シクロオキシゲナーゼ

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cyclooxygenase, COX
プロスタグランジン脂肪酸シクロオキシゲナーゼ

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/07 21:11:15」(JST)

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和文文献

  • メダカ卵巣におけるシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)及びプロスタグランジンE2受容体EP4bの発現と排卵への関与
  • 藤森 千加,荻原 克益,萩原 茜 [他]
  • 比較内分泌学 37(142), 168-170, 2011-08
  • NAID 40018960897
  • 急性炎症下における脊髄後角表層のシクロオキシゲナーゼ2(COX-2)陽性細胞について
  • 川手 豊子,坂本 宏史,山田 明香 [他]
  • 健康科学大学紀要 (7), 115-125, 2011-03
  • NAID 40018833583

関連リンク

シクロオキシゲナーゼ (Cyclooxygenase,COX;EC1.14.99.1) はアラキドン酸をプロスタ ノイドと呼ばれる生理活性物質の一群に代謝する過程に関与する酵素である。プロスタ ノイドにはプロスタグランジンやトロンボキサンなどのアラキドン酸代謝物が含まれる。
COX-1は動物細胞に幅広く分布し、体内局所での状況変化に速やかに対応する生理的 応答に関与するため細胞内小胞体に発現している構成(常在)型 ... COX-2は誘導型 酵素であり炎症や腫瘍形成などの病態に関係し、細胞内では核膜に主として存在する.

関連画像

 シクロオキシゲナーゼ cox はCOX-1は、どの組織(胃粘膜 A.シクロオキシゲナーゼ回路第8回 直前予想(その1)(2/2)強力なシクロオキシゲナーゼ ように、プロスタグランジン


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関連記事シクロ

アスピリン喘息」

  [★]

aspirin-induced asthma, AIA
アスピリン過敏症アスピリン

概念

  • シクロオキシゲナーゼ阻害作用をもつNSAIDの投与が原因となり生じる喘息。
  • アスピリンや酸性NSAIDsによって誘発される。

疫学

  • やや女性に多い(男女比=2:3ないし1:2) 30代
  • 気管支喘息患者の10%に存在

病因

  • アスピリン、酸性非ステロイド性抗炎症薬。
  • タートラジン、パラベンなどの食品添加物、医薬品添加物、香水中の化学物質、自然界のサリチル酸化合物、コハク酸エステル型副腎皮質ステロイド薬も原因となりうる。(SPU.236)

病態生理

  • アスピリンや酸性非ステロイド性抗炎症薬によりシクロオキシゲナーゼが阻害されると、アラキドン酸代謝はリポキシゲナーゼによるロイコトリエン合成がもっぱら行われることになる。気管支拡張作用のあるプロスタグランジンの産生が低下し、気管支収縮作用のあるロイコトリエンが増加することが本疾患の本態であると考えられている。

病理

  • 鼻茸:著明な好酸球浸潤 (図:SOTO.334)

臨床像

  • 1. 皮膚アトピー
  • 2. 発作は通年性で重症。⇔喘息は季節性であり、春と秋である。
  • 3. 鼻茸(鼻ポリープ)を高率に合併
  • 4. 重症、難治性のためステロイド依存性

症状

  • 薬物を摂取してまもなくより呼吸困難が出現。時に急激に悪化し、突然死のおそれがある。

3主徴

合併症

治療

  • 対症療法:酸素投与(呼吸困難により動脈血酸素分圧の低下が見られた場合)
  • 薬物療法:気管支喘息の薬物治療に準じる
  • β刺激薬
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬:軽症から重症まで好んで用いられ、著効
  • 副腎皮質ステロイド:リン酸エステル型を使用する  コハク酸エステル型は禁忌
  • 減感作療法

副腎ステロイド製剤

  • リン酸エステル
  • コハク酸エステル 禁忌
  • パルミチン酸エステル

参考

  • 1. [charged] アスピリンによる呼吸器疾患の増悪 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)(アスピリンを含む):アレルギー反応および偽アレルギー反応 - uptodate [2]
  • 3. [charged] アスピリン悪化呼吸器疾患(AERD;アスピリン喘息):非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)負荷および脱感作 - uptodate [3]

国試


アスピリン」

  [★]

aspirin
アスファネート配合イスキア配合サリチゾンゼンアスピリンニチアスピリンニトギス配合バイアスピリンバッサミン配合バファリン配合ファモター配合
アスピリン喘息アセチルサリチル酸 acetylsalicylic acid ASAアスピリン中毒

構造

分類

  • 酸性
  • サリチル酸系
  • 抗炎症薬
  • 抗血栓薬

薬理作用

抗炎症薬

  • 脳の体温調整中枢を抑制して解熱。感覚中枢の興奮を抑制? → 鎮痛 1.5g/day
  • 少量で血小板凝集を低下。血栓、塞栓を予防 → 40-100mg/day
  • 関節リウマチにおける抗炎症には → 3g/day

動態

  • アスピリンは弱酸性。胃でプロトンを放出。大部分は回腸で吸収される。
  • アスピリンは組織、血漿、特に肝臓に存在するエステラーゼにより30分以内にサリチル酸塩となり抗炎症作用を呈する。25%は酸性?、抱合されて排出される。25%は未変化のまま排泄される。アルカリ尿で排泄されやすい。Cox抑制作用は不可逆的アセチル化反応による。持続時間は血漿半減期に関係しない。半減期は短いが、作用は持続することに注意する。

作用機序

  • シクロオキシゲナーゼを不可逆的に不活化する。

注意

禁忌

バイアスピリン錠100mg
  • 1. 本剤の成分又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2. 消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用により,胃の血流量が減少し,消化性潰瘍を悪化させることがある.(ただし,「慎重投与」の項参照)]
  • 3. 出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがあるため,出血傾向を助長するおそれがある.]
  • 4. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤なアスピリン喘息発作を誘発させることがある.]
  • 5. 出産予定日12週以内の妊婦[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
  • 6. 低出生体重児,新生児又は乳児[「小児等への投与」の項参照]
YN.D-34

添付文書

  • バイアスピリン錠100mg
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3399007H1021_1_13/3399007H1021_1_13?view=body



プロスタグランジン」

  [★]

prostaglandin, PG
プロスタグランジン受容体アラキドン酸カスケード

種類

プロスタグランジンの腎臓における作用

PRE.43
  • AHDは腎臓の様々な細胞・組織(ヘンレループ太い上行脚、集合管、腎髄質の間質、糸球体メサンギウム)でプロスタグランジンの産生を誘導する。ここで産生されたプロスタグランジンはADHの小売り様作用と血管に対する作用の両方を阻害する。抗利尿作用はADHによりGi,Gqを介したcAMP産生の抑制による。プロスタグランジンは局所に作用しADHが過剰に働かないように振る舞う。
→ NSAIDと腎障害の関係 NSAID腎症




プロスタグランジンシンターゼ」

  [★]

prostaglandin synthase
シクロオキシゲナーゼプロスタグランジン合成酵素プロスタグランジンシンテターゼプロスタグランジンエンドペルオキシド合成酵素プロスタグランジンH合成酵素


プロスタグランジンH合成酵素」

  [★]

prostaglandin H synthasePGH synthase
シクロオキシゲナーゼプロスタグランジンシンターゼプロスタグランジンシンテターゼプロスタグランジンエンドペルオキシド合成酵素PGH合成酵素


シクロオキシゲナーゼ2」

  [★]

cyclooxygenase-2 cyclooxygenase 2 COX-2 COX2
シクロオキシゲナーゼシクロオキシゲナーゼ1アスピリンNSAID糖質コルチコイド
  • 炎症に伴うサイトカインと炎症メディエーターはCOX-2の産生を誘導する。(GOO.674) ← つまり、このシクロオキシゲナーゼが炎症部位におけるプロスタグランジンの産生に関わっている。よって、COX-2を抑制することで消炎作用が得られる。
  • アスピリンとNSAIDはCOX enzyme and prostaglandin産生を抑制する。一方、アラキドン酸代謝において、リポキシゲナーゼの代謝経路は抑制しない。このためロイコトリエンの形成は抑制されない。(GOO.674)
  • 糖質コルチコイドはCOX-2の発現誘導を抑制する。また、phospholipase A2の活性も抑制する(アラキドン酸の産生に関与)。


シクロオキシゲナーゼ-2阻害薬」

  [★]

cyclooxygenase-2 inhibitorCOX-2 inhibitor
シクロオキシゲナーゼ2阻害薬コキシブシクロオキシゲナーゼ2阻害剤シクロオキシゲナーゼ-2阻害剤

シクロオキシゲナーゼ2阻害剤」

  [★]

cyclooxygenase-2 inhibitor
シクロオキシゲナーゼ2阻害薬シクロオキシゲナーゼ-2阻害剤シクロオキシゲナーゼ-2阻害薬


アラキドン酸シクロオキシゲナーゼ」

  [★]

arachidonic acid cyclooxygenase

シクロ」

  [★]

cyclo
環状サイクロ




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