キセノン
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- 一般的名称 キセノン 効能又は効果 効能又は効果/用法及び用量 1. 「効能又は効果」 X線CTを用いた局所脳血流量及び局所脳血流分布の測定。1. 1. 用法容量 本剤をコールドキセノンガス吸入装置ジートロン(AZ-720シリーズ)に装着し ...
- ゼノンコールド,キセノン吸入剤(非放射性) ... 薬効 7290 その他の診断用薬(体外診断用医薬品を除く) 一般名 キセノン吸入剤(非放射性) 英名? 剤形 吸入剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
販売名
ゼノンコールド
効能または効果
「効能又は効果」
- X線CTを用いた局所脳血流量及び局所脳血流分布の測定。
用法容量
- 本剤をコールドキセノンガス吸入装置ジートロン(AZ−720シリーズ)に装着し使用する。
通常、成人に対して以下の方法により使用する。
本剤と空気及び酸素を混合し、キセノン濃度約30〜35vol%としたものを呼吸マスク等を通じて約4〜8分間 〔キセノン(非放射性)として約7L〕吸入させる。
この際、酸素濃度は、最低21vol%を確保すること。
なお、吸入時間及び量は年齢、体重により適宜増減する。
その後空気に切り換えて約10分間吸入させる。
本剤の吸入開始から空気の吸入終了までX線CT装置により脳組織内のキセノン量を継続測定し、コンピュータープログラムにより演算して、局所脳血流量及び局所脳血流分布を求める。
薬効薬理
- 本剤を吸入することにより、血液を介して各組識へキセノンが吸収分布する。
その組織中に吸収されたキセノン濃度によりX線の透過率が変わる。
X線CT装置を用いて、脳組織のキセノンの変化を測定演算することにより、局所脳血流量及び局所脳血流分布を求めることができる。7)
このキセノン吸入X線CT法では、血流値の局所性及び定量が正確にでき、また、血液脳分配係数の実測も出来るという点が特徴である。
本剤は、高濃度で麻酔作用を示し、局所脳血流量の低下が認められる。8),9)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
分子式
性 状
- 空気中にごく微量(9×10−6vol%)存在する。
不活性ガスで無色、無臭である。
密 度 5.897g/L(0℃,101.3kPa)
比 重 4.42(空気=1, 0℃,101.3kPa)
沸 点 −108.1℃
融 点 −111.8℃
臨界温度 16.58℃
臨界圧力 5.92MPa
燃 性 極めて安定で不活性ガスであり全く燃えない。
溶 解 性 本剤1mLは、温度20℃、気圧101.3kPaで水9.2mLに溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- xenon 133, 133Xe, xenon-133
- 商
- キセノン(133Xe)、キセノン-133、ジーナイガス-Xe 133、ゼノンコールド
[★]
- 英
- xenon
- 同
- キセノン-133VSSガス、ゼノンコールド
- 関
[★]
- 英
- xenon
- 関
- キセノン