- 英
- F test, F-test
- 同
- 分散比検定 variance ratio test
WordNet
- the 6th letter of the Roman alphabet (同)f
PrepTutorEJDIC
- farad / forte
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/18 22:57:43」(JST)
[Wiki ja表示]
F検定(エフけんてい)とは、帰無仮説が正しければ統計量がF分布に従うような統計学的検定の総称である。この名称は、ロナルド・A・フィッシャーに敬意を表してジョージ・W・スネデカー(英語版)によって命名された。フィッシャーは1920年代に分散比による統計を最初に開発した[1]。
F検定には次のようなものがある:
- 正規分布に従う2つの群の「標準偏差が等しい」という帰無仮説の検定。これはt検定の前段階の「等分散性検定」として用いられる。ただし、このような前段階での等分散性検定の利用は正しくないという指摘も見られる[2]。
- 正規分布に従う複数の群(標準偏差は等しいと仮定する)で、「平均が等しい」(つまり同じ母集団に由来する)という帰無仮説の検定。この方法は分散分析に用いられる。
一般に統計量Fとは、2つの群の標準偏差の比であって、両群とも正規分布に従う場合にはFはF分布に従う。これを用い、Fの計算値が片側有意水準内に入るかどうかを検定するのがF検定である。
F分布関数はFの分母および分子に対応する2つの自由度をとる。
1 の場合には、両群の標準偏差(不偏分散の平方根)からFを求める。自由度は分母および分子に対し(各標本数 - 1)である。
2 の場合には、群内分散を分母、群間分散を分子としてFを求める。自由度は分母に対し(全標本数 - 群数)、分子に対し(群数 - 1)とする。
脚注
- ^ Lomax, Richard G. (2007) Statistical Concepts: A Second Course, p. 10, ISBN 0-8058-5850-4
- ^ Zimmerman(2014)
参考文献
- Donald W. Zimmerman (2004), Inflation of Type I Error Rates by Unequal Variances Associated with Parametric, Nonparametric, and Rank-Transformation Tests, http://files.eric.ed.gov/fulltext/EJ848306.pdf
統計学 |
|
標本調査 |
|
|
要約統計量 |
|
|
統計的推測 |
仮説検定 |
- 帰無仮説
- 対立仮説
- 有意
- 棄却
- ノンパラメトリック手法
- スチューデントのt検定
- ウェルチのt検定
- カイ二乗検定
- イェイツのカイ二乗検定
- 累積カイ二乗検定
- F検定
- G検定
- マン・ホイットニーのU検定
- Z検定
- フィッシャーの正確確率検定
- 二項検定
- 尤度比検定
- マンテル検定
- コクラン・マンテル・ヘンツェルの統計量
- ウィルコクソンの符号順位検定
- アンダーソン–ダーリング検定
- カイパー検定
- ジャック–ベラ検定
- シャピロ–ウィルク検定
- コルモゴロフ–スミルノフ検定
- 分散分析
- 共分散分析
|
|
区間推定 |
|
|
その他 |
- 最尤推定
- ベイズ推定
- 尤度関数
- カーネル密度推定
- 最小距離推定
- メタアナリシス
|
|
|
生存時間分析 |
- 生存時間関数
- カプラン=マイヤー推定量
- ログランク検定
- 故障率
- 比例ハザードモデル
|
|
相関 |
- 交絡変数
- ピアソンの積率相関係数
- 順位相関
- スピアマンの順位相関係数
- ケンドールの順位相関係数
|
|
モデル |
- 一般線形モデル
- 一般化線形モデル
- 混合モデル
- 一般化線形混合モデル
|
|
回帰 |
線形 |
- 線形回帰
- リッジ回帰
- Lasso
- エラスティックネット
|
|
非線形 |
- k近傍法
- 回帰木
- ランダムフォレスト
- ニューラルネットワーク
- サポートベクター回帰
- 射影追跡回帰
|
|
|
分類 |
線形 |
- 線形判別分析
- ロジスティック回帰
- 単純ベイズ分類器
- 単純パーセプトロン
- 線形サポートベクターマシン
|
|
二次 |
|
|
非線形 |
- k近傍法
- 決定木
- ランダムフォレスト
- ニューラルネットワーク
- サポートベクターマシン
- ベイジアンネットワーク
- 隠れマルコフモデル
|
|
その他 |
|
|
|
教師なし学習 |
|
|
統計図表 |
- 棒グラフ
- バイプロット
- 箱ひげ図
- 管理図
- 森林プロット
- ヒストグラム
- Q-Q プロット
- ランチャート
- 散布図
- 幹葉図
|
|
歴史 |
|
|
応用 |
- 社会統計学
- 生物統計学
- 統計力学
- 計量経済学
- 機械学習
- 実験計画法
|
|
出版物 |
|
|
カテゴリ |
|
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- ビジネスマンのための基礎からの統計学(11)回帰分析の実際(2)モデル選択
- 不動産鑑定 = Appraisal & finance : アセット・ビジネスを考える人のコマーシャル・マガジン 51(6), 85-91, 2014-06
- NAID 40020056366
- 測地的手法によるダムや斜面の変形解析 : 理論的手法
- 複数の統計量を用いた誤対応点除去による基礎行列の最尤推定(高精細度画像処理・表示,一般)
Related Links
- F検定(等分散の検定) まず「等分散とは? ... 独立2群の差の検定の場合、二標本t検定 には「正規分布である」「等分散である」の二つの条件が必要である。そのため、たとえ 正規分布していても等分散でなければ二標本t検定を使ってはいけない。 この等分散か ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- assay、test、assay、test
- 関
- アッセイ、検査、検定法、試験、試験法、測定法、定量、テスト、分析、アッセイ法
- 母数についてある特定の家庭を設定し、その仮定が正しいかどうかについて統計学的に伴ダンスrための手法である。設定した帰無仮説の下で、ある特定の統計量が得られる確率を求める。その検定により得られた確率(p値)がある基準(有意水準)より小さければ、母数に関する帰無仮説が間違っている可能性が高い(有意差がある)と判断する。(QB)
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E8%AA%AC%E6%A4%9C%E5%AE%9A
[★]
フェニルアラニン phenylalanine