ペプチドグリカン

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peptidoglycan
ムレイン murein


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/04/05 10:00:18」(JST)

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和文文献

  • リステリア感染におけるペプチドグリカン認識蛋白質の役割--マウスとショウジョウバエの研究からみえること (特集 感染防御とパターン認識レセプター)
  • 長内 理大,中根 明夫
  • 臨床免疫・アレルギー科 55(1), 8-13, 2011-01
  • NAID 40018704003
  • 結核菌のエンベロープ構造と成分
  • 松葉 隆司,中島 千絵,鈴木 定彦
  • 日本細菌学雑誌 65(2), 355-368, 2010-12-24
  • … 両者の構造上の大きな違いは,グラム陰性菌には外膜と内膜(細胞質膜),ペリプラズム間隙およびリポ多糖体(LPS)があり,グラム陽性菌には外膜,ペリプラズム間隙やLPSがなくペプチドグリカン量が多いこととされている。 …
  • NAID 10028050436

関連リンク

ペプチドグリカン(Peptidoglycan)はペプチドと糖からなる高分子のこと。狭義にはムレイン(murein)としても知られ、真正細菌の細胞膜の外側に層を形成する細胞壁の主要物質である。構造上の重要な役割を果たし、細胞質の浸透圧に対する ...
細菌にも細胞壁が存在する。細菌の細胞壁は糖鎖とペプチドから成る ペプチドグリカン ( Peptideglycan) と呼ばれる物質により構成される。植物の細胞壁とは異なり、細菌の 細胞壁は直鎖状に結合する糖鎖をペプチドが橋渡しをするよう ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ペプチドグリカンの用語解説 - 多糖類 (グリカン) に短鎖のポリペプチドが結合した化合物。細菌の細胞壁を構成しているムレインは,ペプチドグリカンの鎖を主体とし,これがグリシン5分子ずつ ...

関連画像

 進化とペプチドグリカン層 ペプチドグリカン認識蛋白質をペプチドグリカンペプチドグリカン合成経路ペプチドグリカンの微細構造


★リンクテーブル★
リンク元白血球」「グラム染色」「マイコプラズマ属」「グラム陽性菌」「murein
拡張検索ペプチドグリカングリコシルトランスフェラーゼ
関連記事グリカン

白血球」

  [★]

leukocyte, leucocyte (Z), white blood cell (Z), WBC, white corpuscle, white cell
赤血球血球血液

白血球

基準値

  • 4000-9000 (/μl) (2007前期解剖学授業プリント)
異常値の出るメカニズム第5版
  • 5000- 8400 (/μl) (健常者の2/3)
  • 4500-11000 (/μl) (95%範囲)

年齢との関連

生理的な変動

  • 精神的ストレス↑  → 交感神経の刺激により好中球の血管壁遊離が促進されるため
  • 午前↓、午後↑

基準値

  07解 異メ 流マ HIM.A-1
顆粒球 好中球 桿状核球 40~70 44~66 40~60 4~14 0~5
分葉核球 43~59 40~70
好酸球 2~4 0~ 4 2~4 0~6
好塩基球 0~2 0~0.5 0~2 0~2
無顆粒球 リンパ球 25~40 30~38 26~40 20~50
単球 3~6 0~ 5 3~6 4~8
  • 07解: 2007前期解剖学授業プリント
  • 異メ: 異常値の出るメカニズム第5版 p.91
  • 流マ: 流れが分かる実践検査マニュアル上巻 p.10

血管外滲出 extravasation (SMB.37 BPT.37)

(margination)

  • 1. 赤血球は軽く早く流れるので血管の中央をながれ、白血球は血管のへりを流れている

(rolling)

  • 2. IL-1, TNFで血管内皮細胞が活性化し、血管内腔にE-selectinを発現する
  • 3. P-selectinヒスタミントロンビンの働きにより、血管内腔に発現する
  • 4. 白血球と血管内皮細胞の接着分子で接着することで、白血球がrollingを始める
  • 3. 次第にselectinによる接着はdown regulateされる

(adheresion & arrested)

  • 4. 炎症部位から出されたケモカインが血管内皮細胞の表面ののペプチドグリカンに結合し、白血球に提示される
  • 5. 白血球表面のインテグリンが活性化し、血管内皮細胞のICAM-1, VCAM-1と強く結合する

(transmigration)

  • 6. 白血球と血管内皮細胞に発現しているPECAM-1(CD31)がお互い接着し、白血球が血管内皮細胞の間隙を通って細胞外マトリックスに入る
血管内皮細胞   白血球
Rolling
E-selectin 糖鎖(SLex)
P-selectin 糖鎖
糖鎖(GlyCAM-1)(=CD34) L-selectin
Adhestion
ICAM-1 LFA-1 integlin(CD11a/CD18), Mac-1 integlin(CD11b/CD18)
VCAM-1 VLA-1 integlin
transmigration
PECAM-1(CD31) PECAM-1(CD31)

白血球の染色

  • 好酸性:赤く染まる→ヘモグロビン
  • 好塩基性:青く染まる→リボソーム、核内のヒストン蛋白
  • 好酸性でも好塩基性でもない:淡いピンクに染まる
  • MPOをもつ:顆粒球(前骨髄球~分葉核球)、単球(前単球~単球)
  • MPOをもたない:リンパ球系細胞
  • 好中球:長鎖エステルを分解
  • 単球:短鎖エステルを分解

関節液

  •   炎症 感染
  • 200 2000 20000
  • 500 5000 50000

臨床関連

白血球のインテグリンが欠損または減少する先天性疾患
反復性の細菌皮膚感染
  • SIRSの診断基準:<4,000/ul or >12,000/ul




グラム染色」

  [★]

Gram stain
(国試)Gram染色
染色法


構成高分子 グラム陽性菌 グラム陰性菌
外膜 なし あり
ペリプラズム なし あり
蛋白質の分泌場所 細胞外 ペリプラズムないし細胞外
ペプチドグリカン 多重層 単層ないし薄層
タイコ酸 あり なし
リポ多糖 なし あり(外膜)
リポタンパク質 まれにしかない 多くの場合存在する
リン脂質 なし あり


方法

ハッカー変法

参考1
時間は試薬により変わる


グラム陽性と陰性の区別ができない菌

抗酸菌(結核菌らい菌)、放線菌スピロヘータマイコプラズマリケッチアクラミジアなど (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.4)

参考

  • 1.
[display]http://krawelts.exblog.jp/2887409

国試


マイコプラズマ属」

  [★]

Mycoplasma
マイコプラズママイコプラズマ科ヘモバルトネラ属エペリスロゾーン属Mycoplasma属マイコプラズマ目
Mycoplasma属
リケッチアクラミジア特殊な細菌

マイコプラズマ属

  • 細胞壁を持たない
ペプチドグリカン層を持たない (SMB.308)
  • 無細胞培地で増殖可能な生物では細胞の大きさが最も小さい(0.3μm) (SMB.308)
  • 細胞寄生性ではない



グラム陽性菌」

  [★]

Gram positive bacterium, gram-positive bacterium
細菌グラム染色グラム陰性菌
  • 細胞壁:細胞膜の外側に厚いペプチドグリカン層を有する
  • グラム染色陽性:青く染まる
  • 補体による攻撃は無効である
膜攻撃複合体が細胞膜に到達しないため



murein」

  [★] ペプチドグリカン


ペプチドグリカングリコシルトランスフェラーゼ」

  [★]

peptidoglycan glycosyltransferase

グリカン」

  [★]

glycan
多糖




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