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2020年8月21日 (金) 15:17時点におけるimported>Medicine31による版
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  • 次の文を読み、41、42の問いに答えよ。
  • 80歳の女性。失神のため救急車で搬入された。
  • 現病歴:1か月前から咳が出現し、5m歩行しても息切れするようになった。発熱や喀痰、胸痛はなく、体重が1か月で3kg増加した。本日、自宅の居間で倒れているのを家族が発見し、救急車を要請した。救急隊到着時には意識はすでに回復し清明であった。
  • 既往歴:高血圧症および不眠症があり、降圧薬と睡眠薬を内服中である。
  • アレルギー歴:特記すべきことはない。
  • 生活歴:喫煙歴と飲酒歴はない。認知機能は正常で介護保険サービスは利用していない。夫とは8年前に死別し、現在は息子夫婦および孫3人と同居している。
  • 家族歴:突然死や心疾患はなく、姉は70歳時に乳癌で死亡した。
  • 現症:意識は清明。身長 154cm、体重 49kg。体温35.9℃。心拍数 80/分、整。血圧 100/78mmHg。呼吸数 22/分。SpO2 98%(マスク 5L/分酸素投与下)。眼瞼結膜は貧血を認めず、眼球結膜に黄染を認めない。頸部リンパ節腫脹および甲状腺腫大を認めない。心音は胸骨右縁第2肋間を最強点とするⅢ/Ⅵの収縮期駆出性雑音を聴取し、頸部への放散を認める。呼吸音は両側胸部にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両側下腿に軽度の圧痕性浮腫を認める。神経診察で異常を認めない。検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球 444万、Hb 13.5g/dL、Ht 41%、白血球 6,900(好中球 65%、好酸球 2%、好塩基球 0%、単球 4%、リンパ球 29%)、血小板 22万。血液生化学所見:総ビリルビン 0.5mg/dL、AST 21U/L、ALT 18U/L、LD 175U/L(基準 120~245)、ALP 166U/L(基準 115~359)、γ-GT 35U/L(基準 8~50)、CK 121U/L、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL、血糖 103mg/dL、Na 142mEq/L、K 3.9mEq/L、Cl101mEq/L。脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) 2,200 pg/mL(基準 18.4以下)。心電図(別冊No.8A)及び胸部エックス線写真(別冊No.8B、C)を別に示す。
  • この患者でみられる身体所見はどれか。


  • a 遅脈
  • b II音の亢進
  • c Kussmaul呼吸
  • d 腋窩に放散する収縮期心雑音
  • e しゃがんだ時に減弱する心雑音

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[正答]


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