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成分
薬効分類
薬効
- 根治切除不能な甲状腺癌を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
【希少疾病用医薬品】
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 池田公史国立がん研究センター東病院肝胆膵内科長が挑む 肝細胞がんを新薬「レンビマ」で撲滅へ : 分子標的薬の新薬と免疫チェックポイント阻害剤の併用で予後を改善する
- 肝細胞がんに対するレンバチニブ(レンビマカプセル4 mg)の抗腫瘍メカニズムと臨床試験成績
- 渡辺 達夫,小山 則行
- 日本薬理学雑誌 153(5), 242-248, 2019
- <p>レンバチニブメシル酸塩(以下,レンバチニブ)は,経口投与可能な受容体チロシンキナーゼ阻害薬であり,血管内皮増殖因子受容体1~3,線維芽細胞増殖因子受容体1~4,血小板由来増殖因子受容体α,rearranged during transfectionチロシンキナーゼ,幹細胞因子受容体を阻害する.肝細胞がんに対するin vitro及びマウスモデルでの抗腫瘍効果の解析から,レンバチニブ …
- NAID 130007649447
- 根治切除不能な甲状腺癌に対するレンバチニブの使用経験
- 樋口 良太,中野 貴史,在田 修二,草場 仁志,古後 龍之介,瓜生 英興,安松 隆治,中島 寅彦,中川 尚志
- 耳鼻と臨床 63(2), 47-54, 2017
- … <p>レンバチニブ(レンビマ<sup>®</sup>)は受容体型チロシンキナーゼ阻害薬であり、わが国では 2015 年 5 月にレンバチニブが「根治切除不能な甲状腺癌」に対し使用可能になった。 …
- NAID 130006725318
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- レンビマは既に「 根治切除不能な甲状腺がん 」の適応を有していますが、肝細胞がんについて適応が拡大されました。 今回は肝細胞がんとレンビマ(レンバチニブ)の作用機序についてご紹介します。
- 肝臓がんの一次治療薬として使われるようになったレンビマ(レンバチニブ)の効果、副作用について解説しています。レンビマは「切除不能な肝細胞がん」の全身化学療法の一次治療薬として2018年3月に承認された分子標的薬です。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
レンビマカプセル4mg
組成
- カプセル4mg:本剤は、1カプセル中にレンバチニブメシル酸塩4.90mg(レンバチニブとして4mg)を含有する上下とも黄赤色不透明な硬カプセル剤である。
添加物として結晶セルロース、タルク、沈降炭酸カルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、D-マンニトール、ラウリル硫酸ナトリウムを含有する。
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
効能または効果
レンビマカプセル4mg
レンビマカプセル10mg
効能・効果
用法・用量
- 通常、成人にはレンバチニブとして1日1回24mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
レンビマカプセル4mg
効能・効果
用法・用量
- 通常、成人には体重にあわせてレンバチニブとして体重60kg以上の場合は12mg、体重60kg未満の場合は8mgを1日1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
根治切除不能な甲状腺癌
- 放射性ヨウ素による治療歴のない分化型甲状腺癌患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
- 臨床試験に組み入れられた患者の病理組織型等について、「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
〔「臨床成績」の項参照〕
切除不能な肝細胞癌
- 局所療法(経皮的エタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法、マイクロ波凝固療法、肝動脈塞栓療法/肝動脈化学塞栓療法、放射線療法等)の適応となる肝細胞癌患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
- 臨床試験に組み入れられた患者の肝機能障害の程度等について、「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
〔「臨床成績」の項参照〕
- 本剤と他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
- 重度の肝機能障害患者では、本剤の血中濃度が上昇するとの報告があるため、減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること。
〔「慎重投与」及び「薬物動態」の項参照〕
根治切除不能な甲状腺癌
- 副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて以下の基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。減量して投与を継続する場合には、1日1回20mg、14mg、10mg、8mg又は4mgに減量すること。
減量、休薬及び中止基準
副作用
程度*
- 収縮期血圧140mmHg以上又は拡張期血圧90mmHg以上のとき
処置
程度*
- 降圧治療にも係らず、収縮期血圧160mmHg以上又は拡張期血圧100mmHg以上のとき
処置
- 収縮期血圧150mmHg以下及び拡張期血圧95mmHg以下になるまで本剤を休薬し、降圧剤による治療を行う。
本剤の投与を再開する場合、1段階減量する。
程度*
処置
副作用
程度*
- 忍容性がないGrade 2又はGrade 3の副作用が発現した場合
処置
- 本剤の投与開始前の状態又はGrade 1以下に回復するまで休薬する(悪心・嘔吐・下痢に対しては休薬の前に適切な処置を行い、コントロールできない場合に本剤を休薬すること)。
本剤の投与を再開する場合、1段階減量する。
程度*
- Grade 4の副作用が発現した場合
(生命を脅かさない臨床検査値異常の場合は、Grade 3の副作用と同じ処置とする)
処置
- 本剤の投与を中止する。
- *:GradeはCTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)version 4.0に準じる。
切除不能な肝細胞癌
- 臨床試験において、中等度(Child-Pughスコア7〜8)の肝機能障害を有する肝細胞癌患者に対する最大耐用量は1日1回8mgであることが確認されている。中等度の肝機能障害を有する肝細胞癌患者に対しては減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること。
〔「慎重投与」の項参照〕
- 副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて以下の基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。
減量段階基準
開始用量
1段階減量
2段階減量
3段階減量
開始用量
1段階減量
2段階減量
3段階減量
減量、休薬及び中止基準
副作用
程度*
- 収縮期血圧140mmHg以上又は拡張期血圧90mmHg以上のとき
処置
程度*
- 降圧治療にも係らず、収縮期血圧160mmHg以上又は拡張期血圧100mmHg以上のとき
処置
- 収縮期血圧150mmHg以下及び拡張期血圧95mmHg以下になるまで本剤を休薬し、降圧剤による治療を行う。
本剤の投与を再開する場合、1段階減量する。
程度*
処置
副作用
程度*
- Grade 3の副作用が発現した場合
(臨床的に意義がない臨床検査値異常の場合を除く)
処置
- 本剤の投与開始前の状態又はGrade 2以下に回復するまで休薬する。
本剤の投与を再開する場合、初回の副作用発現時は減量せず、2回目以降の副作用発現時は1段階減量する。
程度*
処置
- 本剤の投与開始前の状態又はGrade 2以下に回復するまで休薬する。
本剤の投与を再開する場合、1段階減量する。
副作用
程度*
処置
- 本剤の投与開始前の状態若しくはGrade 1以下に回復するまで休薬する、又は本剤の投与量を1段階減量して投与を継続する(悪心・嘔吐・下痢・甲状腺機能低下に対しては休薬又は減量の前に適切な処置を行い、コントロールできない場合に本剤を休薬又は減量すること)。
本剤の投与を再開する場合、1段階減量する。
程度*
- Grade 3の副作用が発現した場合
(臨床的に意義がない臨床検査値異常の場合を除く)
処置
- 本剤の投与開始前の状態又はGrade 1以下に回復するまで休薬する(悪心・嘔吐・下痢・甲状腺機能低下に対しては休薬の前に適切な処置を行い、コントロールできない場合に本剤を休薬すること)。
本剤の投与を再開する場合、1段階減量する。
程度*
- Grade 4の副作用が発現した場合
(生命を脅かさない臨床検査値異常の場合は、Grade 3の副作用と同じ処置とする)
処置
- 本剤の投与を中止する。
- *:GradeはCTCAE version 4.0に準じる。
慎重投与
- 高血圧症の患者
〔高血圧が悪化するおそれがある。「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の項参照〕
- 重度の肝機能障害のある患者
〔血中濃度が上昇するおそれがある。「用法・用量に関連する使用上の注意」及び「薬物動態」の項参照〕
- 中等度の肝機能障害のある肝細胞癌患者
〔臨床試験において、中等度(Child-Pughスコア7〜8)の肝機能障害を有する肝細胞癌患者に対する最大耐用量は1日1回8mgであることが確認されている。また、中等度(Child-Pughスコア9)及び重度の肝機能障害を有する肝細胞癌患者への使用経験はない。「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照〕
- 脳転移のある患者
〔転移部位からの出血があらわれるおそれがある。「重大な副作用」の項参照〕
- 血栓塞栓症又はその既往歴のある患者
〔血栓塞栓症が悪化又は再発するおそれがある。「重大な副作用」の項参照〕
- 外科的処置後、創傷が治癒していない患者
〔創傷治癒遅延があらわれることがある。「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の項参照〕
- 頸動脈・静脈等への腫瘍浸潤のある患者
〔腫瘍縮小・壊死に伴う頸動脈露出、頸動脈出血、腫瘍出血があらわれることがある。「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の項参照〕
- 肺転移を有する患者
〔気胸が発現するおそれがある。「重大な副作用」の項参照〕
重大な副作用
高血圧
- 高血圧(49.7%)、高血圧クリーゼ(頻度不明)等があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。なお、コントロールできない高血圧が認められた場合には減量・休薬すること。また、高血圧クリーゼがあらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
出血
- 鼻出血、血尿、喀血、肺出血、消化管出血、脳出血、腫瘍出血等の出血(14.9%)があらわれることがある。また、甲状腺癌患者において、腫瘍縮小・壊死に伴う頸動脈出血、腫瘍出血があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行うこと。重篤な出血があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
動脈血栓塞栓症
- 心筋梗塞、脳血管発作、脾臓梗塞等の動脈血栓塞栓症(2.0%)があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行うこと。
静脈血栓塞栓症
- 肺塞栓症、深部静脈血栓症、網膜静脈血栓症、門脈血栓症等の静脈血栓塞栓症(2.4%)があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行うこと。
肝障害
- AST、ALT等の上昇を伴う肝障害(16.8%)、アルブミン低下(6.5%)、肝性脳症(2.4%)、肝不全(0.8%)等があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。
急性胆嚢炎
- 無石胆嚢炎を含む急性胆嚢炎(頻度不明)があらわれることがあり、胆嚢穿孔に至った例も報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、休薬等の適切な処置を行うこと。
腎障害
- 蛋白尿(27.0%)、腎機能障害(0.8%)、腎不全(0.4%)、ネフローゼ症候群(0.3%)等があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行うこと。
消化管穿孔、瘻孔形成、気胸
- 腸管穿孔(頻度不明)、痔瘻(0.1%)、腸膀胱瘻(0.1%)、気胸(頻度不明)等があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、中止等の適切な処置を行うこと。
可逆性後白質脳症症候群
- 可逆性後白質脳症症候群(0.3%)があらわれることがあるので、痙攣、頭痛、錯乱、視覚障害、皮質盲等が認められた場合には投与を中止し、血圧のコントロールを含め、適切な処置を行うこと。
心障害
- 心電図QT延長(5.0%)、駆出率減少(1.8%)、心房細動・粗動(0.5%)、心不全(0.3%)等があらわれることがある。十二誘導心電図検査の実施等、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行うこと。
手足症候群
- 手掌・足底発赤知覚不全症候群(28.4%)等があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行うこと。
感染症
- 気道感染(1.6%)、肺炎(1.2%)、敗血症(0.4%)等があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行うこと。
骨髄抑制
- 血小板減少(17.9%)、白血球減少(9.0%)、好中球減少(8.7%)、リンパ球減少(3.7%)、貧血(3.5%)等があらわれることがある。定期的に血液検査を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行うこと。
低カルシウム血症
- 低カルシウム血症(2.7%)があらわれることがあり、副甲状腺機能低下症の既往歴がある患者で高発現したことが報告されている。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、血清カルシウム濃度を確認し、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与等の適切な処置を行うこと。また必要に応じて、減量、休薬又は中止を考慮すること。
創傷治癒遅延
- 治癒不良(0.4%)、創離開(0.1%)があらわれることがある。創傷治癒遅延があらわれた場合には、創傷が治癒するまで本剤の投与を中止すること。
薬効薬理
作用機序
- レンバチニブは、腫瘍血管新生及び腫瘍増殖等に関与する、血管内皮増殖因子(VEGF)受容体(VEGFR1-3)、線維芽細胞増殖因子(FGF)受容体(FGFR1-4)、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)α、幹細胞因子受容体(KIT)、Rearranged During Transfectionがん原遺伝子(RET)等の受容体チロシンキナーゼを阻害した。また、レンバチニブは、VEGF及びFGFによって誘導される血管内皮細胞の血管様管腔構造の形成を阻害した。15)16)
抗腫瘍効果
- レンバチニブは、ヒト甲状腺乳頭癌由来細胞株(K1)、ヒト甲状腺濾胞癌由来細胞株(RO82-W-1)、ヒト甲状腺髄様癌由来細胞株(TT)、ヒト甲状腺未分化癌由来細胞株(8305C)、ヒト甲状腺由来扁平上皮癌由来細胞株(SW579)、ヒト肝細胞癌由来細胞株(Hep 3B2.1-7、LIXC-012及びPLC/PRF/5)及び肝細胞癌患者の腫瘍組織片(LI0050及びLI0334)を移植したマウスにおいて、腫瘍増殖抑制作用を示した。17)18)
有効成分に関する理化学的知見
一 般 名
- レンバチニブメシル酸塩(Lenvatinib Mesilate)
化 学 名
- 4-{3-Chloro-4-[(cyclopropylcarbamoyl)amino]phenoxy}-7-methoxyquinoline-6-carboxamide monomethanesulfonate
分 子 式
分 子 量
構 造 式
性 状
- レンバチニブメシル酸塩は白色〜うすい帯赤黄色の粉末である。
本品は水、メタノール又はN-メチルピロリドンに溶けにくく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
融 点
分配係数