エストリオール
- 図:NGY.47(グラフ)
概念
- 女性で産生されるホルモン
- 子宮内膜に対する作用はほとんど無く、主に腟上皮や頚管に作用することから、膣炎、子宮頚管炎、および子宮膣部びらんの治療に用いられる。(参考1 QB.Q-229)
妊娠中の検査としての意義
- 胎児内分泌機能、胎盤機能、母体-胎盤-胎児血液循環能
尿中エストリオール
- 概念:
。妊娠末期に向かって増加していくが、低値で胎児・胎盤系の機能不全が示唆される。 → 潜在性胎児仮死
- 解釈:(妊娠末期)正常:40mg/day, 注意:≦20mg/day, 危険≦10mg/day
- ex. 082A044
高値
- 多胎妊娠
低値
- 胞状奇胎、無脳児妊娠、子宮内胎児死亡、胎児赤芽球症、子宮内胎児発育遅延、胎児胎盤機能不全、胎盤サルファターゼ欠損症、胎盤アロマターゼ欠損症、重症妊娠高血圧症候群
産生
- (母体)コレステロール → (胎盤)プレグネノロン → (胎児副腎)デヒドロエピアンドロステロンサルフェート(DHEA-S) → (胎児肝臓)16α-OH-DHEA-S → (胎盤)エストリオール
適応
- ホーリンV腟用錠1mg
腟炎(老人,小児及び非特異性),子宮頸管炎並びに子宮腟部びらん
参考
- ホーリンV腟用錠1mg - 添付文書
- <click2in>http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2529701H2046_1_04/2529701H2046_1_04</click2in>