一次卵胞

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primary follicle (Z)
[[]]


  • 初期一次卵胞:扁平卵胞細胞が、立方卵胞細胞となる
  • 成熟一次卵胞:単層の立方卵胞細胞(=顆粒層細胞)が重層の顆粒層細胞となる。

定義

特徴

  • 顆粒膜細胞が4層以下の卵胞はFSHと無関係に発育するが、これ以降の発育にはFSHが必要 (NGY.25)
  • 4層の顆粒膜細胞を持つ卵胞では毛細血管が卵胞周囲の繊維娘細胞層を貫入して血管症を作り、内莢膜細胞を構成する。内莢膜細胞は卵および顆粒膜細胞の唯一の栄養源であり、外側は外莢膜細胞に囲まれている (NGY.25)


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/16 15:44:28」(JST)

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和文文献

  • Busulfan胎生期曝露による第一次卵胞減少はDonryuラットの子宮発癌を促進する
  • YOSHIDA Midori,WATANABE Gen,SHIROTA Mariko,MAEKAWA Akihiko,TAYA Kazuyoshi
  • Journal of Reproduction and Development advpub(0), 0509200019, 2005-12
  • Ovarian dysfunction leading to hormonal imbalance plays a crucial role in uterine carcinogenesis in rats as well as women. However, the effects of a reduction in primordial follicles at birth on uteri …
  • NAID 130000054673
  • 合成エストロジェンの胎生期暴露が生後の内分泌機能へ及ぼす影響(研究科分,平成15年度麻布大学公的研究助成金事業研究成果報告)
  • 山本 雅子,有嶋 和義,村上 賢
  • 麻布大学雑誌 9/10, 148-153, 2004
  • … DES投与は生後3週の雌血漿FSH濃度を増加させ,卵巣の一次卵胞と二次卵胞の割合を増加させ,原始卵胞の割合を減少させた。 …
  • NAID 110004830026
  • ニホンツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)の卵胞内卵母細胞におけるタンパク質, 多糖類および脂質の組織化学的検出
  • 新村 末雄,大滝 清巳,楠原 征治,三浦 志津,阿部 學
  • Japanese journal of zoo and wildlife medicine 3(2), 69-74, 1998-09
  • … また, アルシアン青染色陽性の酸性多糖類, スダン好性脂質, ナイル青硫酸染色陽性の中性脂肪およびCiaccio法陽性の類脂質は, 原始卵胞の卵母細胞にはみられなかったが, 一次卵胞から胞状卵胞の卵母細胞に認められ, これら脂質の含量は卵胞の発育に伴って増加した。 …
  • NAID 110002683125

関連リンク

原始卵胞の扁平な顆粒層細胞の構造の立方状への変化、それが一次卵胞の始まりで ある。卵母細胞の遺伝子は活性化し転写される様になる。卵胞と卵母細胞の間には未 発達な傍分泌シグナリング経路が形成されている。卵母細胞と ...
これは繊維・血管の外被、有核細胞(卵胞上皮細胞)の内被、及び卵子の浮遊する透明 なアルブミン溶液(卵胞液)からなる。卵胞は発育段階により原始卵胞、一次卵胞、二次 卵胞、三次卵胞(胞状卵胞)およびグラーフ卵胞に分けられる。排卵後の卵胞は黄体へ ...

関連画像

Photo_6標本群にもどるPhoto_7卵胞の発育と卵子について理解 2jiranpoS.jpg標本群一次卵胞


★リンクテーブル★
リンク元顆粒膜細胞」「莢膜細胞
関連記事卵胞」「一次

顆粒膜細胞」

  [★]

granulosa cell, granulosa cells
顆粒層細胞
卵胞
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  • 卵胞由来の細胞で、卵胞の外層に位置する。
  • 原始卵胞から一次卵胞への発達はFSH非依存的に進行する。卵母細胞をおおう卵胞上皮(卵胞上皮細胞)は単層かつ扁平な状態から立方状に変化し、さらに多層化する。この状態の卵胞上皮細胞が顆粒層細胞と呼ばれる(HIS.395)。
  • 卵母細胞から分泌されるアクチビンによって顆粒層細胞の増殖が促進される(HIS.395)

分子細胞学的な特徴=

  • FSHとLH受容体を有する。

機能

  • 1. アンドロゲンからエストロゲンへの変換
  • 2. (LHの作用により)排卵後に黄体に変化する

ホルモン

調節

  • 多層一次卵胞の時にFSHを受容すると二次卵胞になる ← FSHは卵胞発育促進作用があり、顆粒膜細胞に作用して三方の発育・分化・エストロゲン産生を促進する(QB.Q-212)

分泌

  • 二次卵胞



莢膜細胞」

  [★]

theca cell


  主な受容体 卵胞期における働き
莢膜細胞 LH受容体 LHの刺激によりコレステロールからアンドロゲンを産生
顆粒膜細胞 FSH受容体 アクチビンは未熟な顆粒膜細胞FSH受容体と結合し、卵胞をゴナドトロピン依存性の一次卵胞にする
FSHによりアロマターゼ(P450arom)が誘導され、アンドロゲンからエストロゲンを産生
エストロゲン顆粒膜細胞自身に作用してFSH受容体を増加させる
インヒビンを産生して下垂体を抑制しFSHの産生を減らし、主席卵胞を選抜する。


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


卵胞」

  [★]

follicle (Z), ovarian follicle
folliculus ovaricus, folliculus ovarii
卵巣濾胞


卵胞の発育

  • 最初、原始卵胞はFSHに依存せずに生育していき、顆粒膜細胞層が3層になった頃(一次卵胞)にFSH受容体を発現し、FSH依存性に生育していく。
  • 月経周期の初期には下垂体からのFSH分泌が増加して(月経周期参照)、ゴナドトロピン刺激とは無関係に発育してきた卵胞をさらに刺激してグラーフ卵胞へと発達させる。FSHによる刺激がない場合には卵胞は変性し閉鎖卵胞となる。(NGY.26)
  • (ゴナドトロピンの刺激を受けた?)卵胞は1-2mm/dayの割合で大きくなり、5mmで超音波エコーにて描出される。
  • 排卵前には約20mmとなる。


一次」

  [★]

(順番)primary、(次元)first-order
一次的一級原発性主要初生第一次第一級プライマリプライマリー原発




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