- 英
- resonance
WordNet
- a vibration of large amplitude produced by a relatively small vibration near the same frequency of vibration as the natural frequency of the resonating system
- an excited state of a stable particle causing a sharp maximum in the probability of absorption of electromagnetic radiation
- the quality imparted to voiced speech sounds by the action of the resonating chambers of the throat and mouth and nasal cavities
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- 音(声)が鳴り響くこと,音(声)の豊かさ / (物理学で)共鳴;共振 / (音・声の)共鳴
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共振(きょうしん、英: resonance)は、エネルギーを有する系が外部から与えられた刺激により固有振動を起こすことである。特に、外部からの刺激が固有振動数に近い状態を表す。共鳴と同じ原理に基づく現象であるが、電気や固体については「共振」の語がよく用いられる。
共振の特性を表す無次元量としてQ値が用いられる。値が大きいほどエネルギーの分散が小さく、狭い振動数の帯域で共振する。
共振のシステムとして、振動する振り子が単純な例として挙げられる。振り子を押して系に振動を励起することにより、振り子はその固有振動数で振動を始める。振り子の固有振動に近い周期で振動を与えると、振動の振幅は次第に大きくなる。しかし、固有振動と大きく異なる周期で振動を与えると、振幅は大きくならない。
共振による現象の例としてタコマナローズ橋がしばしば取り上げられるが、これについては専門家から誤解が指摘されている[1][2]。
共振回路
電気では、コイル、コンデンサの性質を利用した共振回路(きょうしんかいろ、英: resonance circuit)が有名である。
- 直列共振回路
- コンデンサとコイルを直列に接続した共振回路。特定の周波数(共振周波数)で互いの電位が打ち消し合い、外からは「インピーダンス(交流に関する抵抗)が0Ωに見える」。
- 並列共振回路
- コンデンサとコイルを並列に接続した共振回路。互いの電流が打ち消しあい、共振周波数において外からは「インピーダンスが無限大に見える」(反共振とも)。このとき、コンデンサの内部に電界として蓄えられたエネルギーと、コイルの内部に磁界として蓄えられたエネルギーが系の内部で互いに移動するため、外部から見た場合にエネルギーの消費は無い。
これらの回路は受信機の選局回路(同調回路)、フィルタ回路(濾波器)などに頻用される。
また、アンテナにおいては、電磁波の波長と空中線の素子(エレメント)の長さの関係がある一定の条件を満たした場合に、エネルギーの変換効率が最大となる。この現象も共振と呼ばれる。
共振周波数を測定する機器としてディップメータがある。
脚注
- ^ グレイム・ドナルド著、花田知恵訳『偽科学・珍学説読本』原書房、2013年、p.26
- ^ Rock-and-Roll Bridge Science News Online
関連項目
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Japanese Journal
- Hercules: 平面上での無線電力共有実現のための再構成可能な磁界共振結合モジュールの設計
- 成末義哲 ,川原圭博 ,浅見徹
- 情報処理学会研究報告. UBI, [ユビキタスコンピューティングシステム] 2013-UBI-39(2), 1-8, 2013-07-24
- … る全ての端末が互いに電力を送受信可能であるという二つの特徴を持つ無線給電シートを低コストで実現する,磁界共振結合モジュール Hercules (HExagonal Resonant Coupling Units for wireLess Energy Sharing) を提案する.六角形の Hercules を任意のタイル状に並べるだけで,各モジュールが磁界により共振結合し,無線給電シート (Herculesシート) を構成する.各モジュールの接続は接点を持たない点が最も大きな特徴である …
- NAID 110009591628
- ScAlN/単結晶ダイヤモンド構造を用いたSHF帯広帯域SAWデバイス(<特集>周波数発生・制御デバイスの新展開論文)
- 藤井 隆将,佐藤 修平,大森 達也,橋本 研也,梅澤 仁,鹿田 真一,勅使河原 明彦,加納 一彦
- 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 J96-A(6), 351-356, 2013-06-01
- … 本研究では,高圧電性ScAlN薄膜/単結晶ダイヤモンド(SCD)基板構造SHF帯広帯域SAWデバイスについて検討した結果を報告する.以前,ScAlN薄膜/6H-SiC基板構造を用いて,1GHz帯において広帯域かつ高QなSAW共振子が実現できることを報告しているが,3GHz帯では大幅なQの劣化が見られた.ここでは基板材料の選択によるSAW特性の変化を検討することを目的としている.まず,ScAlN/SCD構造におけるSAW伝搬特性を理論解析し,ScAlN/6H-SiC構造と同程度 …
- NAID 110009612405
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- 共振、ヘルムホルツの共鳴説
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