テストステロンエナント酸エステル

出典: meddic

testosterone enanthate ester

テストステロン


UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

関連リンク

※※2010年6月改訂(第5版) ※2010年2月改訂 日本標準商品分類番号 872461 持続性男性ホルモン製剤 ※処方せん医薬品注) 日本薬局方テストステロンエナント酸エステル注射液 貯法:遮光、室温保存 使用期限:直接容器及び外箱 ...
【有効成分に関する理化学的知見】 一般名:テストステロンエナント酸エステル(Testosterone Enanthate) 化学名:3-Oxoandrost-4-en-17β-ylheptanoate 構造式: 分子式:C 26H40O3 分子量:400.59 性 状:白色~微黄色の結晶 ...

関連画像

テストステロンエナント

添付文書

薬効分類名

  • 持続性男性ホルモン製剤

販売名

テスチノンデポー筋注用125mg

組成

  • 本剤は1管(1mL)中に下記成分を含む。(組成の表参照)

禁忌

  • アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)

効能または効果

  • 男子性腺機能不全(類宦官症)
  • 通常、成人にはテストステロンエナント酸エステルとして1回100mgを7〜10日間ごとに、又は1回250mgを2〜4週間ごとに筋肉内注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • 造精機能障害による男子不妊症
  • 通常、成人にはテストステロンエナント酸エステルとして1回50〜250mgを2〜4週間ごとに無精子状態になるまで筋肉内注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • 再生不良性貧血、骨髄線維症、腎性貧血
  • 通常、成人にはテストステロンエナント酸エステルとして1回100〜250mgを1〜2週間ごとに筋肉内注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 前立腺肥大のある患者[前立腺はアンドロゲン依存性であるため、症状が増悪することがある。]
  • 心疾患・腎疾患又はその既往歴のある患者[ナトリウムや体液の貯留により症状が増悪するおそれがある。]
  • 癌の骨転移のある患者[高カルシウム血症があらわれるおそれがある。]
  • 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
  • 骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者(「小児等への投与」の項参照)

薬効薬理

  • 去勢雄性ラットにテストステロンエナント酸エステルを投与すると、前立腺、精嚢腺等の副性器重量及びそれに含まれる果糖量は増加する。これらの増加は投与後3〜4週で最大となり、テストステロンプロピオン酸エステルの同用量投与による結果に比較して増加量も多く、長期間持続する1〜4)
  • テストステロンエナント酸エステル投与により、ラットの下垂体重量は減少し、また下垂体のゴナドトロピン分泌は抑制される5)
  • ラット、マウスへのテストステロンエナント酸エステル投与は赤血球への59Feの摂取率を増大させ、ヘマトクリット値、ヘモグロビン含量及び網状赤血球数を増加させる。また、32P投与により生じる造血抑制を防止する6〜8)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • テストステロンエナント酸エステル(testosterone enanthate)

化学名

  • 3-oxoandrost-4-en-17β-yl heptanoate

分子式

  • C26H40O3

分子量

  • 400.59

性状

  • テストステロンエナント酸エステルは白色〜微黄色の結晶若しくは結晶性の粉末又は微黄褐色の粘稠な液で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。本品はエタノール(95)、1,4-ジオキサン又はジエチルエーテルに極めて溶けやすく、水にほとんど溶けない。

融点

  • 約36℃


★リンクテーブル★
リンク元テストステロン」「テストロン」「testosterone enanthate ester
関連記事テスト」「エス」「

テストステロン」

  [★]

testosterone, TS
テストステロンエナント酸エステル testosterone enanthate ester
エナルモンエネルファダイホルモンテスチノンテストロンプリモジアンボセルモン
アンドロゲンホルモン
男性ホルモン剤
  • first aid step1 2006 p.125,249,251,397,401,402,406


分類

性状

C19ステロイド

産生組織

標的組織

  • 精巣、前立腺、精巣上体、精管、精嚢
  • 脳、下垂体前葉、汗腺、毛嚢

受容体

作用

SP.909
  • 1. 生殖器・二次性徴に対する作用
  • 2. 精子形成促進作用
  • 男性二次性徴の発現と維持
  • 副生殖器の発育と機能化
  • 体毛発生、頭髪生え際の後退、皮脂腺発育、変声、脱毛
  • 蛋白同化作用による骨格筋を発育させ、体型や骨格を男性的にする。
  • 3. 中枢神経系に対する作用
  • 下垂体からのFSH,LHの分泌を視床下部・下垂体に作用して抑制。
  • 4. 性分化
  • 胎児精巣から分泌されたアンドロジェンは副生殖器、中枢神経系を男性型に分化させる。

分泌の調整

  • +:LH?
  • -:テストステロン(視床下部、下垂体に対するネガティブフィードバックにより)

分子機構

臨床関連

  • テストステロン欠乏による骨折
  • 1.加齢
  • I型骨粗鬆症(閉経後骨粗鬆症): は,破骨細胞の活性の上昇により起こり,主として骨梁骨が侵される。このI型骨粗鬆症は51-75歳の間に,女性は男性の6倍多く起こる。男性では,早期に血清テストステロン値が低いと破骨細胞の活性を増し,I型骨粗鬆症を起こすことがある。(参考1)
  • 2. 性腺機能低下症(参考2)

参考

  • 1.
http://merckmanual.jp/mmpej/sec04/ch036/ch036a.html
  • 2. 腰椎圧迫骨折をきたした低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の1例
  • 吉永 敦史,林 哲夫,石井 信行,大野 玲奈,寺尾 俊哉,鎌田 成芳,渡邉 徹,山田 拓己
  • 泌尿器科紀要 50(12), 877-879, 2004-12
  • 57歳男.30歳頃,無精子症を指摘されていた.2000年8月頃腰痛が出現し,近医で第4腰椎圧迫骨折を,また骨密度の低下を指摘された.骨粗鬆症の精査目的で2002年6月当院内科受診となった.血中ホルモン検査の結果,黄体ホルモン・卵胞刺激ホルモン・テストステロンの低下が認められたため,低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の精査・加療のため泌尿器科受診となった.エナント酸テストステロン250mgの筋注を4周 …
  • NAID 120002141364



テストロン」

  [★] テストステロンエナント酸エステル(テストステロン)

testosterone enanthate ester」

  [★] テストステロンエナント酸エステル

テスト」

  [★]

徴候

循環器内科

整形外科


  • Romberg test:下半身からの深部感覚が侵されるときに発現。開眼での閉脚起立が可能、閉眼直後の方向不定の転倒
= Finkelstein test フィンケルシュタインテスト


  • アキレス腱断裂
  • 腱板断裂
  • 棘上筋テスト
  • 外旋筋力テスト
  • lift-offテスト
  • belly pressテスト
  • 股関節脱臼
  • 十字靭帯損傷

神経内科

産婦人科


エス」

  [★]

id
Es
イド
リビドー


  • フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(Georg・Groddeck)の『エスとの対話』("Gesellschaft")などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。(なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド(ラテン語)と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。)自我参照。(wikipedia jaより)

参考


酸」

  [★]

acid
塩基


ブランステッド-ローリーの定義

ルイスの定義



★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡