ゾリンジャー・エリソン症候群

2020年8月21日 (金) 15:17時点におけるimported>Medicineによる版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
Zollinger-Ellison syndrome ZES
Zollinger-Ellison症候群ストレーム-ゾリンジャー-エリソン症候群 Strom-Zollinger-Ellison syndromeゾリンジャー-エリソン症候群
ガストリン産生腫瘍ガストリン消化管ホルモン


概念=

  • 難治性消化性潰瘍胃酸の過剰分泌非β細胞由来の膵島腫瘍を3主徴とする症候群であり、ガストリンを分泌する膵内分泌腫瘍によると考えられた。

検査

  • ガストリン負荷検査:(健常人)血中ガストリンの低下、(ゾリンジャー・エリソン症候群)血中ガストリンの上昇(腫瘍内ガストリン放出が促されるためらしい(QB.D-296))

病態

  • 過酸により難治性の十二指腸球後部潰瘍がみられる。
  • 下痢(参考1)
  • 1. ガストリンにより分泌された大量の胃液(胃酸)が小腸や大腸で吸収しきれず、水様便としてみられる。
  • 2. 大量の胃酸が胆汁、膵液で中和しきれず、酸性下で膵酵素の働きが不十分な状態となり、小腸での消化障害を来し、脂肪便として排泄される。
  • 3. 高ガストリン血症により小腸、大腸での水、ナトリウムの吸収を阻害し水様便として排泄される。

参考

  • 1. [charged] Clinical manifestations and diagnosis of Zollinger-Ellison syndrome (gastrinoma) - uptodate [1]