ケタミン
分類
-
- 解離性静脈麻酔薬
概念
- 中枢神経に作用して、意識消失、鎮痛作用をもたらす
- 大脳皮質や視床を抑制する(体性知覚抑制)
- 大脳辺縁系・網様体賦活系は活性化(向精神作用)
- そのため、覚醒時に不快な夢や幻覚を伴う
- 呼吸抑制が弱い(小児検査麻酔にも筋肉内注射で使用される)
- 血圧を上昇させることから、ハイリスク患者の麻酔導入や喘息患者の麻酔導入で使用される
- カタレプシ様。目は半開き。→独特の顔貌を呈する
- ○:注射できる(筋肉注射)。呼吸抑制がない。強力な鎮痛作用
- ×:精神症状出現。唾液分泌亢進。血圧↑。心拍↑。肺動脈圧↑。脳内圧↑。
薬理作用
- 催眠作用、鎮痛作用
注意
- 頭蓋内圧が上昇するため、脳外科の手術には推奨されない
相互作用
静脈麻酔薬の脳への作用
| プロポフォール | チアミラール | ケタミン | ミダゾラム | |
| 催眠作用 | 強 | 強 | 中 | 中 |
| 鎮痛作用 | 無 | 無 | 強 | 無 |
| 脳血流量 | ↓ | ↓↓ | ↑↑ | ↓ |
| 脳灌流圧 | ↓ | ↓ | ↑ | ↓ |
| 脳酸素消費量 | ↓ | ↓↓ | ↑ | ↓ |
| 頭蓋内圧 | ↓ | ↓↓ | ↑ | ↓ |
添付文書
- ケタラール静注用50mg/ケタラール静注用200mg
- <click2in>http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1119400A1031_3_07/1119400A1031_3_07?view=body</click2in>