α2グロブリン

出典: meddic

α2-globulin, α2-Gl
α2-グロブリン
グロブリン


  • 血清蛋白分画

成分



異常値と疾患

  • 増加
  • ハプトグロビンとセルロプラスミンは急性期蛋白
  • α2マクログロブリン:ネフローゼ症候群で上昇。分子量725 kDaのホモ四量体であり、相対的にα2グロブリン分画が増加
  • 減少
  • 重症肝疾患ではハプトグロビンとセルロプラスミン
  • 溶血性疾患ではハプトグロビン,ウィルソン病ではセルロプラスミン


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和文文献

  • ヒト血清への界面活性剤SDSの影響 : セルローズアセテート膜電気泳動像の観察
  • 重田 美智子
  • 大阪教育大学紀要. II, 社会科学・生活科学 51(1), 1-8, 2002-09-10
  • … アルブミン, γグロブリンおよびα2グロブリン分画は, 界面活性剤SDS濃度0.5%までは分画像に変化は認められないが, 1%に達するとアルブミン分画は相当の影響をうけγ分画も明瞭な変化が認められる。 …
  • NAID 110000119241
  • 近位尿細管機能異常を伴った甲状腺機能亢進症の猫の1例
  • 桑原 康人,岩田 和也,桑原 典枝
  • 動物臨床医学 11(2), 89-92, 2002
  • … 甲状腺機能亢進症の猫において、高血糖を伴わない尿糖、血清無機リンと血清カリウム濃度の低下を伴う尿無機リン分画排泄率と尿カリウム分画排泄率の増加、α1およびα2グロブリン分画を主体とした尿蛋白の排泄増加等、Fanconi症候群様の近位尿細管機能異常所見が認められた。 …
  • NAID 130004493287
  • 血液タンパク質多型に基づく日本鶏品種間の類縁関係
  • 岡林 寿人,神谷 信一郎,田名部 雄一
  • 日本家禽学会誌 35(3), 173-181, 1998
  • … 伝子座は,血漿アルブミン(Alb),血漿トランスフェリン(Tf),血漿ポストアルブミン(PasA),血漿アルカリ性ホスファターゼ(Akp, Akp-2),血漿エステラーゼ(Es-1),血漿アミラーゼ(Amy-1),血漿グロブリン(Glb-1),血漿スローα2グロブリン(Slo-ωα2),ならびに血球カタラーゼ(Ct),血球リンゴ酸脱水素酵素(MDH),血球グルコースホスフェイトイソメラーゼ(GPI),血球乳酸脱水素酵素(LDH-A, LDH-B),血球テトラゾリウムオキシダーゼ(To)および血球ヘモグロビ …
  • NAID 130003622832
  • 血液中,腹水中のアデノシンデアミナーゼ,CA‐125が高値を示し,治療による変化を観察しえた結核性腹膜炎の1例
  • 影山 洋,大田 邦彦,長谷川 寿彦
  • 医療 48(8), 638-642, 1994
  • … 腹水, 発熱, CRPとα2グロブリンの増加がみられた. …
  • NAID 130004315030

関連画像

生理」アルブミンα2 主にα2マクログロブリン groove02.pngtpbunkaku

添付文書


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★リンクテーブル★
リンク元蛋白分画」「ハプトグロビン」「セルロプラスミン」「アンギオテンシノゲン」「α2マクログロブリン
関連記事グロブリン」「リン」「ロブ

蛋白分画」

  [★]

protein fractionation, PR-F
血清蛋白分画 血清タンパク分画 serum protein fractionation serum protein fraction
  • 表:(血漿蛋白)LAB.473 「蛋白分画.xls」


概念

  • 血清蛋白は電気泳動法により分画すると、易動度の大きい順にアルブミン、α1、α2、β, γグロブリンの5分画に分かれる。これらの分画が蛋白分画と呼ばれる?

Alb

α1分画

α2分画

  • α2グロブリン

β分画

β-γ分画

血漿蛋白分画では出現する。

γ分画

  • IgG(150kDa)

血漿蛋白分画

LAB.474
分画 蛋白質 分子量
プレアルブミン トランスサイレチン 55 kDa
アルブミン アルブミン 66.5 kDa
α1 α1-酸性糖タンパク 40 kDa
α1-アンチトリプシン 54 kDa
α1-リポ蛋白 13-36x10^4 kDa
Gc-グロブリン 54 kDa
α1-α2 セルロプラスミン 132 kDa
α2 α2-マクログロブリン 725 kDa
ハプトグロビン 100-400kDa
pre βリポ蛋白(VLDL) 19.6x10^6 kDa
β βリポ蛋白(LDL) 2-3x10^6 kDa
トランスフェリン 79.6 kDa
ヘモペキシン 57 kDa
C3 180 kDa
C4 210 kDa
β~γ フィブリノゲン 334 kDa
γ IgG 160 kDa
IgA 160 kDa
SIgA(2IgA+SC+J) 385 kDa
IgM 971 kDa
CRP ~120kDa


基準値

泳動の方向 分画 出典不明 2007年後期血液 覚えやすく
アルブミン 60.5-73.2% 4.9- 5.1 g/dL 60-70% 65%
α1グロブリン 1.7-2.9% 0.11-0.23 g/dL 2-3% 2.5%
α2グロブリン 5.3-8.8% 0.38-0.73 g/dL 5-10% 7.5%
βグロブリン 6.4-10.4% 0.58-0.62 g/dL 7-12% 10%
γグロブリン 11-21.1% 1.15-1.25 g/dL 10-20% 15%

疾患と蛋白分画の変化


ハプトグロビン」

  [★]

haptoglobinHp
人ハプトグロビン
ヒトハプトグロビン


  • α2グロブリン
  • 肝臓で合成。
  • 基準範囲:19-170 mg/dl (CRM470) (LAB. 487)
  • 血管内溶血で生じたヘモグロビンと結合してHb-Hp複合体を形成し、網内系(肝臓など)に輸送して分解されて、鉄は再利用され、ヘムはビリルビンとなる。(OLM.125)  ⇔  血管外溶血:重症例の場合のみ低下
  • 健常者におけるハプトグロビンのヘモグロビン結合能は、100-130mg/dlのヘモグロビンと結合できる程度の能力である。これ以上のヘモグロビンが存在する場合、ハプトグロビンは枯渇してしまう。こうなった場合、アルブミン(→メトヘムアルブミン)やヘモペキシン(→Hpx-ヘム複合体)がヘモグロビンと結合することになる。(OLM.126)

臨床関連

  • ヘモグロビン尿血管内溶血などにより血液中のヘモグロビンが増加してハプトグロビンの結合能を超過すると、遊離ヘモグロビンは子宮体で濾過され尿中に排泄され、これがヘモグロビン尿として認められるようになる。(OLM.126)
  • ヘモジデリン尿:原尿中のヘモグロビンは尿細管上皮で再吸収・分解され、鉄はヘモジデリンとして尿中に分泌される。(OLM.126)


セルロプラスミン」

  [★]

ceruloplasmin
ceruloplasminum
フェロオキシダーゼ ferroxidase
血清銅


  • 分子量:132 kDa
  • 糖タンパク
  • α2グロブリン
  • 肝臓で合成
  • 銅の運搬に関わる
  • 1分子当り6-8原子の銅を含む(臨床検査法提要第32版 p.487)
  • 基準値:21-37 mg/dl (臨床検査法提要第32版 p.487)

臨床関連

セルロプラスミン高値

  • 感染症、悪性腫瘍(白血病、悪性リンパ腫など)、膠原病(SLERAなど)、胆汁うっ滞を伴う肝・胆道疾患など

セルロプラスミン低値


アンギオテンシノゲン」

  [★]

angiotensinogen
アンジオテンシノジェン、アンギオテンシノーゲン、アンギオテンシノジェン、アンジオテンシノゲン
レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系


分類

産生組織

  • 肝臓
α2グロブリン分画中

標的組織

作用

分泌の調整

分子機構

α2マクログロブリン」

  [★]

α2-macroglobulin, α2-M


  • 分子量 725 kDa
  • ホモ4量体
  • 各種プロテアーゼの非特異的インヒビター
  • 急性期反応タンパク質の一種
  • 主に肝臓で合成される。
  • α2グロブリン


グロブリン」

  [★]

globulin (Z)
ヴェノグロブリンガンマーグロブリンガンマガードガンマグロブリングロブリングロベニンサイモグロブリンサングロポールゼットブリンテタノセーラテタノブリンテタノブリンIHヒスタグロビンベニロンヘパトセーラヘブスブリンヘブスブリンIHポリグロビン乾燥HBグロブリン乾燥はぶ抗毒素乾燥まむし抗毒素抗Dグロブリン抗D人免疫グロブリン抗HBs人免疫グロブリン破傷風グロブリン
アルブミンフィブリノーゲン
  • 肝臓で産生される

機能 (PT.234)

  • α1-グロブリン
    • 組織分解産物や脂質を運搬
  • α2-グロブリン
    • ビタミンやホルモンを運搬
    • α2-グロブリンの一種であるハプトグロビンは溶血により生じたヘモグロビンを捕捉し、尿細管の閉塞を防ぐ
  • βグロブリン
  • γグロブリン


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3





ロブ」

  [★] ロキソプロフェン




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