致死性家族性不眠症
概念
- 参考1
- 致死性家族性不眠症(ちしせいかぞくせいふみんしょう、Fatal Familial Insomnia:FFI)は、幻覚、重度の進行性不眠症、頻脈等の症状に続き、全身の不随意運動と痴呆を主徴とする中枢神経の変性疾患。WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではA810、病名交換用コードはARCH。治療法は現在のところ見つかっておらず、発症後の余命は多くの場合約2年以内。
- 日本においては、変異性クロイツフェルト・ヤコブ病やゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群と共にプリオン病に分類される。
遺伝性
- イタリアの家系で見出され、日本ではごく少数の家系に見出されるのみである。プリオン蛋白遺伝子の変異した家系に見られるが、ほぼ同一の症状を示す散発性の遺伝子変異を持たない症例もある。
病因
- 遺伝性のあるもの:プリオン蛋白の変異
- 散発性の遺伝子変異を持たないもの:原因不明 → 視床変性型CJD
疫学
- 多くの症例では40-50歳代で発症。男女差なし。
検査
- 脳波の同期性周期性放電は認められない ⇔クロイツフェルト・ヤコブ病
予後
- 多くの場合発症から1年以内に昏睡に陥る
感染性
- 患者の脳組織には異常プリオンが蓄積されているため、伝達性がある。
参考
- 1. wiki ja
- <click2in>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%B4%E6%AD%BB%E6%80%A7%E5%AE%B6%E6%97%8F%E6%80%A7%E4%B8%8D%E7%9C%A0%E7%97%87</click2in>
- 2. FATAL FAMILIAL INSOMNIA; FFI - OMIM
- <click2in>http://omim.org/entry/600072</click2in>