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WordNet
- a large class of sedentary marine coelenterates that includes sea anemones and corals; the medusoid phase is entirely suppressed (同)class Anthozoa, Actinozoa, class Actinozoa
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/04/03 11:59:05」(JST)
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花虫綱 |
イシサンゴの一種(Scleractinia)
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分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
刺胞動物門 Cnidaria |
綱 |
: |
花虫綱 Anthozoa |
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学名 |
Anthozoa
Ehrenberg、1831年 |
亜綱 |
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カリフォルニアのGiant green anemone
花虫綱(かちゅうこう、Anthozoa)は、イソギンチャクやサンゴを含む、刺胞動物門の一分類。他の刺胞動物と異なり、花虫綱は、その発生の段階においてクラゲの時期を経ない。その代わりに、精子と卵子を放出してそれらがプラヌラを形成し、基質に付着して成長する。出芽などにより無性生殖で増えるものもある。
刺胞動物門の動物は、刺胞で食物を捕捉する。イソギンチャクは魚を食べ、サンゴはプランクトンを食べる。造礁サンゴなどのように藻類や渦鞭毛藻と共生する種もいる。褐虫藻はホストが排出する窒素化合物や二酸化炭素を得、その代わりにホストは光合成の能力を得たり炭酸カルシウムの生産量を増やしたりできる[1]。
イソギンチャクやある種のサンゴは単独で生活するが、多くのサンゴは遺伝的に同一のポリプからなる群体を作る。そのようなポリプは形態的にはイソギンチャクによく似ているが、遙かに小さい。
分類
系統
六放サンゴ亜綱 |
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ハナギンチャク目
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イソギンチャク目
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ツノサンゴ目
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ホネナシサンゴ目
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イシサンゴ目
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スナギンチャク目
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八放サンゴ亜綱 |
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花虫綱の系統 |
花虫綱は、八放サンゴ亜綱と六放サンゴ亜綱に分類される。これらは単系統群で、ポリプの構造が8軸または6軸で対称である[2]。かつてはハナギンチャク目も亜綱の1つだと考えられていたが、ハナギンチャク目とクロサンゴ目は、現在では六放サンゴ亜綱に含められている。六放サンゴ亜綱にはその他にイソギンチャク目、スナギンチャク目、イシサンゴ目などが含まれる。リボソームDNAの研究によると、ハナギンチャク目は単系統群で最も古い[3]。
八放サンゴ亜綱は、ウミエラ目、ウミトサカ目、アオサンゴ目を含む。ウミウチワはウミトサカ目の一種であるが、以前は別の目に分けられていた[4]。
多くの絶滅したサンゴは、カルシウムの殻の化石によって分類される。現在のイシサンゴ目と似た祖先を持っていると考えられ、5億7000万年前から2億4500万年前の古生代の頃から生息していた[5][6]。
- Numidiaphyllida †
- Kilbuchophyllida †
- Heterocorallia †
- Rugosa †
- Heliolitida †
- Tabulata †
- Cothoniida †
- Tabuloconida †
出典
- ^ Contribution to the BUFUS Newsletter, Field excursion to Milne Bay Province - Papua New Guinea, Madl and Yip 2000
- ^ France, S. C., P. E. Rosel, J. E. Agenbroad, L. S. Mullineaux, and T. D. Kocher (March 1996). “DNA sequence variation of mitochondrial large-subunit rRNA provides support for a two subclass organization of the Anthozoa (Cnidaria)”. Molecular Marine Biology and Biotechnology 5 (1): 15–28. PMID 8869515.
- ^ Chen, C. A., D. M. Odorico, M. ten Lohuis, J. E. N. Veron, and D. J. Miller (June 1995). “Systematic relationships within the Anthozoa (Cnidaria: Anthozoa) using the 5'-end of the 28S rDNA”. Molecular Phylogeny and Evolution 4 (2): 175–183. doi:10.1006/mpev.1995.1017. PMID 7663762. http://www.sciencedirect.com/science?_ob=MImg&_imagekey=B6WNH-45R889V-14-1&_cdi=6963&_user=10&_orig=search&_coverDate=06%2F30%2F1995&_qd=1&_sk=999959997&view=c&wchp=dGLbVzz-zSkzV&md5=531282d4acffe5b53431d2dcb91df8a8&ie=/sdarticle.pdf.
- ^ Daly, M.; Brugler, M.P., Cartwright, P., Collins, A.G., Dawson, M.N., Fautin, D.G., France, S.C., McFadden, C.S., Opresko, D.M., Rogriguez, E., Romano, S.L. & Stake, J.L. (2007). “The phylum Cnidaria: A review of phylogenetic patterns and diversity 300 years after Linnaeus”. Zootaxa 1668: 1-766. ISSN 1175-5326. http://www.nhm.ku.edu/inverts/pdf/daly%20et%20al%20Zootaxa.pdf.
- ^ Oliver, W. A., Jr. (1996). “Origins and relationships of Paleozoic coral groups and the origin of the Scleractinia”. In G. D. J. Stanley (ed.). Paleobiology and Biology of Corals. Columbus, Ohio: The Paleontological Society. pp. 107–134.
- ^ Ben Kotrc (2005年). “Anthozoa: Subgroups”. Fossil Groups. University of Bristol. 2009年3月23日閲覧。
外部リンク
- Integrated Taxonomic Information System
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Japanese Journal
- <研究・技術報告>台風4号が白浜町を通過した2012年6月19日の翌日にさらに陸側に移動した京都大学瀬戸臨海実験所"北浜"に打ち上がった大型の死んだイシサンゴ(刺胞動物門、花虫綱、六放サンゴ亜綱、イシサンゴ目、キクメイシ科)
- 瀬戸臨海実験所年報 = Annual report of the Seto Marine Biological Laboratory 25, 48-49, 2012-07-30
- NAID 120005333894
- 日本産イシサンゴ類Alatotrochus(フタエツツミサンゴ属:新称)およびSphenotrochus(ムギツブサンゴ属:新称)の再検討と一新種の記載(刺胞動物門:花虫綱:イシサンゴ目:ツツミサンゴ科)
Related Links
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