コーラ (cola) は炭酸飲料の一種である。
目次
- 1 コーラの成分
- 2 コーラ文化
- 3 コーラの薬効成分
- 4 コーラ飲料史
- 5 コーラの種類
- 6 その他
- 7 参考文献
- 8 関連項目
- 9 外部リンク
コーラの成分
コーラ (Cola) という名称は当初コーラの実 (kola nuts) から抽出したほろ苦い味のコーラ・エキスを用いていたことに由来しているが、現在ではコーラの実は含まれていないのが一般的であり、香味料の主成分は砂糖やシトラスオイル(オレンジ、ライム、レモン等の皮から)、シナモン、バニラ、その他酸性のものとなっている。複数あるコーラ飲料製造社ではこれらの香味料以外にその会社独自の香味料を加えることで独自の製品として開発している。そうした香味料の中にはナツメグやラベンダー、その他幅広い成分が含まれることがあるが、ほとんどの人がコーラ特有の風味だと認識するのは依然としてバニラやシナモンである。安価なコーラ飲料の中には、このようなバニラやシナモンといった香味料のみで製造されているものもある。
また、酸味の多くはリン酸由来のものであり、商品によってはクエン酸やその他の酸を含む。
コカ・コーラ社の調味法が秘密とされていることが有名であるように、多くのコーラには厳重な保護のもと、その製造社独自の調味法を用いている。
その他として高濃度果糖のコーンシロップをはじめとした様々な甘味料がコーラには加えられており、商品や市場によっては砂糖やステビア、人工甘味料なども含まれる。ただし、無糖やダイエットと謳われたコーラには人工甘味料のみが使用されている。
コーラ文化
非常に多様なコーラ風の清涼飲料水が世界各地に存在しており、またそれらがさまざまな風味であることから、人によっては特定企業の製品を好んで飲用することもある。この風味の違いは、同じ会社の製品であっても年代により様々な変化を見せるが、これは各々の会社が時代の流行を反映していることに起因する。ただしそうした企業戦略は、旧来のファンが味の変更を嫌い、競合他社に切り替えるというリスクも同時に伴うことになる。各社のシェア争いは熾烈を極め、外食産業チェーン店や国際イベントでの採用を巡っては、様々な営業上の駆け引きも行われ、その熾烈さもあってコーラ戦争と形容されることもある。
このコーラ戦争においては主要メーカーにより莫大な広告費が掛けられるのが通例で、近年では全米規模でGPSを使って懸賞賞品をその場にお届け、などといった社会現象さえ巻き起こしている。またボトルキャップフィギュア等の、後にコレクター市場が成立するようなアイテムの付録が付くといったイベントも度々行われている。
コーラの薬効成分
コーラには大量のカフェインが含有されており、また砂糖も多く含まれるため、大量に摂取することで向精神作用も認められる。一部愛好家に至っては自嘲的に「コーラ中毒」と表現する者もある。これら飲料に含まれるカフェインは、コーラの実 のエキスによるものであったが、コスト的な問題もあり今日では茶葉より抽出された物が主に利用されている。しかし、銘柄によってはいまだにコーラの実も使われている。
コーラ飲料史
|
この節はその主題が日本に置かれた記述になっており、世界的観点からの説明がされていない可能性があります。ノートでの議論と記事の発展への協力をお願いします。(2008年11月) |
コカ・コーラの広告 1890年代の米国のもの。価格は5セントとある。
年 |
月 |
出来事 |
1886年 |
5月 |
アメリカにてコカ・コーラ発明 |
1888年 |
- |
ザ コカ・コーラ カンパニー創業 |
1898年 |
- |
アメリカにてペプシコーラ開発 |
1902年 |
- |
ペプシ・コーラ カンパニー創業 |
1905年 |
- |
アメリカにてシェロ・コーラ開発 |
1934年 |
- |
ロイヤルクラウンカンパニーよりRCコーラ発売 |
1912年 |
- |
高村光太郎『道程』の中に「コカコオラ」が登場 |
1919年 |
- |
明治屋の広告雑誌『嗜好』にコカ・コーラの広告掲載 |
1929年 |
- |
アメリカでミッション・コーラ発売 |
1945年 |
10月 |
GHQの指示で日本6箇所にコカ・コーラ充填工場を設立 |
1952年 |
- |
日米通商公社よりウィン・コーラ発売
日本ミッションジュースよりミッション・コーラ発売 |
1953年 |
- |
ミッション・コーラの日本国内での生産開始 |
1955年 |
- |
コカ・コーラ社より缶入りコカ・コーラ発売開始 |
1956年 |
11月 |
コーラ飲料の原液輸入を認可 |
1957年 |
- |
東京飲料がコカ・コーラの一般向け販売を開始
ペプシコーラ発売 |
1958年 |
3月 |
日本コカ・コーラ設立 |
- |
6月 |
明治屋よりMYコーラ発売 |
- |
12月 |
農林省が駐留軍以外へのコカ・コーラの外国人向け販売を許可 |
1960年 |
8月 |
壽屋とロイヤルクラウンカンパニーの販売契約締結 |
1961年 |
- |
グリコよりグリコ・コーラ発売
コッカよりニッポン・コーラ発売
札幌麦酒よりサッポロ・コーラ発売
福永社よりグット・コーラ発売
日本麦酒よりリボン・コーラ発売
壽屋よりRCコーラ発売
清水食品よりSSKソフト・コーラ発売
コーラ飲料輸入自由化 |
1962年 |
- |
「スカッと さわやか コカ・コーラ」のコピー登場
静岡柑協連より富士コーラ発売
全清飲よりコアップガラ・コーラ発売
東洋醸造よりアルコール入り45ジェット・コーラ発売
森永乳業よりスパーク・コーラ発売
明治製菓より明治コーラ発売
東京コカ・コーラボトリング設立 |
1963年 |
4月 |
三共よりLCコーラ発売 |
- |
7月 |
武田薬品よりプラッシー・コーラ発売 |
1965年 |
- |
国際飲料よりフレッシュ・コーラ発売 |
- |
11月 |
コカ・コーラ社より250ml缶発売 |
1966年 |
6月 |
リンプルトップ登場 |
- |
11月 |
ウィンコーラ倒産 |
1974年 |
12月 |
長野コカ・コーラボトリングより1リットル瓶発売 |
1975年 |
- |
コカ・コーラ社によるラッセルヨーヨープロモーション実施 |
1981年 |
1月 |
森永製菓より森永クリーム・コーラ発売 |
1989年 |
3月 |
ポッカよりロイヤルクラウン・コーラ(RCコーラ)発売 |
1990年 |
- |
上島珈琲よりジョルト・コーラ発売 |
1991年 |
5月 |
アサヒビールよりシュウェップス・コーラ発売 |
1991年 |
12月 |
サッポロビールよりゴールデン・コーラ発売 |
1992年 |
- |
日本たばこ産業よりハードジョイト・コーラ発売 |
1992年 |
3月 |
コカ・コーラ社よりカフェインフリーダイエットコーク発売 |
1993年 |
3月 |
コカ・コーラ社よりタブ・クリア発売(日本では成功せず製造中止) |
1996年 |
- |
ポッカとロイヤルクラウンカンパニーの販売契約締結
RCコーラは日本市場から撤退 |
1997年 |
- |
日本におけるペプシコーラの販売代理権がサントリーに移行しサントリーフーズが販売 |
1998年 |
- |
中国で初の中国産コーラ非常可楽発売 |
2005年 |
6月 |
コカ・コーラ社よりコカ・コーラ ゼロ発売 |
2006年 |
- |
サントリーフーズよりペプシネックス発売 |
2010年 |
5月 |
アサヒ飲料よりグリーンコーラ発売 |
2010年 |
6月 |
キリンビバレッジよりキリンコーラ発売 |
2012年 |
5月 |
キリンビバレッジよりキリンメッツコーラ(トクホ認定商品)発売 |
2012年 |
6月 |
日本たばこ産業(ジェイティ飲料)より沖縄黒糖コーラ発売 |
2014年 |
3月 |
日本たばこ産業(ジェイティ飲料)よりコーラショックプラス発売 |
コーラの種類
- アフリ・コーラ
- インカ・コーラ
- ヴァージン・コーラ
- ウィルキンソン・コーラ
- オーヴェルニャ・コーラ - ゲンチアナが入っており苦味がある。
- オープンコーラ
- カナダドライ・コーラ (SPUR Cola)
- カリフォルニア・コーラ - 輸入:国分 (商社)
- カンパ・コーラ
- キュリオスティ・コーラ
- キリンコーラ→キリンメッツコーラ
- コカ・コーラ
- ザムザム・コーラ
- サムズ・アップ
- シェロ・コーラ
- シュウェップス・コーラ
- ジョルト・コーラ
- シンプル&クオリティー・コーラ
- ゼロスリム・コーラ
- チェリオ・コーラ
- ディクシ・コーラ
- バイカル
- ペプシコーラ
- ミスティオコーラ
- ミラクルアルファ(ホワイトコーラ)
- 明治スカットコーラ
- メッコール
- モナコーラ - 丸源飲料工業
- ファイブスターライジングコーラ - 朝日商事
- Lasコーラ - 富永貿易。神戸居留地 (飲料品)を参照
- リバー・コーラ
- リボン・コーラ - サッポロ飲料
- レイディオ (RaDio)
- ロイヤルクラウン・コーラ(RCコーラ) - 販売:壽屋・ポッカ
- 黒松可楽
- コーラショックプラス - ジェイティ飲料
- maiwoo(まいうー)コーラ - TV番組「元祖!でぶや」で企画したコーラ
- PBコーラ - 大半が輸入品。理由は、アルミ缶の製造コストが外国産だと安い為。
アルコール飲料
- -196℃ゼロドライレモンコーラ - (2008年8月5日-サントリー)糖質ゼロのリキュール。
- コーラショック - (2009年7月8日-麒麟麦酒)コーラ・フレーバーにウォッカをブレンドした高炭酸リキュール。
- コーラショックゼロ - (2009年10月21日-麒麟麦酒)コーラショックの糖類をゼロにした製品。
関係飲料
これらは、コーラとは別の飲み物であるが、コーラに近い味わいを持つ。
- ドクターペッパー
- ガラナ飲料 - コアップガラナ・キリンガラナ・炭酸ボンベ等
- メッコール
- ルートビア
- バニラコーク - バニラフレーバー 輸入:大和物産
- チェリーコーク - チェリーフレーバー 輸入:大和物産
- サスケ (清涼飲料)
- コクタ - en:cockta
- こどもびいる - ノンアルコール
- コラカオ - ココア味:カカオ、コーラナッツ、カルシウム、ビタミン等を配合
- 黒松沙士
- スコーピオン - 強炭酸飲料。
その他
健康上の課題
|
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2009年2月) |
- アメリカ合衆国飲料協会 (ABA) では、青少年の肥満防止策の一環として2008年から段階的にコーラを始めとした砂糖分の多い清涼飲料の小・中学校内での販売を自主規制する方針である[1]。特に飲料を好みやすい青少年の段階から肥満を抑制するために、コーラなどの販売を禁じ、100%フルーツジュースや低脂肪牛乳・無脂肪牛乳などの販売のみに絞るとしている。カリフォルニア州ではアーノルド・シュワルツェネッガー州知事の署名により2005年9月に公立高校の敷地内での販売をジュースや牛乳に限る[要出典]法案が成立している。アメリカでは、マクドナルドやペプシコなど11の大企業が、12歳以下の子供にジャンクフードの広告をやめることで合意している[2]。この「合意」とは、米国の大手食品メーカー11社が、12歳未満の子供への適切な栄養規格を満たさない広告の出稿停止に同意したものだが、これはジャンクフード全般を対象としたものであり、コーラ飲料製品を特定して批判したものではない。また、この件で学校内販売を自粛する飲料は炭酸飲料だけでなく冷やした紅茶、牛乳等の伝統的飲料も含まれ、さらに、低カロリー清涼飲料、果汁100パーセントのジュース、低脂肪乳も供給量が制限される。これらの調整を経て、生徒児童らへ供給される飲料の総量は従来より8対10、25パーセント増しになると予測されている。逆に、スポーツドリンクやダイエット系炭酸飲料は導入が進められるため、コーラ等の炭酸飲料が狙い撃ち的にかつ無条件で否定されているわけでも販売供給が禁じられているわけでもない。
- 「炭酸飲料は少女の骨折率を3倍にし、特にコーラは5倍にした」というレポートが纏められている。これは化学的、生理学的実験ではなく、いわゆる「十代の妊娠」を防ぐプロジェクトの中で、都市部の女子高校生460人を対象にアンケートを用いて行なわれた、「医師から骨折と診断された経験があるかどうか」の調査結果に基づくものである。使われた質問紙は、ダイエットコーラ、砂糖入りコーラ、コーラ以外のダイエット型炭酸飲料、コーラ以外の砂糖入り炭酸飲料に分けて、その愛飲習慣の有無、度合いを問うている。しかし、「ダイエット」飲料の定義は特に厳密に定めずに質問が行なわれている。また、表示されたアンケート結果は、そういったコーラや炭酸飲料の含有糖分の量、有無を区別せず、全体として骨粗鬆症を含む幾つかの「炭酸飲料消費の影響に関して大きな心配があります」と述べているのみである。「炭酸」自体の影響には言及していない。無炭酸飲料との比較は全くしていない[3]。
- アメリカ国立骨粗鬆症財団は、2,500人を30年追跡調査した結果、通常のコーラに加えノンカフェインコーラやダイエットコーラを毎日飲んでいる場合にも骨密度の低下がみられたため、飲料に含まれるリン酸がカルシウムの吸収を妨げるだけでなく血液を酸性化することで骨からカルシウムを流出させていることが原因ではないかとしている[4]。コーラを飲む習慣がある人の骨密度が低いことが観察され、ノンカフェインのコーラでも同じような傾向が見られたため、コーラに含まれるリン酸やグルコースがカルシウムの吸収を阻害し骨からカルシウムを流出させる原因ではないかと考えられている[5]。なお、タッカーによるこの研究は主に年配女性や妊婦に関してのものであり、喫煙、飲酒をしなくても常習的コーラ摂取が骨密度低下に関与しているのではないかという相関関係を論じた物である。骨自体はリン酸カルシウムが主な成分でリン酸も骨の成形には必要不可欠であるが、血中リン酸濃度が上がると血液中のカルシウム量を一定に保とうと体が働き、結果、骨からカルシウムを取り出してしまうというものである。ノンシュガー、ノンカフェインコーラの骨密度低下も認められるとしながらも、それらはより弱いものであり、また、男性、もしくは男女問わぬ場合のコーラと骨密度低下の関連性は認められなかったとしている。また、女性5に対して男性6相当の量の炭酸飲料(うち5分の4がコーラ。ノンシュガーか否かは問わず)を飲み、女性より多くコーラを飲んでいると考えられるが、にも関わらず女性の骨密度の方がより低かったとしている。さらに、女性が必要摂取量のカルシウムを摂っていない、コーラに含まれるのリン酸(骨密度低下の原因とタッカーがにらむ)の量など取るに足らないものだ(コーラに含まれるリン酸の量は牛乳よりも遥かに少ない)、という指摘を受けて、タッカーがさらに確度の高い研究が必要だと述べたとも記されている。
- 2012年6月、フランスの国立消費研究所 (INC) は、雑誌「6000万人の消費者」の依頼により、コカ・コーラ、コカ・ライト、ゼロ、ペプシ・コーラ、ペプシ・マックスを含むコーラ飲料に1リットル当たり10ミリグラム (0.001%) のアルコール成分が含まれている分析結果を公表した[6]。
- なお、日本の酒税法において、酒類に分類されないソフトドリンクとはアルコール含有量1%未満、フランスでは1.2%未満の飲料のことであり、微量のアルコールがコーラに含まれることが即ち健康上の問題や特別な事象というわけではない。さらに上記の発表では、含まれるアルコール量については「しかし、非常に低用量の」と断り書きがあり、その数値は「約0.001%/L」である。上の引用記事におけるペプシの広報担当者のコメントに寄れば、この微量に検出されるアルコールはコーラ自体の材料に含まれているのではなく、缶入りコーラの容器の素材によるものだとしている。さらに当引用記事は、コーラに含まれうる「痕跡的量のアルコール」が、戒律により飲酒が厳しく制限されるイスラム文化のハラールにとってどのように受け止められるかをおもに問題としているもので、「健康上の問題」として取りあげているのではない。なお、日本で生産される柑橘ジュースには平均0.09%のアルコールが含まれる[7]。
参考文献
- ^ Bottlers Agree to a School Ban on Sweet Drinks (The New York Times, 2006-5-4)
- ^ Limiting Ads of Junk Food to Children (New York Times, July 18, 2007)
- ^ Grace Wyshak, PhD Teenaged Girls, Carbonated Beverage Consumption, and Bone Fractures Arch Pediatr Adolesc Med. 154, 2000, pp610-613.
- ^ Tucker, KL, Morita, K, et al. "Consuming cola may up osteoporosis risk for older women" 文献2, American Journal of Clinical Nutrition. (October) 2006; 84(4).
- ^ 尾上佳子・太田博明「食習慣と骨粗鬆症」『臨床栄養』2009年5月、484 - 489頁。
- ^ Des traces d'alcool dans le Coca-Cola et le Pepsi
- ^ 1987年当時。
関連項目
外部リンク
This article is about the beverage. For other uses, see Cola (disambiguation).
Cola
A glass of cola served with ice cubes and a lemon to infuse.
|
Type |
Soft Drink |
Country of origin |
United States |
Introduced |
1886 |
Color |
Caramel |
Flavor |
Kola nut |
Cola is a sweetened, carbonated soft drink, derived from drinks that originally contained caffeine from the kola nut and cocaine from coca leaves, flavored with vanilla and other ingredients. Most colas now use other flavoring (and caffeinating) ingredients with a similar taste and no longer contain cocaine.[clarification needed] Colas became popular worldwide after pharmacist John Pemberton invented Coca-Cola in 1886.[1] His non-alcoholic recipe was inspired by the coca wine of pharmacist Angelo Mariani, created in 1863.[1]
Modern colas usually contain caramel color, caffeine and sweeteners such as sugar or high fructose corn syrup.
Contents
- 1 Flavorings
- 2 Clear cola
- 3 Health
- 4 Regional brands
- 4.1 Asia
- 4.2 Europe
- 4.3 North America
- 4.4 Africa
- 4.5 South America
- 4.6 Oceania
- 5 See also
- 6 References
- 7 External links
Flavorings
Despite the name, the primary modern flavoring ingredients in a cola drink are sugar, citrus oils (from oranges, limes, or lemon fruit peel), cinnamon, vanilla, and an acidic flavorant.[2][3] Manufacturers of cola drinks add trace ingredients to create distinctively different tastes for each brand. Trace flavorings may include nutmeg and a wide variety of ingredients, but the base flavorings that most people identify with a cola taste remain vanilla and cinnamon. Acidity is often provided by phosphoric acid, sometimes accompanied by citric or other isolated acids. Coca-Cola's recipe and several others[which?] are maintained as corporate trade secrets.
A variety of different sweeteners may be added to cola, often partly dependent on local agricultural policy. High-fructose corn syrup (HFCS) is predominantly used in the United States and Canada due to the lower cost of government-subsidized corn. In Europe, however, HFCS is subject to production quotas designed to encourage the production of sugar; sugar is thus typically used to sweeten sodas.[4] In addition, stevia or an artificial sweetener may be used; "sugar-free" or "diet" colas typically contain artificial sweeteners only.
Consumers may prefer the taste of soda manufactured with sugar; as in the United States, with imported Mexican Coca-Cola.[5][6] Kosher for Passover Coca-Cola sold in the U.S. around the Jewish holiday also uses sucrose rather than HFCS and is also highly sought after by people who prefer the original taste.[7] In addition, PepsiCo has recently been marketing versions of its Pepsi and Mountain Dew sodas that are sweetened with sugar instead of HFCS. These are marketed under the name Throwback and became "permanent" products on the lineup.[8]
Clear cola
Clear cola is a colorless variety of cola produced in the early 1990s. Brands included Crystal Pepsi, Tab Clear and 7 Up Ice Cola.
Health
For more details on this topic, see Coca-Cola § Health effects.
A 2007 study found that consumption of colas, both those with natural sweetening and those with artificial sweetening, was associated with increased risk of chronic kidney disease. The phosphoric acid used in colas was thought to be a possible cause.[9]
Studies indicate "soda and sweetened drinks are the main source of calories in [the] American diet",[10] so most nutritionists advise that Coca-Cola and other soft drinks can be harmful if consumed excessively, particularly to young children whose soft drink consumption competes with, rather than complements, a balanced diet. Studies have shown that regular soft drink users have a lower intake of calcium, magnesium, ascorbic acid, riboflavin, and vitamin A.[11]
The drink has also aroused criticism for its use of caffeine, which can cause physical dependence (caffeine addiction).[12] A link has been shown between long-term regular cola intake and osteoporosis in older women (but not men).[13] This was thought to be due to the presence of phosphoric acid, and the risk was found to be the same for caffeinated and noncaffeinated colas, as well as the same for diet and sugared colas.
Many soft drinks are sweetened mostly or entirely with high-fructose corn syrup, rather than sugar. Some nutritionists caution against consumption of corn syrup because it may aggravate obesity and type-2 diabetes more than cane sugar.[14]
Regional brands
See also: Cola brands (shown below) and Category:Cola brands
Asia
- MyCola, sold in Malaysia by Arqam[15]
- Amrat Cola, popular in Pakistan.
- Campa Cola was India's most popular brand prior to the introduction of Coca-Cola and Pepsi to the Indian market in 1991.
- Future Cola, a local brand in China.
- Est Cola, a local brand in Thailand.
- Mecca Cola, sold in the Middle East, parts of Europe and North Africa.
- Pakola, popular in Pakistan.
- Parsi Cola, popular in Iran.
- Red Bull Cola, popular in Thailand.
- Thums Up, popular in India.
- Topsia Cola, popular in Iran.
- Cola Turka is a local brand in Turkey.
- Zamzam Cola, popular in Iran and parts of the Arab world.
- Big Cola, popular in Indonesia.
- Bovonto, popular in South India.
- Pop Cola, popular in the Philippines.
- My Cola, popular in Sri Lanka.
- KIK Cola, popular in Sri Lanka.
- Mojo, sold in Bangladesh by Akij Group
Europe
- Afri-Cola, a German brand, had a higher caffeine content (about 250 mg/L) until the product was relaunched with a new formulation in 1999. It was relaunched a second time in April 2006 with the original formulation with the higher caffeine content.
- Barr Cola made by A.G. Barr (the makers of the popular Irn Bru drink) in the United Kingdom.
- Breizh Cola is a local brand from Brittany (France). It offers different and unique flavors like a clove aroma,[citation needed] bottled in an original cider bottle.[citation needed]
- Brisa Cola is a local brand from Madeira, Portugal and produced by Empresa de Cervejas da Madeira.
- Cadet Cola is a local brand from Ireland, produced by Gleeson Soft Drinks in Tipperary, Ireland.
- Cola Cola — Albania[citation needed]
- Cockta is a local brand from former Yugoslavia, originally produced by Slovenijavino company from Slovenia (then part of Yugoslavia). A couple of years ago it was bought by Droga Kolinska, a Slovenian company owned by the Croatian Atlantic Grupa. It is still popular in former Yugoslav republics, especially in Slovenia and Croatia. It does not contain any caffeine.
- Corsica Cola is a regional cola distributed by the Corsican brewery Pietra.
- Cuba Cola is the native cola of Sweden.
- Curiosity Cola, is an upmarket botanically brewed cola produced by Fentimans, from the UK.
- Freeway Cola a Lidl brand sold across Europe.
- Fritz-kola is a cola soft drink from Hamburg, Germany. It uses the highest possible concentration of caffeine for beverages allowed by German law (250 mg/L) and is available in most of Germany, as well as parts of western and central Europe.
- Galicola, is a cola soft drink from Galicia, Spain.
- haji cola, a local brand in Germany.[16]
- Золотой орех (Golden nut), a cola-flavored beverage produced in Russia since the end of 1990s by the OST company based in Chernogolovka town.
- Irish Cola is a local brand in Ireland.[17]
- In Denmark, the native Jolly Cola was more popular than Coca-Cola and Pepsi Cola during the 1960s and 1970s.
- Kletta Gos Cola — Iceland
- Kofola is the third best selling soft-drink in the Czech Republic and Slovakia, behind Coca-Cola and Pepsi.
- Miss Cola is an independent brand in the UK.
- Planet Cola, a brand sold at Auchan.
- Polo-Cockta, a Polish brand.
- Red Bull Cola has been available throughout Europe since 2008.
- Sky Cola, a Bosnian brand since 2002 made by watter-bottling company Sarajevski kiseljak[18]
- Sky Cola, a Croatian brand since 2002 made by watter-bottling company Jamnica.
- Ubuntu Cola is a fairtrade cola from the United Kingdom available in parts of Western Europe.
- Virgin Cola was popular in South Africa and Western Europe in the 1990s but has waned in availability.
- Vita-Cola is a German cola brand with a distinct citrus flavor; nowadays it is mostly sold in eastern Germany.
- XL Cola was a Swedish cola brand introduced in 1985 and sold for about twenty years. The trademark is still valid but the drink is not at the market anymore.
North America
- Coca-Cola, produced by The Coca-Cola Company of Atlanta, Georgia, and is often referred to simply as Coke. Most popular cola brand in North America and one of the most popular in the world.
- Pepsi, produced and manufactured by PepsiCo. Main competitor of Coca-Cola.
- RC Cola, produced by the Dr Pepper Snapple Group.
- Big Cola made by Peruvian transnational Ajegroup and is sold in the northern parts of Mexico.
- Jarritos Cola is a brand of cola from Mexico, while popular and native to Mexico, it is widely distributed mainly to Latino residents of the United States.
- Lulú Cola, produced by Pascual S.C.L. from Mexico
- Chiva Cola, produced by Grupo Omnilife of C.D. Guadalajara, from Mexico
- Cott produces many house brand beverages as well as its own line of products, most notably its Black Cherry cola.
- The Double Cola Company, Double Cola
- TuKola and Tropicola are brands from Cuba (also sold widely in Italy).
- Fentimans Curiosity Cola, originating from the United Kingdom in 1905, is now sold across Europe and North America.
- Jones Soda also makes a cola, using cane sugar.
- Jolt Cola is sold by Wet Planet Beverages, of Rochester, New York. Originally, the slogan was "All the sugar and twice the caffeine." It dropped the slogan when it switched from cane sugar to high fructose corn syrup.
- Johnnie Ryan is a regional cola bottled in Niagara Falls, New York. Established in 1935, it makes it with 100% cane sugar and also sells 22 other flavors.[19]
- Polar Beverages of Worcester, Ma produces its own brand of cola under the Polar name.
- Red Bull Cola has been available in the United States since 2008.
- Faygo Cola is a soft drink distributed in the Midwest, Mid-Atlantic, and Central Southern regions of the United States. Faygo can be found in some regions of Canada, Cola being one of more than fifty flavors.
- Top Pop Cola is a soft drink Family-owned regional soda. Cola being one of more than seven flavors that is made with Pure Cane sugar.
- Zevia Cola is a zero calorie soft drink that is sweetened with Stevia combined with Monk Fruit and Erythritol. Cola is one of more than fifteen flavors produced by the company.
Africa
- Hamoud-Boualem: Famous in Algeria, with different flavours; also sold in Europe and US.
South America
- Big Cola: a cola produced by Peruvian company Ajegroup which operates in 14 countries including South America.[20]
- Perú Cola: created by Peruvian bottler Embotelladora Don Jorge S.A.C. to compete with Coca-Cola and Kola. Real.[21]
- Schin Cola is a local variety of cola produced in Brazil by Primo Schincariol.
- Ship: produced and marketed by Colombian bottler Embotelladora Latinoamericana S.A. (ELSA)[22]
Oceania
- Kiwi Cola is a cola produced under the WAI-KAWA brand in New Zealand, and contains a Kawakawa leaf infusion.[23]
- Bickford's Old Style Original Kola is produced by Bickford's Australia in Adelaide. It is not readily available outside South Australia.[24]
- LA Ice Cola is an Australian cola owned by P&N Beverages. It is similar to Coca-Cola and Pepsi, which are its rivals.
- Taxi-Cola is a popular local brand in Samoa since 2012.
See also
- Cola wars
- Open source colas – soft drinks whose recipe is open sourced
- Champagne cola, a similar category of soft drinks
- List of brand name soft drinks products
- List of soft drink flavors
- List of soft drink producers
- List of soft drinks by country
References
- ^ a b "Coca Wine". Cocaine.org. Retrieved 2013-09-29.
- ^ DeNeefe, Janet (2008-03-13). "The Exotic Romance of Tamarind". The Jakarta Post. Retrieved 2013-09-29.
- ^ "Cola 2". Sparror.cubecinema.com. Retrieved 2013-09-29.
- ^ M. Ataman Aksoy, John C. Beghin, ed. (2005). "Sugar Policies: An Opportunity for Change". Global Agricultural Trade and Developing Countries. World Bank Publications. p. 329. ISBN 0-8213-5863-4.
- ^ Is Mexican Coke the real thing? By Louise Chu Associated Press November 9, 2004 The San Diego Union-Tribune
- ^ "Coke". Seattletimes.nwsource.com. 2004-10-29. Retrieved 2013-09-29.
- ^ Dixon, Duffie (2009-04-09). "Kosher Coke". USAtoday.com. Retrieved 2013-09-29.
- ^ Horovitz, Bruce (2011-03-11). "Pepsi, Frito-Lay capitalize on fond thoughts of the good ol' days". USA Today. Retrieved 29 September 2011.
- ^ Tina M. Saldana, Olga Basso, Rebecca Darden, and Dale P. Sandler (2007). "Carbonated beverages and chronic kidney disease". Epidemiology 18 (4): 501–6. doi:10.1097/EDE.0b013e3180646338. PMC 3433753. PMID 17525693.
- ^ "Preliminary Data Suggest That Soda And Sweet Drinks Are The Main Source Of Calories In American Diet". Sciencedaily.com. May 27, 2005. Retrieved July 2, 2011.
- ^ Jacobson, Michael F. (2005). "Liquid Candy: How Soft Drinks are Harming Americans' Health", pp. 5–6. Center for Science in the Public Interest. Retrieved October 13, 2010.
- ^ Center for Science in the Public Interest (1997). "Label Caffeine Content of Foods, Scientists Tell FDA." Retrieved June 10, 2005. Archived 10 July 2007 at WebCite
- ^ Tucker KL, Morita K, Qiao N, Hannan MT, Cupples LA, and Kiel DP (October 1, 2006). "Colas, but not other carbonated beverages, are associated with low bone mineral density in older women: The Framingham Osteoporosis Study" (PDF). American Journal of Clinical Nutrition 84 (4): 336–342. PMID 17023723. Retrieved April 21, 2008.
- ^ "Single food ingredient the cause of obesity ? New study has industry up in arms". (April 26, 2004). FoodNavigator.com. Retrieved February 27, 2007.
- ^ "('My Cola' breaks new ground". theSundaily. Retrieved 2013-09-29.
- ^ "haji cola"
- ^ "Irish Cola"
- ^ http://www.skycola.ba/sky-prica
- ^ "Johnnie Ryan"
- ^ "Ajegroup". Ajegroup. Retrieved 2013-09-29.
- ^ "Grupo Perú Cola - Hoy el Perú sabe mejor" (in Spanish). Donjorge.com.pe. Retrieved 2013-09-29.
- ^ "Bienvenidos a ELSA" (in Spanish). Elsa.cl. Retrieved 2013-09-29.
- ^ "Kiwi Cola"
- ^ "Bickford's Old Style Original Kola"
External links
|
Look up cola in Wiktionary, the free dictionary. |
- Cola and Mentos mints trick
- OpenCola recipe (originally published by Cory Doctorow)
- Straight Dope article about caffeine levels on soft drinks
Cola brands
|
|
- Afri-
- Amrat
- Apotekarnes
- Auvergnat
- Baikal
- Barr
- Beed
- Big 8
- Big
- Breizh
- Bubba
- Campa
- Cassinelli
- Cavan
- Chhina
- Classic (UK)
- Club
- Coca-
- Cockta
- Turka
- Cole Cold
- Corsica
- Count
- Cricket
- Cuba
- Diet Coke
- Diet Rite
- Double
- El Ché-
- Est
- Evoca
- Export
- Fada
- Faygo
- Fentimans Curiosity
- Frescolita
- Fritz-
- Fruti
- Fuji-
- Future
- Grandpa Graf's
- Guaranito
- Isaac
- Jolly
- Jolt
- Jones Soda
- Kitty
- Kofola
- Real
- Román
- Kristal
- LA Ice
- Lava
- Like
- Mecca-
- Mr.
- No Name
- Olvi
- Open
- Pakola
- Pepsi
- Parsi
- Perú
- Polo-Cockta
- Pran
- Premium-
- President's Choice
- Qibla
- RC
- Red Bull
- Red
- Reed's
- Rola
- Sam's Choice
- Schweppes
- Sinalco
- Tab
- Thums Up
- Topsia
- Triple
- tu
- Ubuntu
- Vess
- Virgin
- Vita
- XL
- Zamzam
- Zelal
- Zevia
|
|
Soft drink topics
|
|
Brands |
- Cola Wars
- List of brand name soft drinks products
- List of soft drink flavors
- List of soft drinks by country
|
|
|
Types |
- Cherry cola
- Cola
- Cream soda
- Diet drink
- Energy drink
- Frozen carbonated beverage
- Ginger ale
- Ginger beer
- Grape soda
- Ice cream float
- Lemon-lime drink
- Lemonade
- Orange soft drink
- Root beer
- Sports drink
|
|
Health |
|
|
Companies |
- List of soft drink producers
- The Coca-Cola Company
- Cott
- Dr Pepper Snapple Group
- PepsiCo
|
|