バリン負荷試験
- バリン負荷試験:(投与)バリン、(検査)尿中メチルマロン酸上昇
- 奇数脂肪酸の最終産物であるプロピオニルCoA(CH3CH2CO-SCoA)からβ酸化の基質となるスクシニルCoA(HOOC-CH2CH2CO-SCoA)に変換するまでのpathway(プロピオン酸代謝経路)を利用してビタミンB12欠乏を検査するものである。
- バリンを投与するとおそらく、(R)-メチルマロニルCoAに代謝される。
- (R)-メチルマロニルCoAはメチルマロニルCoAムターゼによりスクシニルCoAに変換される。
- この反応に関わっている酵素はメチルマロニルCoAムターゼの補酵素はビタミンB12である。
- ビタミンB12が欠乏した状態では(R)-メチルマロニルCoAが蓄積することになり、メチルマロン酸として尿に排泄されることになる。