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- Pick
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/05/23 02:29:42」(JST)
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この項目では、pickと表記されるものについて説明しています。PICと表記されるものについては「PIC」をご覧ください。 |
ピック(pick、アメリカ英語)またはプレクトラム(plectrum、イギリス英語)は、ギターなどの撥弦楽器を演奏するための道具。三味線などに用いられる撥(ばち)とは区別される。また琴などに用いられ指先に取り付ける爪およびフィンガーピックと区別するためにフラットピックと呼ばれる場合もある。
または、物を引っ掛けて掘り出したりするための道具。つるはし(鶴嘴)、ピッケル、ピッキング行為に使われる鍵山の代わりをする道具など。金属製の楊枝のことを指すこともある。
ギターピック
様々なギターピック
左下の黒いものはルーローの三角形のような形状
多くは3cm程度の大きさで、薄い三角形をしており、主に親指と人差指で挟んで、爪の代わりに弦に当てて、弾(はじ)いて音を鳴らす。これらピックを用いた奏法を日本では「ピック奏法」、「ピック弾き」などと言うが、「ピッキング」という際にはフィンガー・ピッキングも含みこれに限らない。またよく「ピッグ」と呼ぶ人がいるがこれは誤りである。
素材はセルロイドなどのプラスティックや合成樹脂が主流だが、それ以外にもゴム、フェルト、金属、木、石、骨、角、鼈甲などが用いられる。また、セルロイド以外のプラスティック系素材にも、ナイロン、デルリン・ポリアセタール[1]、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、アクリル、カーボンなどがあり、演奏時の音質や弾き心地にそれぞれの特徴がある。
形状は正三角形型、ラウンドなおにぎり型、二等辺三角形のティアドロップ型、ホームベース型などとあり、硬さ(厚さ)はTHIN(薄い、0.5mm程度)、MEDIUM(中間、0.8mm程度)、HARDもしくはHEAVY(硬い、1.0mm程度)、EXTRA HEAVY(最も硬い、1.5mm等以上)等あり、種類は豊富である。また滑り止めのために別の素材を張り付けてあったり、中心部に複数の穴を開けてあるものもある。
エレクトリックギター、アコースティックギター、ベースギター、マンドリンなどの弦楽器で使用され、ベースでは硬めのピック、マンドリンでは細長い形状が好まれるという傾向はあるが、素材、形状、硬さはプレイスタイルやプレイヤー(演奏者)の完全な好みによって選ばれる。また、あまり同じピックを使用し続けると、磨耗してどんどん円形に近づいていくのだが、そうなるほどに愛着を持って使い続ける人もいる。
コンサートにおいて、予備のピックがマイクスタンドに貼りつけられ、ファンサービスとして、観客に向かってばら撒くというような光景がよく見られる。また、ミュージシャンやバンドのキャラクター商品としても、よく利用される。楽器ショーなどのイベント時には、宣伝やファンサービスのため、企業のロゴ入りのピックを無料でプレゼントしたりする事もある。ばら撒きすぎで自分のピックがなくなり、観客に返してもらうという珍事を起こしたアーティスト[誰?]もいる。
フィンガーピック
「箏#爪」も参照
「サムピック」も参照
指先に取り付けるピック。通常は親指、人指し指、中指につけ、親指に付けるものを特にサムピックと呼ぶ。材質は金属やプラスチックなど。バンジョーなどに使われるほか、スティール・ギターなど他のギター類でも使用されている。現在はクラシック・ギター奏者が爪の代用として使用する場合もある。
フィンガーピックでギターを弾きこなすと、フラットピックのみでは不可能であったベース・ラインとメロディ・ラインを同時に弾き分けることが出来るようになる。これを従来のフラットピックを用いて行う場合、ベースをピックで、メロディをピックを付けない指先でピッキングすることになる。これはチキン・ピッキングと呼ばれる。
脚注
- ^ 前者はデュポン社の登録商標名だが、同じ素材を指す。
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ウィキメディア・コモンズには、ピックに関連するカテゴリがあります。 |
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プロトピック軟膏0.1%
組成
成分・含量(1g中)
- 日局タクロリムス水和物 1.02mg(タクロリムスとして1mg)
添加物
- 炭酸プロピレン、サラシミツロウ、流動パラフィン、パラフィン、白色ワセリン
禁忌
(次の場合には使用しないこと)
- 潰瘍、明らかに局面を形成している糜爛への使用(「警告」の項参照)
- 高度の腎障害、高度の高カリウム血症のある患者〔腎障害、高カリウム血症が増悪する可能性がある。〕
- 魚鱗癬様紅皮症を呈する疾患(Netherton症候群等)の患者〔経皮吸収が高く、本剤の血中濃度が高くなり、腎障害等の副作用が発現する可能性がある。〕
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への使用」の項参照)
- 小児等(「小児等への使用」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- PUVA療法等の紫外線療法を実施中の患者 (「その他の注意」の項の1参照)
効能または効果
- ステロイド外用剤等の既存療法では効果が不十分又は副作用によりこれらの投与ができないなど、本剤による治療がより適切と考えられる場合に使用する。
- 通常、成人には1日1〜2回、適量を患部に塗布する。なお、1回あたりの塗布量は5gまでとする。
- 皮疹の増悪期には角質層のバリア機能が低下し、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤の使用にもかかわらず2週間以内に皮疹の改善が認められない場合には使用を中止すること。また、皮疹の悪化をみる場合にも使用を中止すること。
- 症状改善により本剤塗布の必要がなくなった場合は、速やかに塗布を中止し、漫然と長期にわたって使用しないこと。
- 密封法及び重層法での臨床使用経験はないので、密封法及び重層法は行わないこと。
- 1日2回塗布する場合はおよそ12時間間隔で塗布すること。
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- 腎障害、高カリウム血症のある患者〔腎障害、高カリウム血症が増悪する可能性がある。〕
- 高度の肝障害のある患者〔薬物代謝能が低下し、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。〕
- 全身に皮疹を認める紅皮症のある患者〔経皮吸収が高く、広範囲の使用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。〕
薬効薬理
- 実験的アレルギー性皮膚炎抑制作用
- ヒトのアトピー性皮膚炎に類似した病態を形成するラット皮膚炎及びNCマウス自然発症皮膚炎における皮膚局所炎症反応、真皮での炎症性細胞の増加を抑制する5)6)。
- IV型アレルギー反応(遅延型アレルギー反応)を強く抑制する7)8)。
- I型アレルギー反応の即時型反応には無効であるが、遅発型反応に対しては軽度の抑制効果を有する7)9)。
- 作用機序
サイトカイン産生抑制作用10)
- ヒト・ヘルパーT細胞によるIL-2、IL-3、IL-4、IL-5、インターフェロンγ、GM-CSF等のサイトカインの産生をステロイドと同等もしくはより強く抑制する(in vitro)。
肥満細胞脱顆粒抑制作用11)12)
- 抗IgE抗体刺激によるヒト肥満細胞からのヒスタミン遊離をステロイドより強く抑制する(in vitro)。
好酸球脱顆粒抑制作用13)
- カルシウムイオノフォア刺激によるヒト好酸球からの塩基性蛋白(ECP)の遊離をステロイドより強く抑制する(in vitro)。
抗原提示能抑制作用14)
- ヒト皮膚ランゲルハンス細胞をタクロリムスで前処理することにより、ランゲルハンス細胞を抗原提示細胞とする混合リンパ球反応を抑制する(in vitro)。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
融点
分配係数
性状
- タクロリムス水和物は白色の結晶又は結晶性の粉末である。メタノール又はエタノール(99.5)に極めて溶けやすく、N,N -ジメチルホルムアミド又はエタノール(95)に溶けやすく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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- 両栄養性ウイルス、両種指向性ウイルス
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- カオトロピック
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- 話題、トピックス
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- 関
- トピック、話題
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