静脈麻酔薬
静脈麻酔薬
- 3. ベンゾジアゼピン系薬
- 4. ケタミン
静脈麻酔薬の中での興奮性麻酔薬と抑制性麻酔薬
- SAN.45
| 興奮性麻酔薬 | 抑制性麻酔薬 | |
| 例 | ケタミン | バルビツレート プロポフォール |
| 脳自発的活動 | ↑ | ↓ |
| 血圧 | ↑ | ↓ |
| 交感神経活動 | →↑ | ↓ |
| 脳酸素消費量 | ↑ | ↓ |
| 脳血流 | ↑ | ↓ |
| 頭蓋内圧 | ↑ | ↓ |
| 鎮痛作用 | 強い | 弱い |
半減期
- チオペンタール、ジアゼパム
- 半減期が長い
バルビツール酸系薬
麻酔導入が早い、全麻の導入、ごく短時間の痛みの少ない手術、検査 抗麻痺や、脳保護薬としても使われる 鎮痛、筋弛緩作用がないため併用が必要 急性間欠性ポルフィリン症は禁忌 ヘム合成系路の酵素欠損によって起こる 気管支喘息の患者には使用禁忌 サイトカインが出るから ○:強力な催眠作用 ×:組織刺激性あり。静脈注射のみ 細胞膜にはGABA依存性のCl-チャネル(GABAA受容体=イオンチャネル共役型受容体)が存在し、バルビツール酸結合部位、ベンゾジアゼピン結合部位、GABA結合部位を有している。 3つの部位が独立に作用がある。相加的に働く。 GABAB受容体は7回膜貫通タンパク質である。 作用は バルビツール酸>ベンゾジアゼピン
静脈麻酔薬の脳への作用
| プロポフォール | チアミラール | ケタミン | ミダゾラム | |
| 催眠作用 | 強 | 強 | 中 | 中 |
| 鎮痛作用 | 無 | 無 | 強 | 無 |
| 脳血流量 | ↓ | ↓↓ | ↑↑ | ↓ |
| 脳灌流圧 | ↓ | ↓ | ↑ | ↓ |
| 脳酸素消費量 | ↓ | ↓↓ | ↑ | ↓ |
| 頭蓋内圧 | ↓ | ↓↓ | ↑ | ↓ |