プロカインアミド

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procainamide
procainamidum
プロネスチール pronestyl
アミサリンProcan, Pronestyl
抗不整脈薬

分類

作用機序

  • 活動電位の最大分極速度を抑制
活性化および不活性化状態の時にNaチャネルに結合することでチャネルをブロックする。

(低濃度)

自動能を有する細胞の拡張期脱分極を抑制

(通常)

→閾値の増大
→伝導速度の現象
→不応期の延長
  • Kチャネルを作動させて膜を脱分極させる
APD延長

禁忌

  • 1. 刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック、脚ブロック等)のある患者[刺激伝導抑制作用により、これらの障害がさらに悪化するおそれがある。]
  • 2. 重篤なうっ血性心不全のある患者[不整脈(心室頻拍、心室細動等)が発現又は増悪するおそれが極めて高い。]
  • 3. **モキシフロキサシン塩酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、アミオダロン塩酸塩(注射剤)、トレミフェンクエン酸塩を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • 4. 重症筋無力症の患者[筋力低下が亢進するおそれがある。]
  • 5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

  • 期外収縮(上室性、心室性)
  • 急性心筋梗塞における心室性不整脈の予防
  • 新鮮心房細動
  • 発作性頻拍(上室性、心室性)の治療及び予防  上室性頻脈、心室性頻脈
  • 発作性心房細動の予防
  • 電気ショック療法との併用及びその後の洞調律の維持
  • 手術及び麻酔に伴う不整脈の予防
  • 陳旧性心房細動


2020 年改訂版不整脈薬物治療ガイドライン
https://www.j-circ.or.jp/old/guideline/pdf/JCS2020_Ono.pdf


副作用

重大な副作用

アミサリン錠125mg/アミサリン錠250mg
  • 1. 心室頻拍、心室粗動、心室細動、心不全
  • (頻度不明)心電図上QRS幅の増大、心室頻拍、心室粗動、心室細動を起こすことがある。そのためQRS幅の異常な増大あるいは期外収縮の増加を認めた時は投与を中止すること。また、心筋収縮力を低下させ、心不全、血圧下降を起こすことがあるのでこのような場合にも投与を中止すること。
  • 2. SLE様症状
  • (頻度不明)SLE様症状(発熱、紅斑、筋肉痛、関節炎、多発性関節痛、胸部痛、心膜炎、胸水等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  • 3. 無顆粒球症(初期症状:発熱、咽頭痛、倦怠感等)
  • (頻度不明)無顆粒球症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

アミサリン錠125mg/アミサリン錠250mg
  • 1. 過敏症
  • (0.1%未満)発熱、悪寒、発疹、好酸球増多等
  • 2. 消化器
  • (5%以上又は頻度不明)悪心、嘔吐、食欲不振、下痢
  • 3. 精神神経系
  • (5%以上又は頻度不明)頭痛、不眠、幻視、幻聴
  • 4. 血液
  • (0.1%未満)白血球減少、血小板減少、貧血等

添付文書

  • アミサリン錠125mg/アミサリン錠250mg
<click2in>http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2121001F1025_2_04/2121001F1025_2_04?view=body</click2in>