- 英
- stamen
- 関
- 雄しべ
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- the male reproductive organ of a flower
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- (植物の)雄ずい,おしべ
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/05 21:43:32」(JST)
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雄蕊(雄蘂、ゆうずい、英: Stamen)は、被子植物の花を構成する要素の一つ。一般的には「おしべ」といわれ、花粉を入れる袋状の葯(やく)(Anther)と葯を支える花糸(かし)(Filament)という部分で構成される。ただし花糸に当たる部分がないものや、糸状でなく葉状になっているものもある。さらに八重咲きなどの花では雄蕊が花弁(花びら)状に変化している。
雄蕊は、葯より花粉を出して、雌蕊の先(柱頭)に受粉させる役割を持っている。ふつう葯は2つの半葯からなり、半葯はさらに2つの花粉嚢(葯室)という袋からなる。 花粉嚢には花粉が入っており、花粉の出口は縦に裂けるもの、横に裂けるもの、穴が開いているものなど植物により形状が異なる。
雄蕊はシダ植物の小胞子葉に相同(花粉が小胞子、花粉嚢が小胞子嚢に当たる)である。裸子植物では花粉嚢のついた鱗片状のものが多く、雄蕊でなく小胞子葉ということが多い(これが集まったものは雄花ともいわれる)。
雄蕊に関する用語
- 単体雄蕊
- 全雄蕊の花糸が基部でひとまとまりに繋がっている形状。ツバキ属などにみられる。
- 二体雄蕊
- 全雄蕊の花糸が基部で二組のまとまりに繋がっている形状。同様な考え方で、三体雄蕊、多体雄蕊などという用語もある。
- 集葯雄蕊
- 複数の花糸が葯の部分で繋がっている形状。キク科植物などにみられる。
- 蕊柱
- 雄蕊と雌蕊が合体したもの。ラン科植物にみられる。
関連項目
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Japanese Journal
- 西川 芙美恵,岩崎 光徳,深町 浩,野中 圭介,今井 篤,遠藤 朋子
- 果樹研究所研究報告 (12), 27-32, 2011-03
- … 形態的な花芽形成は顕微鏡下で6月4日以降に観察され、雄ずいは6月18日以降に観察された。 …
- NAID 120005321482
- 和田 雅人
- Gamma field symposia (47), 59-65, 2010-05
- … リンゴのMdPI(MdPISTILLATA)遺伝子は花器官形成におけるクラスB遺伝子として機能し、花弁と雄ずい形成に重要な役割を果たしている。 … In situハイブリダイゼーション法を用い花芽の発達時期でMdPI遺伝子の発現を観ると花弁と雄ずいに局在していた。 … しかし発達後期になるとそれ以外に雄ずい維管束での発現も観られた。 …
- NAID 120005450662
Related Links
- おしべのこと。花をつくる一要素で生殖をつかさどる重要な器官。おしべ。 けんさくの使い方 ゆうずい【雄ずい】 おしべのこと。花をつくる一 要素 (ようそ ) で 生殖 (せいしょく ) をつかさどる 重要 (じゅうよう ) な 器官 (きかん)
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