- 英
- nitrification、nitrify
- 関
- 硝化作用
WordNet
- treat (soil) with nitrates
- treat with nitrogen or a nitrogen compound (同)nitrogenize, nitrogenise
- convert into nitric acid, nitrous acid, or nitrate, especially with the action of nitrobacteria
- the chemical process in which a nitro group is added to an organic compound (or substituted for another group in an organic compound)
- the oxidation of ammonium compounds in dead organic material into nitrates and nitrites by soil bacteria (making nitrogen available to plants)
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- ・・・‘を'硝化する,亜硝酸に変える / ・・・‘に'窒素[化合物]をしみこませる
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/06 12:46:33」(JST)
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硝化作用(しょうかさよう)はアンモニアから亜硝酸や硝酸を生ずる微生物による作用を指す。アンモニアを酸化し亜硝酸を生ずるアンモニア酸化細菌・アンモニア酸化古細菌、亜硝酸を酸化し硝酸を生ずる亜硝酸酸化細菌により反応が進む。これらの細菌は独立栄養細菌で、それぞれアンモニアの酸化、亜硝酸の酸化によりエネルギーを得る。有機成分の存在下ではほとんど増殖せず、死滅することもある。
土の中では、有機物に含まれる有機態窒素がアンモニアまで分解されるアンモニア化成、アンモニアから硝酸を生ずる硝酸化成が進み、作物に吸収される。 野菜など多く園芸作物はアンモニア態窒素より硝酸態窒素を好んで吸収する好硝酸性植物であるため、この反応はきわめて重要である。アンモニア濃度が高く、硝酸化成が進まない場合、アンモニア過剰障害が生じることがある。
窒素除去への利用
環境工学分野では主に、水中からの生物学的窒素除去(脱窒)の前段階として捉えられている。
関与するものはアンモニア酸化菌(もしくは亜硝酸生成菌)のNitrosomonas属、Nitorosococcus属、Nitrosospira属(Nitrosolobus属、Nitrosovibrio属を含む)亜硝酸酸化菌(もしくは硝酸生成菌)のNitrobacter属、Nitrospira属がよく知られ、合わせて単に硝化菌とも呼ばれる。これは好気的水処理工程で亜硝酸態窒素が容易に酸化されるほか、脱窒工程で厳密な区別が必要ないこと等による。この他にアンモニアを酸化する古細菌“Ca. Nitrosopumilus martimus”が発見されている。
硝化菌は基本的に通性好気化学合成独立栄養であり、アンモニア態窒素と炭酸を基質とする。これを利用し、廃水中のアンモニア態窒素を硝酸態窒素に酸化し、続く無酸素環境での硝酸塩呼吸による脱窒工程へと引き継ぐ。
反応方程式として下記があげられている。
NH4+ + 0.103CO2 + 1.86O2 → 0.0182C2H5NO2(亜硝酸細菌) + 0.00245C2H7NO2(硝酸細菌) + 0.979NO3- + 1.98H+ + 0.938H2O
この式の要旨は、酸素とアルカリ度を大量に消費しながら、しかし硝化菌の比増殖速度が非常に小さいことである。
水温の影響を強く受けるが基質濃度はほとんど影響しないため、比増殖速度は温度の関数で示されている。
実施設としては、高度処理の浄化槽や下水道終末処理場における高度処理(生物学的脱窒素脱リンなど)で広く利用されている。
関連項目
|
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Japanese Journal
- 嫌気好気活性汚泥法の下水処理場におけるN_2Oガス放出量の変動特性
- 上門 卓矢,山野井 一郎,武本 剛,田所 秀之
- 下水道協会誌. 論文集 = Journal of Japan Sewage Works Association. Research journal 48(589), 76-82, 2011-11-15
- NAID 10029483080
- 酸化還元電位(ORP)によるN_2O抑制制御方式の開発
Related Links
- 無機化された物質がバクテリアによって硝化と還元を繰り返す事を窒素循環といいます。窒素循環は窒素固定(nitrogen fixation)、硝化(nitrification)、および脱窒(denitrification)により構成されます。 窒素固定 N 2 → NH 4 4 + 2- - 3-→ NO ...
- 地球窒素循環を担う硝化細菌(硝化菌)の呼吸鎖電子伝達系-生化学と構造生物学- Nitrosomonas europaeaやNitrobacter winogradskyi (以前は、Nitrobacter agilis)は硝化細菌(硝化菌)(図1)と呼ばれ、前者はアンモニアを亜硝酸 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」
禁忌
- フェニルケトン尿症以外の患者[フェニルアラニンの不足を生じる可能性がある]
効能または効果
- フェニルケトン尿症
- 通常、本剤を用時に、溶解濃度が15〜20(w/v%)になるように温湯(70〜80℃)に溶解し、よく攪拌後経口投与する。
血中フェニルアラニン濃度を定期的に測定しながら、本剤の投与量を定める。
- 本剤の投与量の目安は、乳児期:60〜100g/日、幼児期前半(1〜2歳):100〜120g/日、幼児期後半(3〜5歳):120〜150g/日、学童期前半(6〜9歳):150〜200g/日、学童期後半及びそれ以後:200〜250g/日とするが、医師の指示により適宜増減する1)2)3)。
治療開始に際しては、下表の摂取フェニルアラニン量を一応の目安とし、空腹時血中フェニルアラニン濃度が、乳児期〜幼児期前半では2〜4mg/dL、幼児期後半〜小学生前半では2〜6mg/dL、小学生後半では2〜8mg/dL、中学生以後では2〜10mg/dLに維持されるように摂取フェニルアラニン量を定める1)2)3)。
本剤の計量は、秤を用いて量ることが望ましいが、簡易的に計量する場合は、添付の計量用スプーンを用いる。計量用スプーンの内容量はスリキリ1杯で約3gである。濃度別調製は下表を参照し溶解する。
年齢 |
摂取フェニルアラニン量(mg/kg体重/日) |
0〜3箇月 |
70〜50 |
3〜6箇月 |
60〜40 |
6〜12箇月 |
50〜30 |
1〜2歳 |
40〜20 |
2〜3歳 |
35〜20 |
3歳以後 |
35〜15 |
調乳濃度(w/v%) |
秤とり量 |
出来上がり(mL) |
溶液100mL中の組成 フェニルアラニン(mg) |
溶液100mL中の組成 たん白質(g) |
溶液100mL中の組成 脂肪(g) |
溶液100mL中の組成 炭水化物(g) |
溶液100mL中の組成 灰分(g) |
溶液100mL中の組成 エネルギー(kcal) |
15 |
15g(スプーン5杯) |
100 |
0 |
2.37 |
2.57 |
9.06 |
0.55 |
68.7 |
16 |
16g |
100 |
0 |
2.53 |
2.74 |
9.67 |
0.59 |
73.3 |
17 |
17g |
100 |
0 |
2.69 |
2.91 |
10.27 |
0.63 |
77.9 |
18 |
18g(スプーン6杯) |
100 |
0 |
2.84 |
3.08 |
10.88 |
0.66 |
82.4 |
19 |
19g |
100 |
0 |
3.00 |
3.25 |
11.48 |
0.70 |
87.0 |
20 |
20g |
100 |
0 |
3.16 |
3.42 |
12.09 |
0.74 |
91.6 |
慎重投与
- 血中フェニルアラニン濃度が2mg/dL以下に低下した患者[フェニルアラニン欠乏症状の発現する可能性がある]1)2)3)
- 臨床症状、体重増加、血清たん白濃度、血色素濃度に変動が見られる患者[フェニルアラニン欠乏症状が発現している可能性がある]1)2)3)
★リンクテーブル★
[★]
- (窒素固定により硝酸塩や亜硝酸塩を産生すること)硝化、硝化作用
- 関
- nitrify
[★]
- 英
- nitrifying bacteria、Nitrosomonas
- 関
- 硝化菌、ニトロソモナス属、ニトロソモナス、Nitrosomonas属
[★]
- 英
- nitrifying bacteria
- 関
- 硝化細菌
[★]
- 英
- nitrification
- 関
- 硝化