リンパ球性下垂体炎

出典: meddic

lymphocytic hypophysitis
下垂体炎リンパ球性漏斗神経下垂体炎リンパ球性漏斗下垂体神経葉炎、自己免疫性下垂体炎、自己免疫性視床下部下垂体炎
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自己免疫性下垂体炎 autoimmune hypophysitis = 自己免疫性視床下部下垂体炎 = リンパ球性下垂体前葉炎らしい

概念

  • 原因不明の下垂体機能障害をきたす疾患。

分類


参考

  • 1. wiki en
  • [display]http://en.wikipedia.org/wiki/Autoimmune_hypophysitis
  • 2. [charged] Causes of hypopituitarism - uptodate [1]
  • 3. 自己免疫性視床下部下垂体炎の診断と治療の手引き (平成21年度改訂)
[display]http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance/jiko_meneki.pdf

UpToDate Contents

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和文文献

  • 症例報告 Pattern reversal VEPにて視神経炎が示唆されたリンパ球性下垂体炎の1例
  • 斎藤 聡,森 千晃,當間 圭一郎 [他]
  • 臨床神経学 51(1), 27-31, 2011-01
  • NAID 40017660392
  • 自己免疫性視床下部下垂体炎 (特集 ここまでわかっている自己抗体と自己免疫疾患)

関連リンク

前葉が病変の主座であるリンパ球性. 下垂体前葉炎、下垂体茎・後葉が病変の主座である リンパ球性漏斗下垂体後葉炎に大別さ. れる。病変が両者に及ぶ場合、リンパ球性汎下 垂体炎と呼ばれるが、非典型例も多く発症. 機序は一様でない可能性がある。 ...

関連画像


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★リンクテーブル★
先読み自己免疫性視床下部下垂体炎
国試過去問108A034
リンク元リンパ球性下垂体前葉炎」「lymphocytic hypophysitis
関連記事リン」「下垂体」「下垂体炎」「」「リンパ

自己免疫性視床下部下垂体炎」

  [★]

autoimmune hypothalamus hypophyseal inflammation, autoimmune inflammation of the hypothalamic pituitary, autoimmune hypophysitis

分類

参考

  • 1. 診断と治療の手引き - 日本内分泌学会
http://square.umin.ac.jp/endocrine/tebiki/001/001.htm
http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance.htm

108A034」

  [★]

  • 36歳の女性。分娩後頭痛視野障害を主訴に来院した。妊娠 28週ころから頭痛、 30週から左眼の視野障害が出現した。多尿や多飲はない。身長 165 cm、体重62 kg。脈拍 76/分、整。血圧 118/74 mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。対面法による視野検査により両耳側に欠損を認める。尿所見:比重 1.024、蛋白 (-)、糖 (-)。血液生化学所見: AST 33 IU/l、ALT 17 IU/l、クレアチニン 0.6 mg/dl、血糖 92 mg/dl、総コレステロール 124 mg/dl、Na 140 mEq/l、K 3.8 mEq/l、Cl 104mEq/l、アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉18 U/l(基準 8.3.21.4)、 TSH 0.15μU/ml(基準 0.2.4.0)、 FT4 0.74 ng/dl(基準 0.8.2.2)、 ACTH 11.4 pg/ml(基準 60以下 )、コルチゾール 1.8μg/dl(基準 5.2.12.6)、 GH 2.7 ng/ml(基準 5以下 )、 IGF-I 164ng/ml(基準 112~271)、プロラクチン 25.4 ng/ml(基準 15以下 )。免疫血清学所見: CRP 0.3 mg/dl、抗サイログロブリン抗体 24 U/ml(基準 0.3以下 )。頭部単純MRIのT1強調矢状断像 (別冊 No.11A)と頭部造影 MRIのT1強調冠状断像 (別冊 No.11B)を別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108A033]←[国試_108]→[108A035

リンパ球性下垂体前葉炎」

  [★]

lymphocytic adenohypophysitis
リンパ球性下垂体炎

検査

  • 画像検査:下垂体腫大。造影剤による強い造影増強効果あり。  ⇔  下垂体腫瘍では正常下垂体よりも造影効果が弱い。

診断

参考1より引用

I. 主症候

  • 1. 頭痛視野障害乳汁分泌などの下垂体腫瘍に類似の症候
  • 2. 疲労感、無月経などの下垂体機能低下症に類似の症候

II. 検査・病理所見

  • 1. 血中下垂体前葉ホルモンの1ないし複数の基礎値または分泌刺激試験における反応性が低い。
  • 2. 画像検査で下垂体の腫大を認める。造影剤により強い造影増強効果を認める。
  • 3. 下垂体の生検で、前葉に下垂体細胞の破壊像、線維化およびリンパ球を中心とした細胞浸潤を認める(注1)。

III. 参考所見

  • 1. 女性でしかも妊娠末期、産褥期の発症が多い
  • 2. プロラクチンの上昇が1/3の症例に認められる。
  • 3. 他の自己免疫疾患(慢性甲状腺炎など)の合併例が比較的多い。
  • 4. 抗下垂体抗体を認める例がある。
  • 5. 長期経過例ではトルコ鞍空洞症(empty sella)を示すことがある。

診断基準

  • 確実例 IとIIを満たすもの。
  • 疑い例 IとIIの1、2を満たすもの(注2)。


参考

  • 1. 自己免疫性視床下部下垂体炎の診断と治療の手引き (平成21年度改訂)
[display]http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance/jiko_meneki.pdf

lymphocytic hypophysitis」

  [★] リンパ球性下垂体炎


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3





下垂体」

  [★]

pituitary gland (Z), hypophysis (Z)
glandula pituitaria
脳下垂体
  • 図譜では矢状断のものしか載っていないが、前頭断で見ると意外に横に長い、みたい。

発生学(L.413)

  • 胎生第4週に下垂体前葉と下垂体後葉が接する。Rathke嚢の細胞は、活発に分裂して前葉を形成し、内腔は殆ど閉鎖する。成人ではコロイドを満たした小嚢胞として前葉と後葉の間に認められる。


画像

  • MRI T1:(高信号)下垂体後葉 > 下垂体前葉   ←  脂肪濃度を反映しているのですかね?軸索が多いでしょ?




下垂体炎」

  [★]

hypophysitis
リンパ球性下垂体炎 自己免疫性下垂体炎 lymphocytic hypophysitis




炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症

リンパ」

  [★]

lymph (Z)
lympha
淋巴
リンパ節




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