ネフロン

出典: meddic

nephron (Z)
nephronum
腎単位
皮質ネフロン傍髄質ネフロン



  • 図:SP.776
  • 腎臓の機能的な単位
  • ネフロン = 腎小体 + 尿細管
  • ヒトのネフロンの数は片側の腎臓で約100万個といわれているが、ネフロンの数は個人差がある。
  • ネフロンの数は平均血圧と反比例している

皮質ネフロンと傍髄質ネフロンとの解剖的な違い

             皮質ネフロン 傍髄質ネフロン
腎小体 皮質に存在   髄質に近い皮質
直血管 ×      
ヘンレループの下行脚 ○       ○      
ヘンレループの細い上行脚 ×      
ヘンレループの太い上行脚 ○       ○      

皮質ネフロンと傍髄質ネフロンとの機能的な違い

  • ネフロンにより貢献する役割が異なる
  • 皮質ネフロン :不揮発酸やK分泌
  • 傍髄質ネフロン:水分再吸収・Na再吸収



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/06 21:33:20」(JST)

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和文文献

  • 限局性腎腫瘍に対するdaVinci Sシステムを用いたロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術(RALPN)--初期5症例の治療成績の検討
  • 白木 良一,丸山 高広,日下 守 [他]
  • 日本泌尿器科学会雑誌 102(5), 679-685, 2011-09
  • NAID 40018992665
  • 学童期に蛋白尿を指摘された超低出生体重児の1例
  • 中田 麻子,山藤 陽子,里村 憲一
  • 日本小児腎臓病学会雑誌 = Japanese journal of pediatric nephrology 23(1), 35-39, 2010-04-15
  • … 本症例においては超低出生体重児として出生したため,ネフロン形成過程の停止に伴う糸球体数の減少により,糸球体高血圧や過ろ過が起こり,小児期早期から蛋白尿を呈したと考えられる。 …
  • NAID 10026412131
  • 映画で読む「日本近現代史」(21)『坂の上の雲』第1部 隠された日清戦争の本質

関連リンク

ネフロン(nephron:腎単位)とは、腎臓の基本的な機能単位であり、腎小体とそれに続く 1本の尿細管のこと。 人間の場合は左右の腎臓合わせて2百万個ほど存在し、各 ネフロンで濾過、再吸収、分泌、濃縮が行われ、原尿が作られていく。腎臓の皮質部分 に ...
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関連画像

腎臓の構造ネフロンとは?ネフロンネフロンの説明図ネフロンの構造ネフロン nephronネフロンの画像 p1_36ネフロン図4 ネフロン


★リンクテーブル★
リンク元腎臓」「後腎」「ボーマン嚢」「nephron」「腎単位
拡張検索傍髄質ネフロン」「ネフロン量減少」「ネフロン数減少

腎臓」

  [★]

kidney
ren
腎機能








  • 図:N.265(水平断,上部) N.320(背面) N.332(水平断)
  • 図:Z.92、M.173(体表解剖)、N.321,322

解剖

大きさ

  • 長さ:11cm
  • 幅:4-5cm
  • 厚み:2-3cm

重量

  • 115-170g(PT.461), 160g(♂)/140g(♀)(KL.395)

血管尿管との関係

  • 腎臓を内側から見るとき、腹側から静脈動脈尿管の順に並んでいる

位置

  • 腹腔の後壁で、脊椎の両側にある(PT.461)
  • 右腎:T11-L2椎体、左腎:T12-L3椎体 (M.173)。T12-L3椎体。右腎は左腎より約1.5cm低位 (KL.395)
  • 両方の腎も幽門平面を貫くが、右腎は腎の上方で貫いている (M.173)
  • 尋問は中面より5cm離れた場所にある (M.173)
    • 腸骨稜の高いところを通る矢状面を貫く。この面は第12肋骨の先端をかすめる (M.173)
  • 腎臓の背側側は上方では横隔膜を挟む。さらにその下層では第11胸神経、肋下神経、腸骨下腹神経、腸骨鼡径神経が下外側に走行している (M.173)

血管

  • 腎動脈前枝
  • 上区動脈
  • 上前区動脈
  • 下前区動脈
  • 前区動脈
  • 下区動脈
  • 腎動脈後枝
  • 後区動脈
それぞれから以下の通りに分岐する

部位名

生理

機能 (SP.776 2007年度後期生理学授業プリント)

  • 1. 代謝により生じた老廃物の濾過・排出
  • 1-1. 酸の排泄
  • リン酸の排泄
  • NH4+の分泌
  • 重炭酸イオンの分泌
尿中酸総排泄量 = 滴定酸(リン酸, 硫酸など) + NH4+ - HCO3-(重炭酸イオンの再吸収)
  • 1-2. 尿素・尿酸・クレアチニンの排泄
  • 1-3. 異物の排泄
肝臓でP450やグルクロン酸抱合された解毒物の排泄
  • 2. 体液恒常性の維持 (腎機能参照)
  • 体液のNa,Kなどの電解質濃度
  • 浸透圧
  • pH
  • 3-1. ビタミンD3
活性型ビタミンDの産生(腎小体で濾過したビタミンDを近位尿細管で再吸収し、活性型に転換して血中に戻す)
pO2↓→近位尿細管近傍の線維芽細胞が分泌~
赤血球を作る増殖因子
輸入細動脈顆粒細胞から分泌される
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の最初に位置する
副腎皮質を刺激して鉱質コルチコイド(アルドステロン)を放出させる & 血管の平滑筋を刺激して血圧を上昇させる。
  • 4. 代謝機能
糖新生

ホルモンによる調節

  • バソプレシン[視床下部後葉]により、遠位尿細管で水の再吸収が促進される
  • 鉱質コルチコイド(アルドステロン)[副腎皮質]により、遠位尿細管でのNa( H2O)の再吸収が促進される
  • 重炭酸イオン(HCO3-)の再吸収[近位尿細管、CO2が細胞内に拡散]
  • ナトリウムイオン(Na+)の再吸収[近位尿細管、遠位尿細管]
  • アンモニア(NH3)の排出[細胞外に拡散]
  • 水素イオンH+の排出[近位尿細管、遠位尿細管のNa+-H+交換輸送体]

神経による調節 (SP.784)

  • 交感神経により腎血流が調節されている
  • 弱い刺激:輸出細動脈が収縮→RPF↓、濾過圧↑→GFRほぼ不変
  • 強い刺激:輸入細動脈も収縮→RPF↓、GFR↓

尿の生成 (生理学実習1 実習テキストp.3)

  • 腎を流れる血流量 1L/min = 1440L/day
  • 原尿生成 0.1L/min = 160L/day
  • 尿生成 0.7-1.0ml/min = 1-1.5L/day


-kidney


後腎」

  [★]

meta nephros
metanephros
永久腎
前腎 pronephros中腎 mesonephros


  • 胎生第5週に出現。
  • 発生学的に中胚葉(後腎中胚葉)に由来する。
  • 尿管と連結して尿生殖洞と交通している。
  • 男性の場合:尿生殖洞に対する尿管と中腎管の開口位置を比較すると、尿管が頭方、中腎管は尾方となる。(L.301)

集合管系の発生

  • 尿管芽から発生

排出管系の発生

L.293-294
  • 後腎の実質から発生
  • 集合細管の末端は後腎組織帽で覆われ、後腎組織帽は後腎胞となり、細管となる。細管から、ボーマン嚢~尿細管が形成される。近位では糸球体とともにネフロンを形成、遠位部は集合管に開口する。(L.291)


ボーマン嚢」

  [★]

Bowman's capsule (Z), Bowman capsule
capsula glomeruli
ボウマン嚢糸球体嚢 糸球体包 glomerular capsule
糸球体腎臓腎小体ネフロン


  • 糸球体内皮細胞 endothelium
  • 基底膜 basement membrane, glomerular basement membrane
  • 糸球体上皮細胞 visceral epithelium, podocyte
  • ボウマン嚢の壁側板 parietal epithelium


nephron」

  [★] ネフロン

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「any of the small tubules that are the excretory units of the vertebrate kidney」
uriniferous tubule


腎単位」

  [★]

inner zone (Z)
ネフロン


傍髄質ネフロン」

  [★]

juxta-medullary nephron(SP), juxtamedullary nephron (Z)
髄傍ネフロン深在ネフロン長ループネフロン
皮質ネフロン



ネフロン量減少」

  [★]

loss of nephron mass
ネフロン数減少 reduction in nephron number


ネフロン数減少」

  [★]

reduction in nephron number
ネフロン量減少



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