商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 化学療法による好中球減少症を有する成人患者と、急性白血病、骨髄異形成症候群、造血細胞移植以外の病態を有する成人患者における顆粒球コロニー刺激因子の利用use of granulocyte colony stimulating factors in adult patients with chemotherapy induced neutropenia and conditions other than acute leukemia myelodysplastic syndrome and hematopoietic cell transplantation [show details]
… G-CSF or pegfilgrastim, a pegylated formulation of G-CSF that has a prolonged half-life . A third retrospective comparative effectiveness analysis (which was funded by the maker of pegfilgrastim), concluded …
- 2. 造血細胞移植後の造血の促進hematopoietic support after hematopoietic cell transplantation [show details]
…with superior clinical efficacy . Similarly, three randomized phase III trials of single dose pegfilgrastim (6 mg) versus daily filgrastim (5 mcg/kg per day) in patients undergoing autologous peripheral…
- 3. 化学療法により好中球減少を起こした高リスクな成人への感染症予防prophylaxis of infection during chemotherapy induced neutropenia in high risk adults [show details]
- 4. 造血幹細胞の分布sources of hematopoietic stem cells [show details]
…increasing toxicity or cost. Use of a longer-acting recombinant G-CSF (pegylated recombinant G-CSF, pegfilgrastim), which requires less frequent dosing, has also resulted in successful mobilization but is not…
- 5. 薬剤誘発性の好中球減少および無顆粒球症drug induced neutropenia and agranulocytosis [show details]
…white blood cell count exceeds 10,000/microL . Availability of longer-lasting pegylated G-CSF (pegfilgrastim) provides similar benefits as filgrastim with a simpler, less frequent, dosing regimen. However…
Japanese Journal
- 頭頸部癌化学療法におけるペグフィルグラスチムの使用経験
- 山田 由貴,志村 英二,武田 鉄平,松浦 賢太郎,長舩 大士,和田 弘太
- 耳鼻咽喉科展望 59(6), 298-305, 2016
- <p> 癌治療にともなう化学放射線療法において, 発熱性好中球減少症は重篤な合併症であり, 予防と早期対応が重要である。<br> 今回, われわれは頭頸部癌の化学療法中に発熱性好中球減少症 (febrile neutropenia: FN) を認めた2症例に対して, 2014年9月より本邦で承認された持続型 G-CSF 製剤ペグフィルグラスチム (ジーラスタ<sup& …
- NAID 130006250554
- P3-14-2 ペグフィルグラスチム(ジーラスタ^[○!R])の有用性および安全性についての検討(Group 79 悪性腫瘍全般・化学療法,一般演題,公益社団法人日本産科婦人科学会第68回学術講演会)
- 今井 雄一,黒崎 亮,佐藤 翔,矢野 友梨,小笠原 仁子,宮坂 亞希,藪野 彰,島 友子,吉田 裕之,長谷川 幸清,藤原 恵一,平原 史樹
- 日本産科婦人科學會雜誌 68(2), 859, 2016
- NAID 110010035680
Related Links
- ジーラスタ皮下注3.6mgの主な効果と作用 白血球 を増やすお薬です。 顆粒球コロニーの形成を刺激することにより、白血球を増やす働きがあります。 ジーラスタ皮下注3.6mgの用途 がん 化学療法 による発熱性好中球減少症の 発症 抑制 ジー ...
- ジーラスタ(G-CSF製剤)を抗がん剤と同時に投与すると、G-CSFによって分化・増殖過程に入った好中球系前駆細胞が抗がん剤によってより大きな障害を受け、逆に過度の好中球減少を起こす可能性があるためです。
- ジーラスタ(一般名:ペグフィルグラスチム)の作用機序 ジーラスタは「 好中球 」の増殖を促したり、機能を亢進させたりする「G-CSF製剤」に分類されています。 以下のような働きによって、好中球の増加・機能亢進を促すと考えられてい
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ジーラスタ皮下注3.6mg
組成
有効成分(1シリンジ0.36mL中)
添加物(1シリンジ0.36mL中)
- D-ソルビトール 18mg
氷酢酸 0.216mg
水酸化ナトリウム 適量
ポリソルベート20 0.0144mg
効能または効果
- 臨床試験に組み入れられた患者における発熱性好中球減少症発現のリスク等について、「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと(「臨床成績」の項参照)。
- 本剤を使用する際には、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。
- 通常、成人にはがん化学療法剤投与終了後の翌日以降、ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)として、3.6mgを化学療法1サイクルあたり1回皮下投与する。
- がん化学療法剤の投与開始14日前から投与終了後24時間以内に本剤を投与した場合の安全性は確立していない。
慎重投与
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- アレルギー素因のある患者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
間質性肺疾患(0.5%)
- 肺臓炎、肺障害等の間質性肺疾患が発現又は増悪することがあるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸困難及び胸部X線検査異常等が認められた場合には、副腎皮質ホルモン剤の投与等を考慮し、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
急性呼吸窮迫症候群(頻度不明)
- 急性呼吸窮迫症候群が発現することがあるので、観察を十分に行い、急速に進行する呼吸困難、低酸素血症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には、呼吸管理等の実施を考慮し、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
芽球の増加(頻度不明)
- 急性骨髄性白血病において、芽球の増加を促進させることがあるので、観察を十分に行い、芽球の増加が認められた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
脾腫(0.3%)・脾破裂(頻度不明)
- 脾腫、脾破裂が発現することがあるので、血液学的検査値の推移に留意するとともに、腹部超音波検査等により観察を十分に行い、脾臓の急激な腫大が認められた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
毛細血管漏出症候群(頻度不明)
- 毛細血管漏出症候群が発現することがあるので、観察を十分に行い、低血圧、低アルブミン血症、浮腫、肺水腫、胸水、腹水、血液濃縮等が認められた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
Sweet症候群(頻度不明)
- Sweet症候群が発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
皮膚血管炎(頻度不明)
- 皮膚血管炎が発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
大型血管炎(大動脈、総頸動脈、鎖骨下動脈等の炎症)(頻度不明)
- 大型血管の炎症が発現することがあるので、発熱 、CRP上昇 、大動脈壁の肥厚等が認められた場合には、本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
薬効薬理
薬理作用
好中球前駆細胞の分化促進作用7)
- in vitroコロニー形成試験において、ヒト由来のCD34陽性細胞及びマウス由来の骨髄細胞を本剤存在下で培養することにより、好中球前駆細胞の分化が促進された。
好中球減少に対する作用8)
- シクロホスファミド投与により末梢血の好中球減少が誘導されたマウスに本剤を投与することにより、好中球減少が抑制された。
作用機序
- 本剤は骨髄中の好中球前駆細胞に存在するG-CSF受容体に結合し、好中球前駆細胞から好中球への分化を促し、末梢血中の好中球数を増加させると推察される。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)
Pegfilgrastim (Genetical Recombination)
分子量
本質
- メトキシポリエチレングリコール(分子量:約20,000)1分子がフィルグラスチム(遺伝子組換え)のMet1のアミノ基に結合した修飾タンパク質である。