride hydrate」

  [★]

CaCl2calcium chloride

103B033」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 103B032]←[国試_103]→[103B034

089A091」

  [★]

  • そのまま静注してならない溶液はどれか

カルシウム剤」

  [★]

calcium preparation
カルシウム薬
カルシウム骨粗鬆症

商品

  • カルシウム剤使用後の体内カルシウムのモニター
  • 血清カルシウム
  • 尿中カルシウム/尿クレアチニン比(0.3-0.4以上が高カルシウム血症の目安になる)

代表的なカルシウム製剤

一般名 商品名 正味Ca含量
L-アスパラギン酸カルシウム アスパラカルシウム 錠剤1錠200mg。Ca22.3mg
乳酸カルシウム 乳酸カルシウム 散剤1g中Ca130mg
塩化カルシウム 塩化カルシウム 散剤1g中Ca360mg
グルコン酸カルシウム グルコン酸カルシウム 散剤1g中Ca92mg
リン酸水素カルシウム リン酸水素カルシウム 散剤1g中Ca330mg

ボルヒール」

  [★] 人フィブリノゲン(フィブリノゲン)、人血液凝固第XIII因子(第XIII因子)+アプロチニントロンビン塩化カルシウム水和物(塩化カルシウム)

  • 血漿分画製剤
  • 生体組織接着剤としてもちいられる。

成分 (添付文書より)

バイアル1(フィブリノゲン凍結乾燥粉末)

  • 有効成分:
  • 人フィブリノゲン:40mg
  • 人血液凝固第XIII因子:37.5単位
  • 添加物:
  • 人血清アルブミン、グリシン、D-マンニトール、クエン酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム

バイアル2(フィブリノゲン溶解液)

  • 有効成分:
  • 添加物:
  • 塩化ナトリウム

バイアル3(トロンビン凍結乾燥粉末)

  • 有効成分:
  • 日本薬局方トロンビン:125単位
  • 添加物:
  • クエン酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム

バイアル4(トロンビン溶解液)

  • 有効成分:
  • 日本薬局方塩化カルシウム水和物:2.95mg/0.5mL

添付文書

[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/7990710X1039_2_02


コンクライト」

  [★]

塩化アンモニウム塩化カリウム塩化カルシウム塩化ナトリウムマグネシウム乳酸ナトリウムリン酸二カリウム


エクストラニール」

  [★] イコデキストリン塩化ナトリウム乳酸ナトリウム塩化カルシウム塩化マグネシウム

腹膜透析用剤


ミオピン」

  [★] アスパラギン酸カリウム塩化カルシウム塩化ナトリウム炭酸水素ナトリウムネオスチグミン


塩化カルシウム水和物」

  [★]

calcium chloride hydrate
AK-ソリタ透析剤・DLAK-ソリタ透析剤・DPAK-ソリタ透析剤・FLAK-ソリタ透析剤・FPDドライ透析剤2.5SDドライ透析剤3.0SHF-ソリタ血液ろ過用補充液・BWキットHF-ソリタ血液ろ過用補充液・Lアートセレブアクメインアルスロマチックエクストラニールエルネオパ1号オペガードMAオペガードネオキットカーボスター透析剤・Lカーボスター透析剤・Mカーボスター透析剤・Pキドライム 透析剤キンダリー透析剤2Dキンダリー透析剤2Eキンダリー透析剤3Dキンダリー透析剤3Eキンダリー透析剤4Dキンダリー透析剤4Eキンダリー透析剤AF1P号キンダリー透析剤AF1号キンダリー透析剤AF2P号キンダリー透析剤AF2号キンダリー透析剤AF3P号キンダリー透析剤AF3号キンダリー透析剤AF4P号キンダリー透析剤AF4号サヴィオゾールサブパック血液ろ過用補充液-Biサブラッド血液ろ過用補充液BSGサリベートステイセーフバランスソリタックスソリューゲンFソリューゲンGソルアセトDソルアセトFソルラクトソルラクトDソルラクトSソルラクトTMRダイアニール-NPD-21.5ダイアニール-NPD-41.5ダイアニールPD-24.25ダイアニールPD-44.25ツインラインNF配合ツインライン配合トリフリードネオパレン1号バイフィルハルトマンD液ハルトマン液ビーエスエスプラスビーフリードビカーボンビカネイトフィジオ70ヘスパンダーペリセート360Nペリセート360NLペリセート460ベリプラストPポタコールRボルヒール組織接着用マイピリンミオテクターミッドペリック135ミッドペリックL135ラクテックラクテックDラクテックGラクトリンゲルMラクトリンゲルSラクトリンゲル液ラコールNF配合ラコール配合リンゲル液リンパック透析剤1号リンパック透析剤3号リンパック透析剤TA1リンパック透析剤TA3レプチラーゼ塩化Ca補正液塩化カルシウム塩化カルシウム水和物大塚塩カル低分子デキストランL
塩化カルシウム


カルシウム」

  [★]

calcium
カルシウムイオンリン
calcium channel blockers, calcium channels

基準値

  • 血清総Ca 8.6-10.1 mg/dl(臨床検査法提要第32版)
  • 8.6-10.2 mg/dL (QB)   だいたい  9.4 ± 0.8
  • 血清Caイオン 1.15-1.30 mmmol/l(臨床検査法提要第32版), 4.6-5.1 mg/dl

血液ガス

  • 血液ガスでは (mEq/l)で出されるが 4倍すれば (mg/dl)に変換できる  原子量が約40ゆえ

溶解度積

リン酸カルシウム 366x10-6 (30℃)
リン酸カルシウム 0.35x10-6 (38℃)
炭酸カルシウム 0.0087x10-6 (25℃)
酒石酸カルシウム 0.0077x10-6 (25℃)
シュウ酸カルシウム 0.00257x10-6 (25℃)
オレイン酸カルシウム 0.000291x10-6 (25℃)
パルチミン酸カルシウム 0.000000161x10-6 (23℃)

カルシウムの吸収(SP.744)

  • +健康成人の1日あたりの食物Ca摂取0.6g
  • +消化管分泌物と脱落上皮細胞のCa 0.6g
  • -吸収されるCa          0.7g
  • -そのまま排泄          0.5g
  • 正味吸収されるCa 0.1g

カルシウムの吸収部位

  • 十二指腸

カルシウム代謝の調節機構

副甲状腺ホルモン

  • 血中Ca上昇+血中P低下を行う。
  • 1. 破骨細胞に作用してCa,Pが血中へ。
  • 2. 腎の遠位尿細管に作用してCa再吸収の亢進、近位尿細管でのP再吸収の抑制。
  • 3. 近位尿細管に作用して酵素を活性化し、1,25水酸化ビタミンD3の産生亢進。

1,25(OH)2D3

  • 血中Ca上昇+血中P上昇
  • 1. 空腸からのCaとPの吸収。
  • 2. 骨形成促進。
  • 3. 遠位尿細管でのCaとPの再吸収促進。
  • 4. 副甲状腺ホルモンの合成を抑制

尿細管における部位別カルシウム輸送

  • 糸球体で濾過されるのはイオン化Caと陰イオン複合型Ca(蛋白結合型Caは濾過されない)
  • 濾過されたカルシウムのうち95%が再吸収される。
  • 近位尿細管:60-70%
  • ヘンレループ:20-25%
  • 遠位尿細管、集合管:10-15%

近位尿細管

  • Na+依存的に再吸収。受動輸送80%、能動輸送20%
  • 基底側のCa2+ ATPase, 3Na+-Ca2+逆輸送系

ヘンレループ

  • 太いヘンレループ上行脚で
  • 受動輸送:管腔内電位が正であるため
  • 基底側のCa2+ ATPase

遠位尿細管~集合管

  • 糸球体濾過量の10-15%が再吸収されている → 量としては少ないが能動的に吸収が行われる部位。
  • 能動輸送:管腔内電位が負であるため。
  • PTHカルシトニンに調節されている
  • チアジド系利尿薬により細胞内Na↓となるとCa再吸収↑となる!!!! ← ループ利尿薬と違う点。よって高カルシウム血症が起こることがある。

接合尿細管

  • 管腔側:Ca2+チャネル/非選択的カチオンチャネル
  • 基底側:Na+-K+ ATPase, 3Na+-Ca2+交換系

尿細管におけるカルシウムの輸送の調節 SP.796

  • 循環血漿量
  • Ca2+の尿中排泄量はNa+の尿中排泄量と比例。循環血漿量が増加するとCa2+排泄も増加
  • 血漿電解質濃度
  • Ca2+の尿中排泄量は血漿Ca2+濃度と比例する。
  • 酸塩基平衡

血清カルシウム濃度

  • 血液中でCa2+は調節を受けて一定に保たれるが、蛋白と結合しているCaはアルブミンの量によって増減する。
血清アルブミン濃度 4 g/dl、血清Ca濃度 9mg/dl。補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
血清アルブミン濃度 2 g/dl、血清Ca濃度 7mg/dl。 → 大変!!低カルシウム血症!! → ホント? ってことになる。アルブミンの量が減ってAlb-Caが減っただけで生理的に重要なCa2+は保たれているのではないか。 → こんな時に補正Ca濃度を用いるのである
                       →補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
つまり、低アルブミン血症ではCa2+は保たれているにもかかわらず、血清Caは低値となりそのままでは評価できないために補正を行う。
補正Ca濃度(mg/dl)=Ca実測値(mg/dl)+(4-血清アルブミン濃度(g/dl)) ・・・Payneの式
アルブミンのpIは7より小さく、アシデミアでは負に帯電しているアルブミンが減少、アルカレミアでは負に帯電しているアルブミンが増加する。すなわち、pHが下がるとアルブミンとくっつなくなったCaが増加するので、血液pH0.1の低下につきfreeイオン化Ca(Ca2+)は0.12mg/dl増加する???????????

循環血液量

  • 循環血液量↑→尿中Na排泄↑、尿中Ca排泄↑

血清Ca濃度

  • 血清Ca濃度↑→PTH↓
  • 生理活性のあるのはイオン化Ca(Ca2+)のみ
血清Ca濃度=イオン化Ca(45%) + 蛋白結合型Ca(40%) + 陰イオン複合型Ca(15%)
イオン化Caは一定に保たれる

pH

アシドーシス :pHが小さくなると負電荷減少:蛋白のCa結合能↓、イオン化Ca↑
アルカローシス:pHが大きくなると負電荷増加:蛋白Caの結合能↑、イオン化Ca↓→Ca欠乏(低カルシウム血症)

低蛋白血症

  • 低蛋白血症の際、蛋白結合型Caは減少するが、イオン化Ca一定。

尿中カルシウム

血中カルシウムと尿中カルシウム

  • 薬剤などの影響がなければ、血中カルシウムと尿中カルシウムは相関がありそうである → 副甲状腺ホルモン

血清カルシウムと心電図

  • QT時間と血清カルシウムは負の相関関係にある

元素

  • 金属元素。周期表第2族アルカリ土類金属元素
  • 原子番号:20
  • 元素記号:Ca
  • 原子量 40.078  g/mol

臨床関連

参考

  • カルシウム製剤の特徴
[display]http://www.orth.or.jp/osteoporose/caseizai.html







塩化」

  [★]

chloridechloro
塩化物塩素イオンクロライドクロリドクロロクロール



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