収縮期前方運動

出典: meddic

systolic anterior motion SAM
僧帽弁


  • 閉塞性肥大型心筋症のMモード心エコー図上においてみられる
  • 僧帽弁逸脱症、心嚢水貯留でも認められる
  • 心房中隔欠損症でもみられるらしい (YN.C-111)



UpToDate Contents

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和文文献

  • 心筋切除・大動脈弁置換術後に僧帽弁前尖収縮期前方運動を認めた閉塞性肥大型心筋症合併の大動脈弁狭窄の1症例
  • 二見 宗智,黒田 真彦,河本 昌志
  • 麻酔 59(5), 635-640, 2010-05
  • NAID 40017120129
  • 187) 僧帽弁形成術直後に一過性の僧帽弁前尖収縮期前方運動出現により僧帽弁逆流を生じた一例(第92回日本循環器学会中国・四国合同地方会)
  • 末冨 建,村田 和也,田中 健雄,吉野 敬子,野瀬 善夫,深川 靖浩,須佐 建央,和田 靖明,國近 英樹,小林 茂樹,矢野 雅文,小林 俊郎,美甘 章仁,濱野 公一,松崎 益徳
  • Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 72(Supplement_III), 1050, 2008-10-20
  • NAID 110007010932
  • 59) 左室内腔狭小化と僧帽弁収縮期前方運動に伴いdynamic LVOT obstructionを来した一列(第145回日本循環器学会東北地方会)
  • 佐藤 貴子,阿部 元,土佐 慎也,松岡 悟,田村 芳一,斉藤 崇,伊藤 宏
  • Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 72(Supplement_III), 1026, 2008-10-20
  • NAID 110007010734
  • 僧帽弁形成術後に発生した僧帽弁前尖収縮期前方運動の1症例
  • 楠 大弘,澤井 俊幸,中平 淳子 [他]
  • 麻酔 57(10), 1261-1264, 2008-10
  • NAID 40016265961

関連リンク

5-1-1 SAM SAM:systolic anterior motion of mitral valve 収縮期における僧帽弁前尖の心室中隔側へ近づく動き 僧帽弁形成術施行患者の16%以上に出現する。 閉塞性肥大型心筋症(HOCM)、弁の伸びきった粘液腫性僧帽弁の形成術
・収縮期前方運動(SAM)では収縮期に左室流出路で心室中隔に向かって偏位する弁腹や腱索にカーソルを合わせる。 ・僧帽弁逸脱(MVP)では収縮中期に左房側に落ち込みが明瞭な弁腹にカーソルを合わせる。 ・僧帽弁逆流症例 ...
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関連画像

 収縮期前方運動, e. 心筋間の心筋症収縮期前方運動心筋症


★リンクテーブル★
先読み僧帽弁
リンク元心房中隔欠損症」「僧帽弁前尖」「SAM
関連記事収縮期」「前方

僧帽弁」

  [★]

mitral valve (Z), MV
左房室弁 left atrioventricular valve, 二尖弁 bicuspid valve
三尖弁僧帽弁閉鎖不全
  • 左心房左心室の間の弁
  • 左心房と左心室の間の左房室口に存在する弁で、血液の左心室から左心房への逆流を防止する機能がある。
  • 正常弁口面積 4cm2以上 ← 弁口面積<1.5cm2で僧帽弁狭窄症を発症


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



臨床関連

疾患
異常所見
  • 僧帽弁収縮期異常後方運動(Mモードにおける拡張後期の僧帽弁の後方への偏位):僧帽弁逸脱症の所見とされたが非特異的である。


心房中隔欠損症」

  [★]

atrial septal defect ASD, atrial septal defects ASDs
先天性心疾患心室中隔欠損症動脈管開存症

left to right shunt

  • prominent right ventricular cardiac impulse, a systolic ejection murmur heard in the pulmonic area and along the left sternal border, and fixed splitting of the second heart sound.

定義

疫学

  • 小児期のCHDの約10%、成人のCHDの約40%(医学辞書?)。先天性心疾患の7-10%(SSUR.356)
  • 女性に多い。男:女=1:2

分類

図:SSUR.356

欠損孔の部位による分類

  • 1. 二次孔欠損(70%)、心房中隔二次孔欠損
  • 二次孔欠損は卵円窩の位置に欠損孔がある ≠ 卵円孔開存
  • 2. 静脈洞型(15%)、静脈洞型欠損
  • 静脈洞型は上、下大静脈入口部付近や冠静脈洞の欠損であり、しばしば部分肺静脈還流異常を伴う。
  • 一次孔欠損(心内膜床欠損不完全型)は、房室弁孔に隣接する房室中隔の欠損であり、房室弁(僧帽弁、三尖弁)の裂隙(クレフト)や閉鎖不全を伴う。

病態

  • 心房で左-右短絡 → 右心系に容量負荷 → 右心不全
  • 右心系の容量負荷 → 肺血流↑ →肺血管床の閉塞性病変・肺高血圧症

検査

聴診

  • 下部左胸骨縁に拍動聴取。拡張した右室の収縮:RV heave
  • II音:widened, fix slitting pattern 固定性分裂
  • 上左胸骨縁:収縮期雑音  :肺動脈弁に多くの血流が流れることによる → 相対的PS
  • 下左胸骨縁:拡張期中期雑音:三尖弁を通って血流がたくさん流れ込むため。 → 相対的TS
  • 心房間の圧格差は大きくないので、ASDの欠損孔を血液が通ることによる雑音はない。

検査

心エコー

  • 心室中隔の奇異性運動
  • 右室腔の拡大
  • 僧帽弁の高位屈曲点と収縮期前方運動
  • カラードプラ心エコーにおけるジェット

心電図

  • PR延長、不完全右脚ブロック、右軸偏位

合併症

  • 僧帽弁逸脱症、心房細動、心不全、肺感染症(肺高血圧と関連)、肺高血圧

治療

  • 手術療法:根治療法となる




僧帽弁前尖」

  [★]

anterior mitral leaflet AML
僧帽弁僧帽弁前尖の収縮期前方運動僧帽弁前尖裂除

臨床関連


SAM」

  [★]

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「surface-to-air missile地対空ミサイル」


収縮期」

  [★]

systole
心室収縮期 ventricular systole ← 心房収縮期もあるが、一般的に収縮期と言えば心室収縮期を指す
[[]]



定義

  • 心室収縮の始まりから、大動脈弁が閉じるまで


前方」

  [★]

forwardonwardforward



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