ガストリン
概念
- 胃粘膜に存在し胃酸分泌を刺激する消化管ホルモンの代表で、胃分泌の胃相を司る情報伝達物質。
分類
性状
- ポリペプチド 17aa
産生組織
標的組織
- 作用形式はエンドクリンであり、血行性に壁細胞に到達する。
受容体
作用
- 食道のLES:収縮 (SP.720)
- 胃の壁細胞:H+分泌↑
- 粘液産生細胞:粘液層増強 (First Aid step 1 p.269)
- 腸クロム親和性細胞からのヒスタミンの放出 (Q book p.103)
- 主細胞からのペプシノゲン分泌 (Q book p.103)
- 胃:運動性↑ (First Aid step 1 p.269)。血流↑ (Q book p.103)
- (胆汁の分泌に関して?)胆嚢を収縮させる。作用は弱い (SP.706)
分泌の調節
- YN.A-11
↑
- 胃の拡張
- アミノ酸・ペプチド
↓
分子機構
生合成
基準値
- 血清ガストリン濃度:30-150pg/ml
判別
- 150-1000:鑑別試験が必要。
- 1000以上:ガストリノーマが疑わしい
臨床関連
- Zollinger-Ellison syndromeではガストリンが過量産生される