- 英
- compilation, editing, compile, edit
WordNet
- supervise the publication of; "The same family has been editing the influential newspaper for almost 100 years"
- cut or eliminate; "she edited the juiciest scenes" (同)blue-pencil, delete
- cut and assemble the components of; "edit film"; "cut recording tape" (同)cut, edit out
- prepare for publication or presentation by correcting, revising, or adapting; "Edit a book on lexical semantics"; "she edited the letters of the politician so as to omit the most personal passages" (同)redact
- use a computer program to translate source code written in a particular programming language into computer-readable machine code that can be executed
- the act of compiling (as into a single book or file or list); "the job of compiling the inventory took several hours" (同)compiling
- something that is compiled (as into a single book or file) (同)digest
- putting something (as a literary work or a legislative bill) into acceptable form (同)redaction
PrepTutorEJDIC
- …‘を'編集する / 〈原稿など〉‘を'校訂する,〈本など〉‘を'監修する / (…から)〈文章など〉‘を'削除する《+『名』+『out of』+『名』》
- 〈資料など〉'を'まとめる / 〈辞書など〉'を'編集する
- 編集;〈C〉編集した物
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/04/09 09:33:11」(JST)
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ウィキペディアにおける編集については、Help:ページの編集をご覧ください。 |
編集(へんしゅう)とは、書物(書籍や雑誌)・文章・映画、などの知的集積の制作過程の一部。すでにある程度出来上がっている素材を、取捨選択、構成、配置、関連づけ、調整、などすることである。
元の用字は編輯。「輯」は車輪の中心にスポークが集まって車輪をなす様子を現し、「あつめる」という動詞でもある。なお書物の編集においては、全集や辞典・百科事典など大部なものを対象とするときは「編纂(へんさん)」、また歴史書・教科書などを対象とするときは「編修(へんしゅう)」の表記を使うことがある。
転じて、編集をやり直すことや、既存のものに変更を加える(改訂)ことをも編集ということもある。特にコンピュータ関連では、既存のファイルの一部(あるいは全部)を変更することを「ファイルを編集する」と言い表す。ウィキペディア内で散見される「記事(あるいはページ)を編集」という表現も、多くはこの意味である。
目次
- 1 「編集」の多義性
- 2 編集実務
- 3 参考文献
- 4 関連項目
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「編集」の多義性
「編集」と訳される英単語は、editのほかにcompile、redaction、revision、bookmakeなどがある。
- edit(エディット)
- 一般的に「編集」の語を英訳するとなると、この語が提示される。この「編集」は、著作物の修正・註記・改変・削除などの権限を伴う。編集者が行う業務であり、編集部註などとあるのは、この編集である。
- 映画の場合、既に撮影された素材から取捨選択・並べなおしを行い、(音声を除いて)最終的な映画作品に完成させる行為であり、この「編集権」が誰に属するかで紛糾が起きる場合が多い(現在のハリウッド映画においては、最終的な編集権はほとんどスタジオ側が持っており、監督の意向が無視されることもしばしばである。そのため、のちに独自の「ディレクターズ・カット版」などが上映・発売される場合がある)。
- compile(コンパイル)
- コンパイルというと日本語の文脈の中ではコンピュータ用語として扱われることが多いが、これも「編集」する、という意味である。コンピュータにおけるコンパイルとは一般に、人間に理解できるプログラミング言語で書かれた機械への指示を、演算装置が理解できる形に翻訳・再構成することであり、これもまた編集である。→コンピレーション
- 著作物一般に関しても、手を加えずそのまま整理・配列する作業を指す。
- redaction(リダクション)
- 印刷物をはじめとする成果物を作る目的で行なわれる、編集・改訂・校訂の行為、またはそのプロセスのこと。または、編集・改訂・校訂の成果としてできあがった改訂版の現物を指して言う言葉。 redaction と reduction は別の英単語であるので、混同しないように注意する必要がある。一般的には、オーディオにおけるノイズリダクションは、noise reduction であって、noise redaction ではない。reduction (縮小・削減・低下という意味)は reduce (減らすという意味)という動詞から派生した名詞である。 noise reduction の意味は、ノイズを減らすことである。
- bookmake(ブックメイク)
- この「編集」は、次項で述べる「編集実務」を指す。狭義の編集を行うだけではなく、企画立案から表装までも含む業務である。おそらく訳せば「本づくり」とするのが正確であろう。この語ならば編集だけでなく、造本(装訂や製本)までも入るためである。
- bookmakerは編集者だけではなく、場合によって出版社、製本会社を指す。また、(私設の)賭博の胴元を指すこともある。
bookmakeはeditの全範囲や、他の二つの語の指す業務も含むが、それらがbookmakeの下位概念であるわけではない。bookmakeには音楽や映像、ウェブの編集が含まれないからである。editは内容に手を加えるという側面を多分に孕み、一方compileは改変してはならない。データの内容を追記・削除・変更を行えないテキストエディタは役に立たないし、コンパイラが自らの創作的な解釈によって変換を加えるようであれば、それはバグと見なされる。
編集実務
編集実務(へんしゅうじつむ)とは、本(書籍・雑誌など)やパンフレットなどの刊行物の生産に当たって、内容の編集そのものだけでなく、企画から原稿依頼・原稿整理・校正・割付(レイアウト)・装幀なども含む実務作業一般を指す。
編集実務が職業として独立するのは日本では明治時代以降で、それ以前は著作家と編集実務を担当する「編集者」は未分化であった。現代において出版業界において編集者は、単に原稿のやりとりをしたり印刷・製本工程に指示を与えるだけではなく、企画立案から、著者に資料提供や助言をおこない、プロデューサー的な役務をもこなす職業となっている。
書籍(などのテキスト)の編集実務は、映像・音楽の編集と違って何らかの特殊な機材(や、ソフトウェア)が必要なわけではない。無論、本づくりのための知識(印刷や用紙、流通について)や小道具(紙の本を作るならば定規や、級数表・歯送り表など)は必要だが、それはbookmaking的な編集のためのものであって、editingな編集作業の本質は、純粋に編集者の脳内に存在する。他の分野の編集でも無論その側面はあるが、「手元になにもなくてもできる」という意味で、その傾向が特に強いと言える。
参考文献
日本エディタースクール編『標準 編集必携』 日本エディタースクール 1987/8 ISBN 4888883254
関連項目
- 編纂
- 編集者
- 映像編集
- 松岡正剛
- 編集プロダクション
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