ヘマトクリット

出典: meddic

hematocrit
HtHctHt値 hematocrit value、赤血球容積率 volume of packed red cell volume of packed red cells VPRC, packed cell volume PCV
Ht



  • 血液にしめる細胞成分の割合(PT.235) ←体積に対する割合


基準値

2007前期解剖学授業プリント
  • ♂:40-50 45%
  • ♀:35-45 40%
2007前期生理学授業プリント
  • 男性:36 - 48 (%)
  • 女性:34 - 43 (%)
異常値の出るメカニズム第5版 p.79
  • 男:40-60 %
  • 女:35-50 %
HIM.A-2
  • ♂:35.8-46.4%
  • ♀:35.4-44.4%


-Ht
ヘマトグノット

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/04/30 19:23:22」(JST)

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和文文献

  • 下腿の間欠的空気圧迫法が血液透析中の末梢循環および全身の循環動態に及ぼす影響
  • 安藤 誠,前島 愛子,角田 朋美,辻田 知圭子,藤井 佑希,福島 正樹
  • 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 44(7), 629-635, 2011-07-28
  • … HD)中の末梢循環および全身の循環動態に及ぼす影響について検討した.【方法】末梢循環はパルスオキシメータの原理を応用した灌流指標(PI)を用いて下肢末梢で評価し,全身の循環動態は,連続的ヘマトクリット測定装置による循環血液量変化率(%ΔBV)と総蛋白濃縮度(%ΔCPV)を用いて評価した.同時に,IPCによる末梢循環の変化が溶質除去に及ぼす影響についてもクリアスペース率(CSR)およびKt/Vを用いて …
  • NAID 10029407285
  • 溶質移動シミュレーションを用いた二重濾過膜血漿交換(DFPP)の安全な施行
  • 鈴木 尚紀,蓮池 由起子,徳山 正徳,川崎 由記,中野 智彦,橘 銀平,木村 政義,野々口 博史,中西 健
  • 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 44(6), 543-550, 2011-06-28
  • … 臨床における測定値と,シミュレーション値との比較検討を行い,DFPP理論式を用いた溶質移動シミュレーションの臨床における有用性について検討した.DFPP理論式には治療前の溶質濃度,患者の体重とヘマトクリット(Ht)から算出した循環血漿量,血漿分離流量,ドレーン流量,血漿分離器ふるい係数,血漿成分分離器ふるい係数,アルブミン補充量を用いた.IgG,フィブリノゲン,アルブミンを対象とし,各ふる …
  • NAID 10029407142
  • 小児体外循環におけるヘマトクリット値と末梢温度との関係
  • 北本 憲永,村松 明日香,増井 浩史,神谷 典男
  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 38(2), 148-151, 2011-06-01
  • NAID 10029405124

関連リンク

ヘマトクリット値(ヘマトクリットち、hematocrit)は、血液中に占める血球の体積の割合を 示す数値。ほぼ赤血球の体積比と等しい。貧血検査などに利用される。 成人男性で40- 50%、成人女性で35-45%程度が正常値であるとされる。生後間もないころは成人時 ...
ヘマトクリットとは、一定量の血液中に含まれる赤血球の割合を調べる検査です。 赤血球とヘモグロビン、ヘマトクリットの3つの値は密接に関係し増減しているので、 これらのデータをもとにして、貧血の種類をおおよそ診断できます。

関連画像

採取した血液を遠心分離器に ヘマトクリット値の画像 p1_37ヘマトクリット値写真ヘマトクリット毛細管ヘマトクリット毛細管図1-2 自覚症状の調査結果値の


★リンクテーブル★
先読みPCV
国試過去問102G049」「099H018」「098H001
リンク元脱水症」「血液」「クローン病活動指数」「平均赤血球血色素濃度」「hematocrit
拡張検索ミクロヘマトクリット法

PCV」

  [★]

102G049」

  [★]

  • 55歳の男性。下肢脱力発作を主訴に来院した。1か月前から時々朝起床時に両下肢に力が入らないことがあったが、数時間で回復していた。今朝も同様の脱力があり、昼を過ぎても回復しなかった。高血圧があり、他院でサイアザイド系降圧薬を3か月前から処方されている。神経学的には両下肢近位筋に筋力低下を認めるが、筋萎縮、深部腱反射消失および感覚障害はない。その他身体所見に異常はない。血液所見:赤血球530万、Ht50%、白血球6,700、血小板37万。血液生化学所見:尿素窒素32.0mg/dl、クレアチニン1.6mg/dl、AST40IU/l、ALT 35IU/l、Na148mEq/l、K2.2mEq/l、Cl115mEq/l、CK460IU/l(基準40~200)。
  • 検査値の異常で症状と関係があるのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102G048]←[国試_102]→[102G050

099H018」

  [★]

  • 55歳の男性。3日前から発熱と1日10回以上の水様性下痢とが持続している全身の脱力感と立ちくらみとがあり、歩行が困難となったため来院した。低下していると考えられる血液検査所見はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099H017]←[国試_099]→[099H019

098H001」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 098G120]←[国試_098]→[098H002

脱水症」

  [★]

dehydration, anhydration
(国試)脱水

病態

  • 水喪失とNa喪失による循環血液量の低下 
(病態によって体液の浸透圧と量に変化が生じる)→循環血液量の低下

身体所見

  • 体重減少、血圧・脈拍の変化、起立性低血圧、皮膚乾燥感と緊張度の低下、口腔粘膜の乾燥、静脈虚脱。 

検査所見

  • 脱水状態では近位尿細管Na・水と共に尿素の再吸収が亢進するため(NEL.313)
  • 尿:尿比重1.020↑、尿の浸透圧↑、尿中Na排泄↓(10 mEq/l以下)
  • ホルモン:ADHの上昇
  • 神経系:RA系と交感神経の亢進。

脱水の分類

  • 高張性脱水:喪失が Na < 水 → 血清浸透圧↑
→細胞内から細胞外に水が移動→循環血液量わずか↓。細胞内液は著名↓
  • 等張性脱水:細胞外液から等張の体液喪失
血清浸透圧は不変→水の移動は起こらない。
  • 低張性脱水:喪失が Na > 水 → 血清浸透圧↓
→細胞外から細胞内に水が移動→循環血液量著名↓減。細胞内液↑
  低張性脱水 等張性脱水 高張性脱水
細胞外液浸透圧 ↓↓   ↑↑
病態 Na喪失   水喪失
水の動き 細胞外→細胞内   細胞内→細胞外
血管内のvolume 減少する   比較的保たれる
疾患 熱傷、
利尿薬、
アジソン病
  発熱、
発汗過多、
下痢、
急性腎不全回復期
皮膚ツルゴール ↓↓
脈拍 ↑↑
ショック ++ ±
ヘマトクリット
尿量 →↓ →↓ ↓↓↓
一次的な血漿浸透圧低下
のためにADHが分泌され
尿濃縮を来す
意識障害 +(傾眠→昏睡) 様々 +(興奮→昏睡)
口渇感 ± ++
粘膜乾燥 ++ ++
深部腱反射 ↓↓ 様々 ↑↑
嘔気・嘔吐 +(脳浮腫) ±
頭痛 +(脳浮腫)
体温 ↓(循環不全) ↓(循環不全) ↑(筋痙攣、
 熱中枢異常)

体重あたりの必要水分量

乳児の脱水

  軽症 中等症 重症
脱水徴候 体準減少 3-5% 6-9% 10%以上
皮膚ツルゴール低下 ++
更新粘膜乾燥 ± ++
大泉門陥凹 ++
眼球陥凹 ++
尿量 やや乏尿 乏尿 著明乏尿
末梢循環不全 皮膚色 やや蒼白 蒼白 チアノーゼ
脈拍減弱 ++
血圧低下 ±
中枢神経症状 意識障害 ++
痙攣 ±
体温 :脱水が重症になるにつれて四肢の体温が低下 → 循環血液量減少 → 交感神経緊張 → 末梢血管収縮
呼吸数:軽度~中程度の脱水では変化しない。高度の脱水では代謝性アシドーシス → 代償的な頻呼吸

乳児・年長児の脱水症状

SPE.195改変
等級 体重減少 皮膚 粘膜 循環   尿量 口渇感 啼泣時の涙 大泉門 症状のまとめ
乳児 年長児 緊張度 色調 末梢体温 脈拍 血圧
軽度 <5% <3% 良好 青白い 少しひんやり 乾燥 正常 正常 軽度低下 軽度 出る 平坦 濃縮尿
中等度 <10% <6% 速脈を触れる 正常か低下 末梢循環不全
重度 <15% <9% かなり低下 斑点状 冷たい カラカラに乾燥 速脈、わずかに触れる 低下 無尿 強度 出ない 明らかに陥没 血圧低下・ショック・意識障害

脱水の種類と症候・検査値

QB.O-50
  • 高張性脱水:Na ≧150 mEq/L
  • 等張性脱水:Na 130~150 mEq/L
  • 低張性脱水:Na ≦130 mEq/L

国試




血液」

  [★]

blood (PT,Z)
sanguis
全血球計算値循環血液量血球血液量

概念

  • 血液は45%の細胞成分と55%の血漿成分から構成される。
  • 弱アルカリ性(pH7.4)でやや粘稠の鮮紅色から暗赤色の体液 (HIS.189)
  • 成人の血液量は約5L (HIS.189)
  • 体重の1/13 (SP.484),体重の約7% (HIS.189), 体重の約8% (2007年度前期解剖学授業)
  • 全血液量の約1/3が失われると死亡する

構成

血液の量

091208II 麻酔
  新生児 乳児 幼児以降 高齢者
循環血液量(ml/kg) 90 80 70 60
体重に対する血液量(%) 9 8 7 6

血液に関する標準値

SP.484
  男性 女性 単位など
ヘマトクリット 45 40 %
血液量 75 65 ml/kg
比重 1.057 1.053 (血漿1.027)
浸透圧 275-290 mOsm/Kg・H2O

基準値

  • 赤血球 (2007前期解剖学プリント)
♂:4.95±0.75 x 10^6 (/μl)
♀:4.65±0.85 x 10^6 (/μl)
  • 白血球 (2007前期解剖学プリント)
  • 血小板 (2007前期解剖学プリント)
  • ヘマトクリット
♂:40-50 (%) 45%
♀:35-45 (%) 40%

LAB.1790

項目名   性別/
種類
 
赤血球   414~563 x10^4/ul
373~495
ヘモグロビン Hb 12.9~17.4 g/dl
10.7~51.3
ヘマトクリット Ht 38.6~50.9 %
33.6~45.1
平均赤血球容量 MCV 84.3~99.2 fl
80.4~101.0
平均赤血球血色素量 MCH 28.2~33.8 pg
25.5~34.6
平均赤血球血色素濃度 MCHC 32.2~35.5 %
30.8~35.4
網赤血球   0.5~1.8 %
0.4~1.6
血小板 Plt 14.3~33.3 x10^4/ul
13.7~37.8
白血球 WBC 2970~9130 /ul
3040~8720
好中球桿状核 0~9 %
好中球分葉核 28~68 %
好酸球 0~10 %
好塩基球 0~2 %
リンパ球 17~57 %
単球 0~10 %





クローン病活動指数」

  [★]

Crohn disease activity index, CDAI, Crohn's disease activity index, Crohn's Disease Activity Index
クローン病IOIBDスコア、クローン病活動度分類
# 評価内容 ウェイト(倍数)
*1. 過去1週間の軟便または下痢の回数 ×5
*2. 過去1週間の腹痛
(腹痛の状態を毎日評価し、7日分を合計する)
0=なし、1=軽度、2=中等度、3=高度
×5
*3. 過去1週間の主観的な一般状態
(一般状態を毎日評価し7日分を合計する)
0=良好、1=軽度不良、2=不良、3=重症、4=激症
×7
*4. 患者が現在持っている下記項目の数
1) 関節炎/関節痛
2) 虹彩炎/ブドウ膜炎
3) 結節性紅斑/壊死性膿皮症/アフタ性口内炎
4) 裂肛痔瘻または肛門周囲膿瘍
5) その他の瘻孔
6) 過去1週間100°F(37.8℃)以上の発熱
×20
*5. 下痢に対してlomoti(Lopemin)またはオピアトの服用
0=なし、1=あり
×30
*6. 腹部腫瘤
0=なし、2=疑い、5=確実にあり
×10
*7. ヘマトクリット
男(47-Ht)
女(42-Ht)
×6
*8. 体重:標準体重;100x(1-体重/標準体重) ×1
*CDAI 150以下:非活動期 450以上:非常に重症



平均赤血球血色素濃度」

  [★]

mean corpuscular hemoglobin concentration, MCHC
平均赤血球ヘモグロビン濃度
MCV, MCH

意義

  • 正色素性
  • 低色素性

定義

  • 個々の赤血球のヘモグロビン濃度を%で表現した値 (LAB.275)
Hb(ヘモグロビン濃度[g/dl]) x 100 / Ht(ヘマトクリット値(%))
Htは0~100の場合。Htが比率の場合(0~1)は単に Hb/Ht
  • 単位:% (次元は g/dl だが、定義上%となっている(流れがわかる 実践検査マニュアル 上巻 第1版第1刷 p.10)、LAB.275)

解釈

  • 全血を適当な試薬で溶血させた後、ヘモグロビンを定量する。測定したヘモグロビン濃度は全血の体積に対する濃度であるが、赤血球全体の体積に対するヘモグロビン濃度に換算するためにヘマトクリット値で割る。100はパーセンテージを比に直すための数字。

基準値

  • 31-35(g/dl) (2007前期生理学プリント)
  • 33-36(%) (今日の診療プレミアムVol.17)
  • 34±3(%) (異常の出るメカニズム第5版 p.76)
  • 32-36(%) (LAB.275)

関連



hematocrit」

  [★] ヘマトクリット hematocrit Hct

WordNet   license wordnet

「the ratio of the volume occupied by packed red blood cells to the volume of the whole blood as measured by a hematocrit」
haematocrit, packed cell volume

WordNet   license wordnet

「a measuring instrument to determine (usually by centrifugation) the relative amounts of corpuscles and plasma in the blood」
haematocrit

ミクロヘマトクリット法」

  [★]

microhematocrit method
毛細管法





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