グルカゴン

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glucagon (Z)
グルカゴンGノボ
ホルモン

分類

性状

  • ペプチド
  • 3.5kDa

産生組織

標的組織

  • 全身?
  • 主に肝臓

受容体

作用

  • 血糖上昇作用
  • 慢性膵炎などで膵内分泌機能が低下した場合、低血糖を起こすとグルカゴンの分泌も低下しているため、糖尿病患者のインスリン投与過多による低血糖よりも重篤らしい。
  • インスリン分泌促進作用
  • 成長ホルモン分泌促進作用
  • 消化管運動抑制作用:消化管内視鏡を行うとき、副交感神経拮抗薬で消化管の運動を押さえますが、現病として緑内障がある時には、グルカゴンを代わりに使うことがあります。ケド高いらしい。(2020年現在1mg \1600-1800)

分泌の調整

  • 亢進:アミノ酸(アルギニン)、グルコース(↓血糖)
  • 抑制:グルコース(↑血糖値)、遊離脂酸、ソマトスタチン

分子機構

生合成

臨床関連

  • グルカゴン欠乏
  • グルカゴン過剰

薬効薬理

  • 1. 消化管に対する作用
  • 消化管の運動を抑制し、胃酸、膵液の分泌を抑制する。これは平滑筋への直接作用による弛緩作用と考えられている。
  • 2. 血糖値に対する作用
  • グルカゴンは肝臓のアデニル酸シクラーゼを活性化させ、細胞内cAMP濃度を上昇させる。これにより、グリコーゲンの分解及び糖新生を促進させ、血糖値が上昇する。
  • 3. 下垂体に対する作用
  • グルカゴン投与により一時的に血糖値が上昇するが、60~90分後にリバウンド作用により血糖値が低下する。その時、下垂体からの成長ホルモン分泌を刺激すると考えられている。

禁忌

グルカゴンGノボ注射用1mg
  • 1. 褐色細胞腫及びその疑いのある患者〔急激な昇圧発作を起こすことがある。〕
  • 2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

参考

  • グルカゴンGノボ注射用1mg
<click2in>http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/7229402D1036_1_02/7229402D1036_1_02?view=body</click2in>