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Japanese Journal
- 梶原性全の偉業 : 「頓医抄」と「万安方」に於ける口腔疾患について(その2)
- 戸出 一郎,三浦 一恵,深山 治久
- 日本歯科医史学会会誌 28(3), 189-194, 2010-04-01
- … とすることである.「頓医抄」は正安四年(1302年)から嘉元二年(1304年)に書かれた.中国の先進医術を日本の大衆に広め衆生救済が編纂目的であり,全体をわかりやすい和文て書かれている.参考文献としては,「諸病源候論」「太平聖恵方」をはじめ,中国古医書からとられている.基本的医学観は経絡を軸とし陰陽五行説を背景とした内経医学であり,仏教的慈悲の心も随所に認められる.「万安方」は正和二年(1313年)頃から書か …
- NAID 110007593862
- 梶原性全の偉業「頓医抄」と「万安方」に於ける口腔疾患について(その1)
- 戸出 一郎,三浦 一恵,深山 治久
- 日本歯科医史学会会誌 28(2), 153-166, 2009-09-15
- … とすることである.「頓医抄」は正安四年(1302年)から嘉元二年(1304年)に書かれた.中国の先進医術を日本の大衆に広め衆生救済が編纂目的であり,全体をわかりやすい和文で書かれている.参考文献としては,「諸病源候論」「太平聖惠方」をはじめ,中国古医書からとられている.基本的医学観は経絡を軸とし陰陽五行説を背景とした内経医学であり,仏教的慈悲の心も随所に認められる.「万安方」は正和二年(1313年)頃から書か …
- NAID 110007387159
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- 世界大百科事典 第2版 諸病源候論の用語解説 - 中国の医学書。通常《病源候論》と 呼ばれる。隋の巣元方の撰とされているが,撰者の伝は明らかでなく,成立の正確な 時期もわからない。内科だけでなく各科の疾患の病因と症候を記述している。病因論は 六朝 ...
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- 三大古典の成立 前漢(前202-後8)~後漢(後25-後220)
- 黄帝内経:「素問」と「霊枢」からなる。陰陽五行説を基盤とする。基礎医学。臨床医学。現存最古の中国医学古典
- 神農本草経:生薬の薬効について記載された薬物学書で、365種類の動・植・鉱物薬が薬効別に、上薬・中薬・下薬に分類して収録。薬物学書
- 傷寒雑病論:張仲景によって記された。傷寒論と金匱要略に分けられた。
- 傷寒論:急性熱性病の治療について六病位に分けて記したもの
- 金匱要略:種々の慢性疾患について病名別に治療法を記したもの
- 金元四大家により陰陽五行説を中心とした古典の整理がなされた