096F036
- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 72歳の男性。体動時の息切れと動悸とを主訴にかかりつけ医から紹介されて、救急車で来院した。
- 現病歴 : 数年来3日に1行の排便習慣であり、時々新鮮血が便に付着していが、最近付着する頻度が増え残便感を自覚するようになった。易疲労感を自覚していたが、1週前から下血を繰り返し、体動時の息切れと動悸とが出現した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。前医で行った1か月前の
- 検査所見:血液所見:赤血球392万、Hb9.6g/dl、Ht28%、白血球4,000、血小板40万。血清生化学所見:総蛋白6.6g/dl、アルブミン3.6g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン0.8 mg/dl、総コレステロール192mg/dl、総ビリルビン0.8 mg/dl、AST〈GOT〉40単位(基準40以下)、ALT〈GPT〉32単位(基準35以下)、Na 137mEq/l、K4.0mEq/l、Cl 100 mEq/l。
- 現症 : 意識は清明。体温36.8℃。脈拍110/分、整。仰臥位血圧110/80mmHg。坐位血圧92/60mmHg。眼瞼結膜は貧血様で眼球結膜に黄疸を認めない。心尖部に2/6度の収縮期雑音を聴取する。
- 来院時の緊急血液検査でHb6.2g/dl であった。この患者に輸血を実施するに当たって適切でない対応はどれか。