- 英
- common name、(化学)trivial name
- 関
- 一般名、通称名
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/03/11 11:43:42」(JST)
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慣用名(かんようめい)とは、IUPAC命名規則で系統的・体系的に命名された名前(組織名, 英: systematic name)ではないが、広くその分野で用いられている化合物名称である。
通常、慣用名は化合物の発見・発明者が命名する。商品の場合は慣用名の他に登録商標がつけられることがあり、慣用名と紛らわしい。他にも慣用名と紛らわしいものに略称(略号)があり、慣用名よりも普及していて混乱を招く場合がある。
古い慣用名(少なくとも1940年代以前)のなかで、IUPAC命名規則で組織名扱いされているものがあるが、最近の命名された化合物は慣用名と組織名とは異なっている。
天然物の場合、分子量が大きく分子構造も複雑なため、おのずと組織名は長くなり、より簡便な慣用名が用いられることが多い。
関連項目
- IUPAC命名法
- 組織名(化学)
- 登録商標
- 分子量
- 略称・略号の一覧
Japanese Journal
- 脂質メディエーターとして機能するN-アシルエタノールアミンの分解酵素とその阻害薬
- 坪井 一人,上田 夏生
- 日本薬理學雜誌 = Folia pharmacologica Japonica 138(1), 8-12, 2011-07-01
- … -アラキドノイルエタノールアミン(慣用名アナンダミド)はカンナビノイドレセプターのアゴニストとして働き,カンナビノイド様生物作用を発揮する.また<I>N</I> …
- NAID 10029417830
- 細菌の学名と慣用名--昔の名前で出ています? (特集 チームで理解する感染症診療 目からウロコの抗菌薬適正使用)
- 田中 るみ子,藤井 敦
- 情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告 2010-FI-98(9), 1-8, 2010-02-25
- … 化学物質は構造式,結合表,名称など様々な形式で表現することができ,その中で名称は体系名,慣用名,商品名,略名など多様な表記を持つ.どの表記を使うかは書き手次第であり,情報共有の阻害や情報検索における漏れが生じる.そこで,化学物質名の異表記を同定する手法が必要である.化学物質名を正しい構造式に変換して比較することができれば,異表記問題は解決する.しかし,現状ではあらゆる物質名を構造式に変換する …
- NAID 110008003411
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