葉酸
- 英
- folic acid folate FA
- 同
- プテロイルグルタミン酸 pteroylglutamic acid PteGlu, PGA、フォラシン folacin
- ラ
- acidum folicum
- 商
- M.V.I.-12、M.V.I.-3、アミノレバンEN配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP、エレンタール配合、エンシュア・リキッド 、オーツカMV、ダイメジン・マルチ、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、パンビタン末、ビタジェクト、フェニルアラニン除去ミルク配合、フォリアミン(単剤)、フルカリック1号輸液、ヘパンED配合、マルタミン、ラコールNF配合、ラコール配合、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合
- 関
- テトラヒドロ葉酸(THF)。プテリン、パラアミノ安息香酸
- 図:GOO.1459(構造)
概念
- PteGluとして摂取された後、速やかに還元(ジヒドロ葉酸還元酵素)されてH4PteGlu(=THF,テトラヒドロ葉酸)となる。
- C1キャリアー
- 様々な酸化状態のC1基を転移する
吸収
- 食品中では9個以下のグルタミン酸が結合したプテロイルグルタミン酸(PteGlu)の形となっている。
- 小腸絨毛膜のプテロイルポリグルタミン酸加水分解酵素により1個のグルタミン酸のみが結合した形で吸収される。
- 小腸細胞内で還元され、メチルテトラヒドロ葉酸の形で門脈血に入る
- 十二指腸、空腸。×回腸
機能
C1単位の調達
- THF=H4PteGlu
- ヒスチジン→…→N-ホルムイミノグルタミン酸+THF→グルタミン酸+5-ホルムイミノ-THF
C1単位の転移
- 5,10-CH2H4PteGlu
臨床検査
- 全血もしくは血清で定量する。
- HPLC法により測定する
- 単位:ng/ml x 2.266 = nmol/L
基準範囲
| 年齢 | 平均(範囲)ng/mL | |||
| 血清 | 全血 | |||
| 新生児 | 24.5 | (3-59) | 315 | (100-960) |
| 3-4月 | 12.2 | (5-30) | 99 | (20-318) |
| 6-8月 | 7.7 | (3.5-16) | 77 | (32-176) |
| 1歳 | 9.3 | (3-35) | 86 | (31-400) |
| 成人 | 13.1 | (7-20) | 195 | (24-400) |
臨床関連
- 妊婦の葉酸欠乏→胎児の神経管欠損
- 大球性貧血