ポリオワクチン

出典: meddic

poliovirus vaccine, poliomyelitis vaccine
ポリオウイルスワクチン経口生ポリオワクチン
シードロット・システム多価ワクチン生ワクチン不活化ワクチン予防接種急性灰白髄炎


UpToDate Contents

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和文文献

  • 臨床研究・症例報告 就学前小児に単独Salk IPVワクチンの2回目追加接種(総計5回目)を実施した際の免疫原性および安全性の検討結果 : 多施設共同,非盲検,単群,第Ⅳ相製造販売後臨床試験
  • 不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)を含む新規4種混合ワクチンの有効性と安全性
  • 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 119(4), 669-679, 2015-04
  • NAID 40020468032
  • 成人に対する不活化ポリオワクチン追加接種の免疫原性

関連リンク

不活化ポリオワクチンの円滑な導入に向けた取り組み. ○ 不活化 ...
ポリオとポリオワクチンの基礎知識について 紹介しています。

関連画像

ポリオワクチンポリオワクチンについて 活性化ポリオワクチンって何ポリオワクチンこの 9 月 から ポリオ ワクチン 経口ポリオワクチン

添付文書

薬効分類名

  • ウイルスワクチン類

販売名

イモバックスポリオ皮下注

組成

製法の概要

  • 本剤は、3種類の血清型のポリオウイルス (1型: Mahoney株、2型: MEF-1株及び3型: Saukett株) を型別にVero細胞 (サル腎細胞由来) で培養増殖させ、得られたウイルス浮遊液を濃縮、精製した後に不活化し、各型の不活化単価ワクチン原液を199ハンクス培地と混合し、希釈した3価の不活化ポリオワクチンである。希釈剤としてM-199ハンクス、保存剤としてフェノキシエタノールとホルムアルデヒドを含む。本剤は製造工程で、ウシの血液成分 (血清) 及びヒツジの毛由来成分 (コレステロール) を含む培地及びブタ膵臓由来成分 (トリプシン) を使用している。

組成

  • 本剤は、1シリンジ中に下記の成分・分量を含有する。

有効成分

  • 不活化ポリオウイルス1型 40DU1)
    不活化ポリオウイルス2型 8DU1)
    不活化ポリオウイルス3型 32DU1)

添加物

  • フェノキシエタノール 2.5μL
    無水エタノール    2.5μL
    ホルマリン      12.5μg2)
    M-199ハンクス    0.40mL以下3)
    ポリソルベート80   21μg以下4)
    pH調節剤       適量
  • 1) DU: D抗原単位
    2) ホルムアルデヒド換算量
    3) 本剤はM-199ハンクスを用いて0.5mLに合わせる。0.40mLはM-199ハンクス溶液として理論上の最大値。
    4) 理論上の最大量

禁忌

(予防接種を受けることが適当でない者)

  • 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
  • 明らかな発熱を呈している者
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
  • 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
  • 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者


効能または効果

  • 急性灰白髄炎の予防
  • ○接種免疫

通常、1回0.5mLずつを3回、いずれも3週間以上の間隔で皮下に注射する。

  • ○追加免疫

通常、初回免疫後6か月以上の間隔をおいて、1回0.5mLを皮下に注射する。

接種対象者・接種時期

  • 本剤の接種は、通常、生後3か月から90か月までの間にある者に行うが、初回免疫については、標準として生後3か月から12か月までの者に3〜8週間の間隔で、追加免疫については、標準として初回免疫終了後12か月から18か月を経過した者に接種する。なお、国内において4回を超える接種後の有効性及び安全性は検討されていない。

他のワクチン製剤との接種間隔

  • 生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる (なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。

慎重投与

(接種の判断を行うに際し,注意を要する者)

  • 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
  • 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
  • 過去にけいれんの既往のある者
  • 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
  • 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者[重要な基本的注意5.参照]


重大な副作用

ショック、アナフィラキシー (頻度不明注2))

  • ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

けいれん (1.4%注3))

  • けいれんがあらわれることがあるので、症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • 本剤を幼児に初回及び追加免疫した時、安定的で高い免疫原性を示し、その抗体持続時間は長期にわたることが報告されている2)。また、本剤を幼児に接種した時、鼻咽頭部で中和抗体及びIgAが獲得され、ポリオウイルスの主感染様式である経口感染が防御されることが報告されている2)〜9)


★リンクテーブル★
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国試過去問096I027
リンク元急性灰白髄炎」「ソークワクチン
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関連記事ワクチン」「クチン

予防接種」

  [★]

vaccination, immunization
予防注射
予防接種法ワクチン感染症感染症予防法

分類

予防接種法#第2条に規定されている

勧奨接種(=?定期接種)

  • 被接種者に接種の努力義務がある

一類疾病

その発生及びまん延を予防することを目的として、この法律の定めるところにより予防接種を行う疾病

二類疾病

個人の発病又はその重症化を防止し、併せてこれによりそのまん延の予防に資することを目的として、この法律の定めるところにより予防接種を行う疾病

任意接種

  • 被接種者の希望により接種を医療行為として受けることができる。(努力義務はない)

参考

  • 1. 日本の定期/任意予防接種スケジュール(20歳未満)
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule/Imm11-01JP.gif

(old→)

  • 2. 乳幼児予防接種スケジュール(0~6歳)
非常に見やすい!!
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule/2011/Lchildren1121.pdf


国試



生ワクチン」

  [★]

live vaccine
Lワクチン生菌ワクチン弱毒化ワクチン弱毒生ワクチン live attenuated vaccine attenuated live vaccine
不活化ワクチンワクチン予防接種弱毒株混合ワクチン多価ワクチン予防接種ワクチン
  • 生きている細菌やウイルスの病原性が弱まった株をワクチンとしている。
  • メリット:
  • 生きているので、少量で長時間持続する免疫を得る
  • デメリット:
  • 副反応。毒性復帰が否定できない
  • 生ワクチンを接種したら次のワクチンを打つまでには1ヶ月空ける、

生ワクチン

まるぽおむすび(麻疹、風疹、ポリオ、黄熱、ムンプス、水痘、BCG)



不活化ワクチン」

  [★]

inactivated vaccine
ワクチン生ワクチン混合ワクチン多価ワクチン予防接種ワクチン


  • 不活化ワクチンを接種したら、次のワクチン接種までに最低一週間空ける。
  • メリット:
  • 副作用が少ない
  • デメリット:

不活化ワクチン

ホルマリンなどで処理した死菌ワクチンや不活化ウイルスワクチン(

  • 日本脳炎   :不活化ウイルスワクチン
  • 狂犬病   :不活化ウイルスワクチン
  • 百日咳     :トキソイドワクチン
  • ジフテリア     :トキソイドワクチン
  • 破傷風     :トキソイドワクチン
  • インフルエンザ   :コンポーネントワクチン、卵アレルギー
  • B型肝炎   :コンポーネントワクチン


シードロット・システム」

  [★]

seed lot system
生ワクチンワクチン



096I027」

  [★]

  • 7か月の乳児。健康診査で来院した。在胎38週、自然分娩で出生した。出生体重3,000g、身長49.0cm。母乳栄養。5か月時から離乳を開始した。離乳食は、舌でつぶせる固さにして1日2回与えている。寝返りするが、這い這いはしない。欲しいものに手を出してつかむ。名前を呼ぶと振り向き、お坐りができる。顔の上に布をかけると自由にとる。三種混合ワクチンの第1期とポリオワクチンの1回目とは接種済みである。来院時体重8,900g。大泉門は2×2cmである。心雑音はない。肝は弾性軟で右肋骨弓下に3cm触知する。Moro反射はない。この児で正しいのはどれか。
  • (1) 這い這いしないのは発達の遅れを示す。
  • (2) Moro反射がないのは脳障害を示す。
  • (3) 肝の触診所見は生理的範囲内である。
  • (4) BCG接種を指導する。
  • (5) 断乳するように指導する。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096I026]←[国試_096]→[096I028

急性灰白髄炎」

  [★]

poli myel
acute anterior poliomyelitis, acute poliomyelitis
急性脊髄前角炎 acute anterior poliomyelitis poliomyelitis anterior acuta流行性小児麻痺 epidemic infantile paralysis脊髄性小児麻痺 spinal infantile paralysisハイネ・メディン病 ハイネ・メジン病 Heine-Medin diseaseポリオ poliopoliomyelitis、tephromyelitis
ポリオウイルスポリオワクチン

概念

  • ポリオウイルス感染による弛緩麻痺

病原体

参考

  • 1. Global Polio Eradication Initiative > About us > Progress > Progress towards polio eradication
[display]http://www.polioeradication.org/Aboutus/Progress/Progresstowardspolioeradication.aspx
  • 2.
[display]http://www.polio.go.jp
  • ポリオ根絶への道のり
[display]http://www.polio.go.jp/History/index.html
  • 3. ポリオ:感染症情報センター
[display]http://idsc.nih.go.jp/disease/polio/index.html

国試



ソークワクチン」

  [★]

Salk vaccine
Salkワクチン不活化ポリオワクチン inactivated poliomyelitis vaccine
ポリオワクチンポリオ


経口生ポリオワクチン」

  [★]

live oral poliomyelitis vaccine
セービン・ワクチン セービンワクチン Sabin vaccine経口ポリオワクチンoral poliovirus vaccine, OPV
ポリオウイルスポリオワクチン
[show details]


不活化ポリオワクチン」

  [★]

inactivated poliovirus vaccine, inactivated poliomyelitis vaccine
ソーク・ワクチン


経口ポリオワクチン」

  [★] 経口生ポリオワクチン

ワクチン」

  [★]

vaccine
予防接種 immunization感染症感染症予防法シードロット・システムimmunization

種類

  • 遺伝子組換えワクチン

副反応

風疹ワクチン

  • 発熱、発疹、関節痛、リンパ節腫脹

おたふくかぜワクチン

  • 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
  • MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
  • 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐

学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)

病原体 感染症 ワクチン 学校伝染病 ワクチンの形状 潜伏期間 季節性 年齢 出席停止解除条件
ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン    トキソイド        
百日咳菌 Bordetella pertussis 百日咳 不活化 6~14     咳の消失
結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 BCG 不活化       伝染のおそれが無くなるまで
ポリオウイルス poliovirus ポリオ ポリオワクチン(経口)          
麻疹ウイルス measles virus 麻疹 麻疹・風疹混合ワクチン 10~12   0~2 解熱後3日
風疹ウイルス rubella virus 風疹 18 春~初夏 4~9 発疹消失
日本脳炎ウイルス Japanese encephalitis virus 日本脳炎 日本脳炎ワクチン   不活化        
インフルエンザウイルス influenza virus インフルエンザ インフルエンザワクチン 不活化 1~5 冬期   解熱後2日
インフルエンザ菌 Haemophilus influenzae  化膿性髄膜炎など Hibワクチン            
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae                
水痘・帯状疱疹ウイルス varicella zoster virus 水痘   11~21 冬(12, 1) 5~9 発疹の痂皮化
ムンプスウイルス mumps virus 流行性耳下腺炎   18~21     耳下腺腫脹消失
B型肝炎ウイルス hepatitis B virus B型肝炎     成分 60~160      
A型肝炎ウイルス hepatitis A virus A型肝炎     不活化 15~40      
狂犬病ウイルス rabies virus 狂犬病     不活化        
アデノウイルス adenovirus 咽頭結膜熱            
黄熱病ウイルス yellow fever virus 黄熱病            

日本で使われているワクチン

その他マイナーなワクチン

  • 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
  • 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする

接種間隔


参考

  • 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
  • 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html




クチン」

  [★]

cutin
角皮素




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