トロトラスト

出典: meddic

thorotrast
二酸化トリウム thorium dioxideトリウム
  • 二酸化トリウムを主成分とする血管造影剤;現在は使われない
  • 肝腫瘍との関連:胆管細胞癌、血管肉腫、肝細胞癌



UpToDate Contents

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和文文献

  • トロトラストの歴史と低線量長期被ばくの教訓
  • トロトラストの後貼症例と肝臓のX線像--肝臓を中心としたトロトラストの代謝について[含 解説] ([肝臓]創刊50周年記念増刊号) -- (復刻!懐かしの一里塚論文)
  • 奥田 邦雄,松浦 自治男,谷川 久一 [他]
  • 肝臓 50(-), 31-36, 2009
  • NAID 40016728847

関連リンク

世界大百科事典 第2版 - トロトラストの用語解説 - ヒトの場合,癌原刺激に曝露(ばくろ)された時期が明らかな発癌例は少ないが,いくつかある。戦時中に毒ガス製造に携わった人々,血管造影剤として放射性のトロトラストThO2を ...
<参考文献> (1)森武三郎:トロトラスト晩発障害、現代病理学大系10B,中山書店、(1990) (2)松岡理:放射性物質の人体摂取障害の記録、日刊工業新聞社、(1995) (3)The Intetnational Workshop on the Health Effects of ...
トロトラスト被注入者(トロトラスト症)の 病理資・試料に関するデータベース English トロトラストは二酸化トリウムの 25%コロイド溶液で、投与時に急性の副作用がないことから、主に第二次世界大戦中に傷痍軍人に対して血管造影剤と ...

関連画像

に 示す よう に 肝 線量 率 が トロトラスト注入から死亡まで 7つの「トトロの森(トラスト http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09 画像 所見 上部 消化管 x 線 出典 blog-imgs-27.fc2.com


★リンクテーブル★
リンク元薬物性肝障害」「腎盂尿管癌」「トリウム」「二酸化トリウム
関連記事ラスト

薬物性肝障害」

  [★]

drug-induced liver injury, drug-induced hepatopathy, drug-induced liver disease
薬剤性肝障害
薬物性肝炎 drug-induced hepatitis
[show details]
  • 090716 III 消化器系

概念

  • 薬剤に使用によりもたらされた肝障害

疫学

分類

  • 中毒性肝障害:薬物が肝細胞を障害
  • アレルギー性肝障害:IV型アレルギーの機序により肝細胞が障害

原因薬物

  • 抗菌薬(21.9%)が最も多く、抗炎症薬(11.86%)がこれに次ぐ。(第32回日本肝臓学会西部会より)

薬物と障害部位

肝細胞傷害型 肝壊死型 中心帯壊死(zone 3) 四塩化炭素,アセトアミノフェン,ハロタン
中間帯壊死(zone 2) フロセミド
周辺帯壊死(zone 1) リン,硫酸鉄
肝炎型 イソニアジド,メチルドパ,ケトコナゾール
肝線維症型 メトトレキサート,塩化ビニル,ビタミンA
脂肪肝型 小滴性 テトラサイクリン,バルプロ酸,リン
大滴性 エタノール,メトトレキサート
リン脂質症 アミオダロン,DH剤
胆汁うっ滞型 hepatocanalicular クロルプロマジン,エリスロマイシンエストレート
canalicular C-17アルキル化ステロイド,経口避妊薬,シクロスポリンA
ductular ベノキサプロフェン
血管障害型 肝静脈血栓 経口避妊薬,抗腫瘍薬
門脈血栓 経口避妊薬
静脈閉塞性疾患 蛋白同化ステロイド,経口避妊薬,抗腫瘍薬
肝紫斑病 蛋白同化ステロイド,経口避妊薬,トロトラスト,アザチオプリン,ファロイジン,塩化ビニル
肉芽腫形成型 アロプリノール,カルバマゼピン
腫瘍形成型 限局性結節性過形成 経口避妊薬
腺腫 経口避妊薬,蛋白同化ステロイド
癌腫 経口避妊薬,蛋白同化ステロイド,トロトラスト,塩化ビニル
血管肉腫 トロトラスト,塩化ビニル,蛋白同化ステロイド

病態

  • 投与開始から5-90日の経過で発症し、肝障害に基づく症状・検査値異常をきたす。  ←  長期間服用(例えば2年)している薬物は除外できる。最近服用を始めた薬物の問診が重要

身体所見

  • 肝腫大、圧痛、(アレルギー性)発熱、発疹、掻痒感

症状

  • 食欲不振、悪心、腹痛、黄疸

検査

  • 肝機能異常、
  • (アレルギー性)好酸球増加

治療

薬物性肝障害判定基準

参考1
表 DDW-J 2004薬物性肝障害ワークショップのスコアリング(肝臓 2005; 46: 85-90より引用)
  肝細胞障害型   胆汁うっ滞または混合型   スコア
1. 発症までの期間 初回投与 再投与 初回投与 再投与  
a.投与中の発症の場合
投与開始からの日数
5~90日 1~15日 5~90日 1~90日 2
<5日、>90日 >15日 <5日、>90日 >90日 1
b.投与中止後の
発症の場合
投与中止後の日数
15日以内 15日以内 30日以内 30日以内 1
>15日 >15日 >30日 >30日 0
2. 経過 ALTのピーク値と正常上限との差   ALPのピーク値と正常上限との差  
投与中止後のデータ 8日以内に50%以上の減少   (該当なし) 3
30日以内に50%以上の減少   180日以内に50%以上の減少 2
(該当なし)   180日以内に50%未満の減少 1
不明または30日以内に50%未満の減少   不変、上昇、不明 0
30日後も50%未満の減少か再上昇   (該当なし) -2
投与続行および不明     0
3. 危険因子 肝細胞障害型 胆汁うっ滞または混合型  
飲酒あり 飲酒または妊娠あり 1
飲酒なし 飲酒、妊娠なし 0
4. 薬物以外の原因の有無2) カテゴリー1、2がすべて除外 2
カテゴリー1で6項目すべて除外 1
カテゴリー1で4つか5つが除外 0
カテゴリー1の除外が3つ以下 -2
薬物以外の原因が濃厚 -3
5. 過去の肝障害の報告 過去の報告あり、もしくは添付文書に記載 1
  なし 0
6.好酸球増多(6%以上) あり 1
  なし 0
7. DLST 陽性 2
  擬陽性 1
  陰性および未施行 0
8.偶然の再投与が行われた時の反応 肝細胞障害型 胆汁うっ滞または混合型  
単独再投与 ALT倍増 ALP(T.Bil)倍増 3
初回肝障害時の併用薬と共に再投与 ALT倍増 ALP(T.Bil)倍増 1
偶然の再投与なし、または判断不能     0
1) 薬物投与前に発症した場合は「関係なし」、発症までの経過が不明の場合は「記載不十分」
と判断して、スコアリングの対象としない。
投与中の発症か、投与中止後の発症化により、a またはb どちらかのスコアを使用する。
2) カテゴリー1:HAV、 HBV、 HCV、 胆道疾患(US)、アルコール、ショック肝 カテゴリー
2:CMV、 EBV.
ウイルスはIgM HA 抗体、HBs 抗原、HCV 抗体、IgM CMV 抗体、IgM EB VCA 抗体で判断する。
判定基準:総スコア 2点以下:可能性が低い 3、4点:可能性あり 5点以上:可能性が高い


参考

  • 1. 重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性肝障害 平成20年4月 厚生労働省
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/file/jfm0804002.pdf
  • 2. 薬物性肝障害スコア計算ソフト 帝京大学医学部内科 滝川一 田辺三菱製薬 提供
http://www.jsh.or.jp/medical/date/scoresoft.xls
  • 3. 薬物性肝障害診断基準
http://www.jsh.or.jp/medical/date/dil05.pdf


-薬剤性肝障害


腎盂尿管癌」

  [★]

腎盂癌 renal pelvic cancer
尿管癌 ureter cancer, ureteric cancer
腎 尿路の腫瘍

疫学

  • 50-70歳に多
  • 男女比は2-4:1と男性に多い
  • 腎盂腫瘍は腎腫瘍の約10%を占める
  • 尿路上皮癌の4-5%

病因

  • タバコ、コーヒー、人工甘味料
  • 化学発癌物質
  • 芳香族アミン
2-naphthylamine
benzidine
  • 薬剤
  • 疾患

病理

  • 1. 移行上皮癌が大部分
移行上皮癌(90%)、扁平上皮癌(3-10%)、腺癌や未分化癌(1%以下)
  • 2. 多中心性で膀胱にも発生する (2割程度の症例で膀胱に併発)

症状

  • 無症候性血尿
  • 側腹部痛(血塊や腫瘍組織による尿路閉塞のため)
  • 側腹部腫瘤形成

診断

  • 陰影欠損像や尿路閉塞所見
  • 2. CT、MRI
  • 腫瘍像、リンパ節転移、多臓器への転移の有無
  • 3. 内視鏡
  • 膀胱腫瘍と腎盂尿管腫瘍の確認
  • 4. 尿細胞診
  • :陽性率は40-60%なので、腫瘍を疑った場合しつこくやる
  • (血管造影)
  • 新生血管に乏しい

治療法

  • 1. 根治的手術療法:腎尿管全摘除兼膀胱部分切除術
  • 2. 保存的手術療法:開放手術、内視鏡手術
  • 再発するので、結局1.をやらざるを得ないことが多いらしい
  • 3. 非手術療法:多剤併用化学療法(M-VAC)、放射線療法
  • 4. BCGの腎盂内注入療法:上部尿路のcarcinoma in situ(CIS)に対する治療
  • 2/3の症例で癌が消えるらしい。

予後

  • 表在性腫瘍は予後良好で、浸潤性腫瘍は予後不良
  • 扁平上皮癌は予後不良
  • 異型度、浸潤度どちらも5年生存率に影響する。
  • 尿管は筋層が薄く、浸潤しやすいので、尿管癌が見つかった場合、浸潤度はT2以降である。

トリウム」

  [★]

thoriumTh
トロトラスト、232Th

概念

参考1
  • 原子番号:90
  • 元素記号:Th
  • アクチノイド元素の一つ
  • 銀白色の金属。
  • 安定同位体は存在しない。
  • 北欧神話の軍神または雷神トールにちなんで名づけられた。

同位体

参考1
同位体 NA 半減期 DM DE (MeV) DP
228Th trace 1.9116 y α 5.52 224Ra
229Th syn 7340 y α 5.168 225Ra
230Th trace 75380 y α 4.77 226Ra
231Th trace 25.5 h β 0.39 231Pa
232Th 100 % 1.405 × 1010 y α 4.083 228Ra
234Th trace 24.1 d β 0.27 234Pa

参考

  • 1. wikipedia ja
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0

二酸化トリウム」

  [★]

thorium dioxide
トロトラスト

ラスト」

  [★]

RAST
放射性アレルゲン吸着試験



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