アディポネクチン

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adiponectin
脂肪細胞アディポカイン
  • 脂肪細胞から分泌されるホルモン。(DMR.112)
  • 肝臓や骨格筋に作用してインスリン感受性を増強させる。(DMR.112)
  • 肥満者は2型糖尿病患者では血中濃度が低下(DMR.112)


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和文文献

  • 運動トレーニングとアディポカイン
  • 新見 道夫,奥田 篤
  • 香川県立保健医療大学雑誌 2, 1-6, 2011-03-22
  • NAID 110008448309
  • P1-30-12 インスリン抵抗性を伴う排卵障害例における高分子量アディポネクチン測定の意義(Group64 排卵誘発・PCOS・生殖基礎,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 寺田 陽子,佐久本 哲郎,徳永 義光
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 670, 2011-02-01
  • NAID 110008509433

関連リンク

アディポネクチンという言葉、そして当サイトを発見したあなたは未来への健康・救世主を見つけたといっても過言ではありません。最近、分かってきたアディポネクチンの全てを解説、公開します!
最近の研究により、『 メタボリックシンドローム 』と密接に関連しているタンパク質「 アディポネクチン 」が発見されました。この「 アディポネクチン 」はなんと、脂肪細胞自身が分泌している善玉のアディポサイトカインだった ...

関連画像

アディポネクチンは、大阪大学  の 消防隊 アディポネクチンアディポネクチンの肝疾患への 糖尿病 や 肥満 の 人 に がん アディポネクチンの代表的な アディポネクチンの分泌を促進


★リンクテーブル★
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関連記事クチン

アディポカイン」

  [★]

adipokine
アディポサイトカイン adipocytokine
内臓脂肪型肥満
  • 脂肪細胞が分泌する細胞増殖制御因子の総称
  • 脂肪組織から分泌されるレプチン、TNF-αなどで、食欲や脂質代謝の調節に関わる。
  • 脂肪細胞が分泌するサイトカイン
肥満によりインスリン抵抗性を付与するアディポカインの産生が増加
  • 遊離脂肪酸:インスリン抵抗性上昇
  • レジスチン:インスリン抵抗性上昇
  • TNF-α:インスリン抵抗性上昇
  • IL-6:インスリン抵抗性上昇
  • angiotensinogen
  • PAI-1:
  • アディポネクチン:インスリン感受性、代謝性疾患の改善
  • レプチン:食欲抑制、インスリン感受性の改善


脂肪細胞」

  [★]

adipocyte, fat cell
adipocytus



ホルモン」

  [★]

hormone

古典的な定義

  • 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)

例外

  • 腺構造を持たない組織から分泌されるホルモンがある
消化管ホルモン (PT.403)
視床下部ホルモン (PT.403)
甲状腺濾胞ホルモン?
カルシトニン?

ホルモンの一覧表

日本語 放出器官/細胞 作用器官/細胞 働き
メラトニン 松果体    
成長ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 GH放出
プロラクチン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 ATCH放出
ゴナドトロピン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 FSH/LH放出
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 TSH放出
ソマトスタチン 視床下部 下垂体前葉 GH放出抑制
ドーパミン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出抑制
成長ホルモン 下垂体前葉 全身/肝細胞 タンパク質同化, 抗インスリン, 脂肪異化/IGF-I合成促進
プロラクチン 下垂体前葉 乳腺 乳汁分泌促進
副腎皮質刺激ホルモン 下垂体前葉 副腎皮質  
卵胞刺激ホルモン 下垂体前葉 卵胞  
黄体形成ホルモン 下垂体前葉 黄体  
間細胞刺激ホルモン 下垂体前葉 精巣の間細胞  
甲状腺刺激ホルモン 下垂体前葉 甲状腺  
オキシトシン 下垂体後葉 子宮平滑筋/乳腺 子宮収縮/射乳促進
バソプレシン 下垂体後葉 腎臓集合管 水の再吸
甲状腺ホルモン - トリヨードサイロニン 甲状腺   代謝亢進
甲状腺ホルモン - サイロキシン 甲状腺   代謝亢進
カルシトニン 甲状腺   Ca2+濃度低下
副甲状腺ホルモン 甲状腺 /腎臓 破骨細胞活性化/腎細尿管Ca2+取り込み↑/腎ビタミンD活性化/血清Ca2+↑
心房性ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
脳ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
Cタイプナトリウム利尿ペプチド     Na利尿
エンドセリン 血管   血管収縮
アンジオテンシンII 血管   血管収縮
ガストリン 酸分泌
セレクチン 十二指腸    
インスリン様成長因子 肝臓    
アンジオテンシノジェン 肝臓   昇圧
コルチゾール 副腎皮質    
アルドステロン 副腎皮質    
デヒドロイソアンドロステロン 副腎皮質    
アドレナリン 副腎髄質   軽微な昇圧、血糖上昇
ノルアドレナリン 副腎髄質   昇圧(寄与は20%程度)、血糖上昇
インスリン 膵臓 - β細胞 全身 グルコース取り込み亢進
グルカゴン 膵臓 - α細胞 全身 糖新生
ソマトスタチン 膵臓 - δ細胞   ホルモン分泌抑制(インスリングルカゴンガストリン)
レニン 腎臓 - 傍糸球体細胞   昇圧(angiotensin Iを産生, 血管内皮アンジオテンシン転換酵素によりangiotensin IIに転換)
エリスロポエチン 腎臓 造血器官 赤血球産生刺激
エストロゲン 卵巣    
プロゲステロン 卵巣    
インヒビン 卵巣    
テストステロン 精巣    
インヒビン 精巣    
レプチン 脂肪    
アディポネクチン 脂肪    



チアゾリジン薬」

  [★]

インスリン抵抗解除薬
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分類

  • 糖尿病治療薬
  • インスリン抵抗解除薬
  • チアゾリジン薬

特徴

  • チアゾリジンジオン環を有する
  • 肥満者インスリン抵抗性が疑われる糖尿病において有効性が高い

作用機序

  • thiazolidinedionePPARγ(nuclear peroxisome proliferator-activated receptor-γ)の選択的アゴニスト。 (GOO.1639)
  • 炭化水素や脂質代謝を制御するインスリン応答遺伝子insulin-responsive genesを活性化する
  • 筋肉にはPPARγは欠いており、脂肪組織で発現している (GOO.1639)
  • 脂肪組織でのPPARγの活性化は筋肉への遊離脂肪酸への流れを止める (GOO.1639)
  • 脂肪組織が放出するadipocyte hormoneやadipokineの活性化、おそらくアディポネクチンによる (GOO.1639)
  • アディポネクチンインスリンへの感受性を上げる。(AMP kinaseが関与?) (GOO.1639)

薬理作用

  • 末梢でのインスリン抵抗性を改善する、すなわちインスリンの感受性を上げる。 (GOO.1639)
  • 肝臓ではグルコースの産生を抑制する(かもしれない)。 (GOO.1639)
  • 肝臓や筋肉でグルコース輸送体の合成と膜上への発現を促す。末梢で脂質代謝を調節する遺伝子の発現を促進する (GOO.1639)
  • 前脂肪細胞は小型脂肪細胞なり、大型脂肪細胞はネクローシスを起こす。

DMR.112

  • 脂肪組織:炎症性サイトカインの発現低下、アディポネクチンの発現増強
  • 骨格筋:インスリン依存的なブドウ糖取り込み増強。
  • 肝臓:ブドウ糖産生抑制。 肝臓内脂肪酸量減少 → インスリン抵抗性解除
  • 末梢血:血糖↓、血中インスリン↓

適応

  • 2型糖尿病

禁忌

  • 心不全患者、心不全の既往がある患者 ← 循環血漿量を増加させるため

副作用

  • 循環血漿量の増加
  • 浮腫:循環血漿量の増加に伴う。ピオグリタゾン服用者の7-8%で報告されており、特に女性で発症頻度が高い。
  • 体重増加:循環血漿量の増加とは独立した要因
  • 肝機能障害:
  • 低血糖:稀

インスリン抵抗性」

  [★]

insulin-resistant, insulin resistance
インスリン


定義

  • 組織におけるインスリン作用の発現が十分になされない状態。

病態生理

  • インスリン抵抗性はcommon disease発症と関連がある。糖尿病、高脂血症、高血圧、動脈硬化などと関係がある。
  • 脂肪細胞によるTNFα過剰分泌やアディポネクチンの分泌低下がインスリン抵抗性と関係があるらしい。
TNFαIRS-1のチロシンリン酸化を抑制してsingnal transduction↓
  • 高インスリン血症→交感神経の興奮・血管平滑筋の過形成(インスリンの作用、血管平滑筋のPDGFに対する感受性の増大)→血管抵抗性の増大→高血圧 (PHD.317)
PDGFには血管平滑筋の成長因子としても作用する (PHD.317)
  • インスリン抵抗性は骨格筋や肝臓内の脂肪酸過剰と関係がある。チアゾリジン薬は肝臓の脂肪含量を低下させる作用がある。(DMR.112)

妊娠とインスリン抵抗性 (NGY.297)

  • 末梢組織のインスリン抵抗性が上昇する
  • hPLの作用。またhPLは遊離脂肪酸を増加させ、プロゲステロン、エストロゲンもこれに関わっているとされる。インスリン抵抗性は妊娠中期より上昇し始め、妊娠末期には初期の4倍となる


adiponectin」

  [★] アディポネクチン


アディポネクチン受容体」

  [★]

adiponectin receptor
アディポネクチンレセプター

アディポネクチンレセプター」

  [★]

adiponectin receptor
アディポネクチン受容体

クチン」

  [★]

cutin
角皮素




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