- 英
- Asia-flu
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/09/22 00:26:23」(JST)
[Wiki ja表示]
アジアかぜ(あじあかぜ)は、1956年に中国南西部で発生して翌年から世界的に流行したインフルエンザ。ウイルスはA型のH2N2亜型である。死者はスペインかぜの1/10以下であったが、抗生物質の普及以降としては重大級の流行であった[1]。
目次
- 1 概要
- 2 感染者
- 3 その他
- 4 脚注
- 5 関連項目
概要[編集]
- 1957年4月頃香港で流行が始まる。
- 東南アジア各地、日本、オーストラリアなどへ広がる。
- 後に北米、ヨーロッパなど世界各地へ広まった。
感染者[編集]
- 世界:約100万人以上が死亡した[2]。
- 日本:1957年5月から始まり、およそ300万人が罹患し、死者5,700人[1]。
その他[編集]
- 多くの人には免疫がなかったが、50歳以上の人の一部が抗体を有していたため、50年以上前の流行が推測される[1]。
脚注[編集]
- ^ a b c 松本慶蔵監修、「アジアかぜ」、中外製薬インフルエンザ情報サービス(2009年5月19日閲覧)
- ^ Wikipedia英語版より
関連項目[編集]
|
ウィキメディア・コモンズには、アジアかぜに関連するカテゴリがあります。 |
インフルエンザ |
|
主要項目 |
研究 - ワクチン - 治療 - ゲノム解読 - 遺伝子再集合 - 重複感染 - シーズン
|
|
ウイルス |
オルトミクソウイルス科 - A型 - B型 - C型
|
|
A型の亜型 |
H1N1(ソ連型) - H1N2 - H2N2 - H2N3 - H3N1 - H3N2(香港型) - H3N8 - H5N1 - H5N2 - H5N3 - H5N8 - H5N9 - H7N1 - H7N2 - H7N3 - H7N4 - H7N7 - H7N9 - H9N2 - H10N7
|
|
H1N1 |
パンデミック |
1918年の世界的流行 - 2009年の世界的流行
|
|
科学 |
2009 H1N1
|
|
|
H5N1 |
流行 |
クロアチア(2005年) - インド(2006年) - イギリス(2007年) - 西ベンガル州(2008年)
|
|
科学 |
構造 - 感染経路 - 世界的感染 - 治験 - ヒトの致死率 - 社会的影響
|
|
|
治療 |
抗ウイルス薬 |
塩酸アルビドール - アダマンタン化合物(アマンタジン、リマンタジン) - ノイラミニダーゼ阻害薬(ザナミビル(リレンザ)、オセルタミビル(タミフル)、ペラミビル(ラピアクタ)、ラニナミビル(イナビル))
|
|
ワクチン |
フルミスト - フルゾーン
|
|
|
流行・
パンデミック |
流行 |
ソ連かぜ(1977-1978年) - 福建かぜ(H3N2) - 2013年H7N9インフルエンザの流行
|
|
パンデミック |
ロシアかぜ(1889-1890年) - スペインかぜ - アジアかぜ - 香港かぜ - 2009年新型インフルエンザの世界的流行
|
|
|
ヒト以外 |
哺乳類 |
イヌ - ネコ - ウマ(2007年オーストラリアでの流行) - ブタ
|
|
哺乳類以外 |
トリ - 福建かぜ(鳥類間で流行したH5N1)
|
|
|
関連項目 |
インフルエンザ様疾患 - 新型インフルエンザ - パンデミック
|
|
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 政策 わが国におけるインフルエンザワクチン対策--福見理論と学童集団接種
Related Links
- アジアかぜ(あじあかぜ)は、1956年に中国南西部で発生して翌年から世界的に流行した インフルエンザ。ウイルスはA型のH2N2亜型である。死者はスペインかぜの1/10以下で あったが、抗生物質の普及以降としては重大級の流行であった。 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 香港インフルエンザウイルス
[★]
- 英
- Asia、Asian
- 関
- アジア人