側脳室

出典: meddic

lateral ventricle (B,KL)
ventriculus lateralis
脳室第3脳室第4脳室脳室系




解剖


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

臨床関連

側脳室壁の病変

  • 結節性硬化症:頭部単純CT:側脳室壁や基底核での結節状石灰沈着、脳室拡大 (NDE.345)。脳室壁に沿った石灰化(candle guttering / brain stone)


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/10 00:13:48」(JST)

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和文文献

  • 3.側脳室腫瘍手術に必要な微小解剖と外科治療(PS3-2 脳室・脳幹病変の外科治療(ビデオセミナー),プレナリーセッション,手術再考,第30回日本脳神経外科コングレス総会)
  • 岡 秀宏,藤井 清孝,ロートンJr. アルバート
  • 脳神経外科ジャーナル 19(Supplement), 88, 2010-04-20
  • NAID 110007621863
  • 視床下部過誤腫の病態と治療(<特集>小児脳神経外科における新しい治療)
  • 有田 和徳,時村 洋,花谷 亮典,菅田 真生,秋光 知英,飯田 幸治,杉山 一彦,栗栖 薫
  • 脳神経外科ジャーナル 19(4), 296-303, 2010-04-20
  • … にあることについてのエビデンスは集積されつつあり,過誤腫自身が治療のターゲットとなっている.直達手術の経路として,以前は経シルビウス裂アプローチ,側頭下アプローチなどが主体であったが,近年,経側脳室法,経脳梁経脳弓間アプローチ,内視鏡下離断術が導入され優れた成績を示している.非侵襲的な治療方法として,ガンマナイフや高周波熱凝固も半数以上で著効をもたらす.これらの方法でてんかんのコントロ …
  • NAID 110007621779

関連リンク

脳脊髄液が産生される脳内の腔。ヒトの場合、左右一対の側脳室と、正中に第三脳室、第四脳室が一つずつの、計四つの脳室がある(図1)。これらは相互に連絡があり、くも膜下腔へと接続されることで、脳脊髄液は脳室内を循環する。
脳室の解剖図です 脳室系の立体図です 脳室の中には髄液という液体が入っています。 髄液は脈絡叢というところで作られます 脳室の髄液の流れは,側脳室—-モンロー孔—-第3脳室—-中脳水道—-第4脳室—-ルシュカ孔・マジャン ...
側脳室(そくのうしつ、英語:lateral ventricle、ラテン語:ventriculus lateralis)とは、左右の大脳半球の内部に対称性に存在する脳脊髄液(cerebrospinal fluid、以下CSF)で満たされた一対の空間(脳室)である。側脳室を満たす脳脊髄液 ...

関連画像

Lateral ventricle.png脳室の画像です。左右の側脳室 文献 [1] p183より改変して転載側脳室, 第三脳室, 第四脳室 Gray736.png


★リンクテーブル★
先読み第4脳室」「第3脳室」「脳室系
国試過去問081C003」「079C041
リンク元統合失調症」「後角」「前脈絡叢動脈」「視床線条体静脈」「室間孔
拡張検索側脳室脈絡叢」「側脳室内」「側脳室髄膜腫」「側脳室後角拡大症
関連記事」「脳室

第4脳室」

  [★]

fourth ventricle (KH)
ventriculus quartus
第4脳室第四脳室
第4脳室正中口第4脳室外側口脳室系脳室
[show details]



  • 図:N.102,103


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


第3脳室」

  [★]

third ventricle
脳室


脳室系」

  [★]

ventricular system



081C003」

  [★]

  • 10歳の男児。1ヶ月前から両眼球が上方に動きにくくなり、そのころから頭痛もあるため来院した。この患者に見られる所見として適切なもの。2つ。

079C041」

  [★]

  • 頭部CT所見について正しい組み合わせ
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

統合失調症」

  [★]

schizophrenia
精神分裂病分裂病
精神疾患向精神薬抗精神病薬

ICD-10

  • F20 Schizophrenia
  • F20.0 Paranoid schizophrenia
  • F20.1 Hebephrenic schizophrenia
  • F20.2 Catatonic schizophrenia
  • F20.3 Undifferentiated schizophrenia
  • F20.4 Post-schizophrenic depression
  • F20.5 Residual schizophrenia
  • F20.6 Simple schizophrenia
  • F20.8 Other schizophrenia
  • F20.9 Schizophrenia, unspecified

DSM-IV

概念

  • 統合失調症 schizophrenia (=精神分裂病 shizo(分裂) + phrenia(心)) 
  • 感情、思考、行動の統合がとれていない。

歴史

  • クレペリン Kraepelin,E.(1899):早発性痴呆として統合失調症を分離
  • ブロイラー Bleuler,E. (1911):schizophreniaの名称を与えた。ブロイラーの基本症状
  • シュナイダー Schneider,K.(1939):シュナイダーの一級症状

疫学

  • 100人に1人が罹患している。120人に1人とも(発病危険率0.8%)
  • 発症年齢:15-35歳に集中。10歳以下や40歳以降に発症することは少なく、55歳におこるのはまれ。
  • 性差:男性の方が発症年齢が少ない。

遺伝性

参考1
発症には遺伝要因と環境要因の関与が考えられる。
  • 一卵性双生児46%、二卵性双生児12%

リスクファクター

  • 冬の出産、妊娠時の合併症

病前性格

  • 非社交的、物静か、控えめ、生真面目、変人
  • 臆病、繊細、敏感、神経質、興奮しやすい、自然や書物に親しむ
  • 従順、善良、温和、無頓着、鈍感

病型

病因

前頭葉、辺縁系、線条体、視床下部 → ドーパミンD2受容体遮断薬が治療薬 (抗精神病薬)
  • 慢性アンフェタミン中毒
  • 糖質病に類似?

統合失調症の特徴

  • 1.意識障害はおこらない
  • 2.知的障害は起こらない
  • 3. 特異的な症状がない
  • 4. 個々の精神機能はそれ自体は障害は起こらない

ブロイラーの4つのA

  • 患者は3つはあてはまる
①連合弛緩 Assosiationslockerung
②感動鈍麻 Affekverblodung
③両価性 Ambivalence
④自閉 Autisumus

 

統合失調症の陽性、陰性症状

陽性症状:本来あるべきでないことがあるもの:幻聴
陰性症状:本来あるべきものがないもの:感情の鈍麻
  • 陽性症状は急性期に生じ、陰性症状は後期に生じる
  • 意識障害はない(せん妄は出現しない)

症状

PSY.255-256
  • 意欲・感情:不安、緊張、興奮。昏迷カタレプシー
  • 自我:自我の能動性が障害され、自らの思考や行動が他人の意志によって影響されていると思いこむこと。
  • 知能:知的能力は低下しない。異常体験に支配されている場合や人格の崩壊が進行した例では、的確な判断能力が損なわれる。
  • 疎通性:異常体験に支配されていたり、強い興奮や昏迷を示す場合には疎通性は得られない。
  • 病識:統合失調患者は自らが異常な状態にあることを認識できない

診断基準

DSM-IVによる統合失調症の診断基準

A. 特徴的症状:以下のうち2つ以上が1ヶ月以上の存在
(1) 妄想
(2) 幻覚
(3) 解体した会話
(4) ひどく解体したまたは緊張病性の行動
(5) 陰性症状:感情平板化、思考貧困、意欲欠如
B. 社会的または職業的機能の低下
C. 期間:少なくとも6ヶ月間存在
D. 失調感覚障害(統合失調感情障害)と気分障害を除外
E. 物質や一般身体疾患の除外
F. 広汎性発達障害との関係:自閉性障害や
他の広汎性発達障害の既往歴がある場合、
顕著な幻覚や妄想が少なくとも1ヶ月存在すること

ICD-10による統合失調症の診断基準

一ヶ月以上ほとんどいつも明らかに存在すること
(a) 考想化声 thought echo、考想吹込 thought insertion、思考奪取 thought withdrawal考想伝播 thought broadcasting いずれか1つ
(b) させられ体験 delusion of control、身体的被影響体験 delusion of influence、妄想知覚 delusional perception
(c) 注釈幻声、会話形式の幻聴 auditory hallucination
(d) 宗教的・政治的な身分や超人的な力や能力といった、文化的に不適切で実現不可能なことがらについての持続的な妄想(たとえば天候をコントロールできるとか、別世界の宇宙人と交信しているといったもの)。
(e) 持続的な幻覚が、感傷的内容を持たない浮動性あるいは部分的な妄想や支配観念に伴って継続的に(数週から数ヶ月)現れる。 いずれか2つ
(f) 思考の流れに途絶や挿入があり(思考途絶)、その結果まとまりのない話しかたをしたり(連合弛緩)、言語新作が見られたりする。
(g) 興奮、常同姿勢蝋屈症、拒絶症、緘黙昏迷などの緊張病性行動 catatonic behavior
(h) 著しい無気力、会話の貧困、情動的反応の鈍麻や不適切さのような、社会的引きこもりや、社会的能力の低下をもたらす陰性症状。
(i) 関心喪失、目的欠如、無為、自分のことだけに没頭する態度、社会的引きこもりなど、個人的行動の質的変化。

検査

治療

  • 薬物療法
  • 精神療法:支持的精神療法(安定した医師患者関係を樹立する)
  • 電気痙攣療法:陽性症状が顕著で薬物療法の効果が見られない場合に適応。陽性症状の有無にかかわらず自殺のおそれがあり、他の治療によって改善に見られない場合も適応。
  • 社会復帰のための治療:
  • 作業療法:自発性と対人接触が改善。
  • レクリエーション療法:
  • 認知行動療法:生活技能訓練(ここの患者に適した目標を設定して行動療法を行う。対人及び社会的技能を学習し、実際の生活に応用していく)

抗精神病薬一覧

参考

  • 1. 統合失調症 学習テキスト 病客様とご家族の皆様がともに学んでいただくために 医療法人梁風会高梁病院 心理教育委員会編集
[display]http://www.ryoufhu.com/hp/sctekisuto.pdf
  • 2. 【0738】一卵性双生児の統合失調症について
[display]http://kokoro.squares.net/psyqa0738.html





後角」

  [★]

側脳室の後角

脳室側脳室


脊髄の後角

posterior horn (B), dorsal horn (B)
cornu posterius, cornu dorsale
後柱 posterior column columna posterior
脊髄
N. 158
KH. 91
KL. 665
B. C-25

機能的意義

  • 後索路>後索-内側毛帯系以外の伝導路の起始細胞
  • 入力間の相互干渉~

  関連痛の発生機序、ゲートコントロール

  • 下行性抑制路~

  モルヒネの鎮痛作用

神経解剖

  • 6層構造、I層~VI層
  • 末梢からの入力と層の関係 (2007年度後期生理学授業プリント)

||>|>|機械|>|侵害|冷|温| |I層|||C|Aδ|C|Aδ|C| |II層|||C||C||C| |III層|Aβ|Aδ|||||| |IV層|Aβ|Aδ|||||| |V層|Aβ|||Aδ||Aδ|| |VI層|Aβ||||||| |後索|Aβ|||||||



前脈絡叢動脈」

  [★]

anterior choroidal artery
arteria choroidea anterior

由来

走行

  • 内頚動脈から分岐したのち、後方に向かって走行しつつ、内包枝をだしながら側脳室脈絡叢に分布する

支配

参考

  • 1. 脳底の動脈
[display]http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/angio(nerve)/av-14.html



視床線条体静脈」

  [★]

thalamostriate vein (KH)
vena thalamostriata
分界静脈 vena terminalis


  • KL.770, KH.379

終止

走行

  • 室間孔より側脳室に入り、分界条のすぐ深部を、分界条に沿って走行し、後方に向かう


室間孔」

  [★]

interventricular foramen (KH)
foramen interventriculare
Monro孔モンロー孔foramen of MonroMonro foramen
脳室系
  • 図:KL.755 B.71
  • 左右の側脳室は、各々の室間孔を通して第3脳室と連絡している



側脳室脈絡叢」

  [★]

choroid plexus of lateral ventricle
脈絡叢側脳室

血管


側脳室内」

  [★]

intracerebroventricularintraventricular、(aj,abrv)i.c.v.、intracerebroventricularly
脳室内心室内

側脳室髄膜腫」

  [★]

lateral ventricle meningioma


側脳室後角拡大症」

  [★]

コルポセファリー

室」

  [★]

ventricleventriculusventriculiventricular
心室心室性脳室

脳室」

  [★]

ventricle, ventricles
ventriculus cerebri
側脳室第3脳室第4脳室





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