グリメリウス染色
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Japanese Journal
- 本田 晴康,林 誠一,関口 恭弘,塚平 俊久,中村 清
- 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 103(10), 1169-1175, 2006-10-05
- … 症例は76歳男性.主訴は背部不快感で,黄疸を認めた.CTおよびMRI検査で総胆管に腫瘤が認められた.PTC drainageから採取した胆汁細胞診はclass V.中部胆管癌と診断し,膵頭十二指腸切除術を施行した.総胆管に14×10mm大の腫瘤が認められ,Grimelius染色で好銀顆粒が証明され,免疫組織染色でchromogranin Aとsynaptophysinが陽性となり,肝外胆管原発のカルチノイド腫瘍と診断された.術後8カ月に2個の肝転移が認められた. …
- NAID 10018389572
- 十二指腸乳頭部原発小細胞癌(内分泌細胞癌)の1切除例と文献報告例の検討
- 小林 隆,照屋 正則,清水 誠一郎,伊藤 精彦,三木 健司,小林 薫,森田 恒治
- 日本消化器外科学会雑誌 39(1), 60-65, 2006-01-01
- … 振・黄疸・発熱を主訴に入院となった.精査にて, Vater乳頭部の低分化腺癌と診断され, 膵頭十二指腸切除術・リンパ節郭清(D2)を施行した.免疫組織化学的検索にて, NSE・CD-56・synaptophysin・chromogranin Aが陽性, Grimelius染色でも陽性で, 胆道癌取扱い規約に従い小細胞癌(内分泌細胞癌)と診断した.術後6か月目に施行したCTで肝門部再発を認めたため, 本人に化学療法を薦めたが同意が得られなかった.その後, 肝臓への浸潤が急速 …
- NAID 110002978228
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- グリメリウス染色 Grimelius stain. 画像の説明. 方法. 脱パラ、水洗、蒸留水; 0.03% 硝酸銀液(37℃、1~3晩); 還元液(37~45℃、1分); 蒸留水(3回); 2%チオ硫酸 ナトリウム水溶液(2分); 蒸留水(3回); ケルンエヒトロート液(5分); 軽く水洗 ...
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- 英
- Grimelius stain
- 同
- Grimelius染色、好銀性染色 argyrophil stain
- 関
- 好銀反応
概念
- 神経内分泌細胞の分泌顆粒を褐色~黒色に染色する。
- 核は赤色に染色される。
染色される細胞
- 膵島α細胞(グルカゴン)、消化管好銀細胞(ガストリン・ヒスタミン分泌)、消化管銀還元細胞(セロトニン分泌)、下垂体前葉内黄体形成ホルモン(LH分泌)、下垂体卵胞刺激ホルモン(FSH分泌)、下垂体副腎皮質刺激ホルモン(ACTH分泌)、甲状腺瀘胞細胞(カルシトニン分泌)、副腎髄質(エンケファリン分泌)、皮膚メラニン保有細胞
参考
- http://www.jichi.ac.jp/pathology/index.php?%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E6%9F%93%E8%89%B2(Grimelius%20stain)
- http://www.nurs.or.jp/~academy/igaku/h/h181.htm
-好銀性染色
-Grimelius染色
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- 関
- 染色法